トランスフォーマー ダークサイド・ムーン DD13 サウンドウェーブ : DXクラス レビュー |
■ 発売元:タカラトミー ■ 価格:2,730円 (本体のみ税込) ■ サイズ:全高約13.5センチ(ロボットモード時頭頂高) ■ 登場作品:トランスフォーマー ダークサイド・ムーン ■ シリーズ名:トランスフォーマー ■ 11年12月23日登録 |
実写劇場版TF3作目 『 トランスフォーマー ダークサイド・ムーン 』 より、
DXクラス版サウンドウェーブをレビュー!! マッチョなHA版の後だっただけに、「小せえ」、「華奢だ」、とネガティブコメントがあふれている ようですが、なかなかどうして魅力的なアイテムに仕上がっていますよ。 |
DD13 サウンドウェーブ ビークルモード | |
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ビークルモードはメルセデス・ベンツ SLS AMG。 特徴的なガルウィングドアは残念ながら開閉しません。 ヘッドランプとリ窓はクリアパーツ製。 ブルー系だったHA版より一見実車に近い印象を受けますが、 内側がゴーカイに透けているのは痛し痒し。 | |
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シルバーに輝くアルミホールの奥にはディスクパッドが造形され質感も充分! 小さいながらもエンブレム、給油口等は適当に再現されています。 ナンバープレートの例の文字は描かれていません。 |
DA05 バンブルビーと2ショット! 価格はさておき、車格はほぼ同じくらいの2台ですが、サウンドウェーブの方が気持ちコンパクトに見えます。 |
メックテックウェポン、サテライトパルスカノンを装備。 ルーフトップ上の2ヶ所のジョイントは、装備無し状態では バネ仕掛けで閉じるお馴染みの仕様。 | |
後部のレバーを引くとパラボラアンテナ形態に変形します。 他の多くのDXメックテックウェポン同様、この状態では固定できません。 | |
■ FRONT & REAR | |
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■ SIDE & BOTTOM | |
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DD13 サウンドウェーブ トランスフォーム | ||
@ テール部のジョイントを外し、キャビン上部を持ち上げ前方に移動します。 次にテール部を左右に開き、フロントタイヤから前を除くサイドパネルを後方に展開します。 | ||
A サイドパネルを180度展開し、下側から見たところ。 サイドパネルをコの字を描くように曲げて覆い、トランク部を起こして足を形成します。 | ||
B ボンネットを開き、ヘッドランプ部を下に向けます。 下の画像は裏返したところから。 | ||
C 再び下側から。 エンブレムの付いた二連丸部を持ち上げ、肘の軸関節を伸ばし、肘軸から90度外側に捻ります。 続いて下側に覗いていた頭部をボンネット上方向に展開します。 | ||
D まずキャビン内に収納されていたロボットモード用のフロントグリルを展開します。 次にビークルモード用のフロントグリルを頭部ごと下に降ろして反転させ奥に押し込み、ロボモード用グリルで覆って胸部を形成します。 この時、頭部を徐々に下していくと、肩の固定ジョイントが外れ、肩が開くようになります。 | ||
E ヘッドライト部をタイヤを軸に後方にかわしながら、肩フレームをシーソーのように内側に倒して、トランスフォーム完了!
※手順は個人的なものです。 パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。 |
DD13 サウンドウェーブ ロボットモード | |
■ FRONT & REAR | |
肩のタイヤ、腕のレドーム状の意匠、胸のスリーポインテッドスターなどDOTM版サウンドウェーブ
の記号は一通り備えていますが、イカツイHA版とは全く異なるのスリム体型。 言わずもがなですが、背中のガワが大きすぎる・・・。 | |
DD02航空参謀殿と2ショット! この2体は並べてOKなサイズかも。 | |
■ BUST UP | |
頭部はクリアパーツ製ですが、なぜか集光ギミックは無し。 最近、メッキ風銀塗装ベースの頭がチラホラ出てきましたが、 アクロイヤーみたいでいいなぁ! | |
直線的なフレームと機械っぽい意匠が目立ちます。 ムービー初期の生体的ウネウネ感はほとんど見えなくなりましたね。 |
■ メックテックウェポン (サテライトパルスカノン) | |
メックテックウェポンは一瞬、パラボラアンテナ状武器に変形するカノン砲。 | |
後部レバーを引くと砲門が上を向き、左右両脇のスタビライザーがせり出して パラボラを形成します。 やはりアンテナモードでは固定できません。 | |
手に持つ他、両肩のジョイントに接続できます。 | |
■ イジェ〜〜クト | |
わざわざダミーを作ったのはこのせいでしょうか? | |
膝上にCジョイント武器を装着可能! |
ACTION | ||
首は左右回転のみ。 肩はボールジョイントで、ほぼ水平まで上がります。 肘は変形対応に長めの軸を使った重関節で、ほぼ180度曲がる他、捻りを加えることもできます。 | ||
股関節はボールジョイントで180度近くまで開脚可。 腿中間に回転軸あり。 膝は単関節で約90度曲がります。 腰に可動ポイントは無し、爪先は変形の都合で動きますが、アクションにはあまり寄与しないように思われます。 |
ギャラリー ※レーザービークはDD09サウンドウェーブより流用、メックテックウェポンはアンテナ形態で固定はできません。 |
【コメント】 変形は全般にシンプルですが、サイドパネルが覆うように形成される脚部や、フロントタイヤを肩口にたたむ部分など慣れてくると小気味よく決まりとても楽しいものになっています。 メックテックウェポンも大型カノンが瞬時にパラボラアンテナ型武器に変わるなど、ハッタリが効いていてこれも楽しい。 個人的に思う改善ポイントはまず、首の可動で、なぜボールジョイントにしなかったのか疑問。 そしてやはり何と言っても、背中のガワ処理。 股間からだらりと変な物体が顔を出しておりいかにも面妖ですが、もう一段階たたむなり、上方向にスライドさせるなり何とかならなかったものでしょうか。 と課題をワザと残すかのように終了していく?DOTMですが、このサウンドウェーブももちろんお気に入りになりました。 コンパクトサイズではありますが、ビークルモード、ロボットモードとも、そこそこ作り込んであり、ファンならば買っても良い仕上がりに思います。 以上、ダークサイドムーン DD13 サウンドウェーブのレビュー終了! |