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トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
DA10 オートボットトップスピン : DXクラス レビュー


■ 発売元:タカラトミー
■ 価格:2,730円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約14.0センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 11年5月19日登録
実写劇場版TF3作目 『 トランスフォーマー ダークサイド・ムーン 』 より、
新鋭オートボットトップスピンをレビュー!!

トップスピンは、ディセプティコンを追って銀河を駆け巡る兵器製作の
スペシャリスト集団・レッカーズ所属の戦士です。



DOTM オートボットトップスピン ビークルモード



ビークルモードは重武装化されたレーシングカー。

ベースはシボレー・インパラの NASCAR(ナスカー)仕様とのことですが、強化されすぎてて正直よくわかりません。


窓にはブルーグリーンのクリアパーツを使用。

車体にはオートボットのマークと共に、NASKARスプリントカップやスポンサー企業のLOWE'S(住宅リフォーム小売チェーン)など、実際のレースモデル風のロゴがプリントされています。

ルーフ、左右ドアに装備された計4丁のブラスターは、5mmジョイントにより着脱可能。
もちろん大小の入れ替えもOKです。

取り外すと、少しはスッキリ・・・しませんね。

リベンジのDXクラスで人気だったサイドスワイプと2ショット。

大きさはトップスピンの方がややコンパクト。
仕上がり的には塗装部分の多いスワイプが高級に見えます。

ちなみにボイジャーのオプトレに入る大きさ。
(ブラスターは外します。)

メックテックウェポンのヒートコンバットクローを装備。

5mmジョイントなので、ブラスターの位置にも取り付け可能ですが、
クロー展開状態でドアに装着すると車体が片側浮きあがってしまいます。


なんちゃってビークルバトルモード。



■ FRONT & REAR

■ SIDE & BOTTOM




DOTM オートボットトップスピン トランスフォーム


@ まず、4丁のブラスターをすべて後ろ向きに方向変換。

次にリヤフェンダーのロックを外し、サイドパネル全体をフロントフェンダーを軸に下方向に展開します。


A フロントタイヤ後ろ部分のステーを伸ばし、フロントフェンダーを下に回して引き込みます。
B サイドパネルを、ガバッと前方に回します。
C ドア下だった部分から爪先を引き出しつつ、リヤフェンダーを内側に折り込んで脚部を形成。
D ボンネットを上に持ち上げ、フロントグリルを内側に畳みます。

次に露出した下半身先端の二つの突起を、中央で結合させます。
D タイヤを動かして、干渉をかわしながら下半身を180度回転。
D リヤ部をルーフから引き出すように左右に分割し、後端を畳みます。
D 次にルーフ部分をZ型に折り込むようボンネットに被せます。
E フロアパネルを左右に分けて腕とし、向きを整えつつ降ろします。

最後にエルガイムのように頭部を前に引き出して、トランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



DOTM オートボットトップスピン ロボットモード


■ FRONT & REAR

メリハリの利いたアスリートボディにハサミ型クローや武装バインダーなど
様々な要素がぶち込んであります。

どっかのアニメにヘンに影響されている気が・・・。


■ BUST UP
ゴリラが長髪のヅラをかぶったような印象的な顔。

なかなか魅惑的ですが、個人的には全日に来ていたリッキー・スティムボードに似ているように思います。

ゴーグルは集光ギミック搭載で、見る角度によって表情が変わります。





RAスワイプとロボットモードで2ショット!

情報量もさほど変わらず、身長など返ってトップスピンの方が高いくらいですが、
何というか量感というか、密度感が軽いような気がします。


■ メックテックウェポン (ブラスター ⇔ コンバットクロー)
 
メックテックウェポンは一瞬、ピンチ型のクローに変形するブラスター。
ボウガンの様でもあります。

 
中ほどの白いレバーを後方に引くと、銃口が格納され、左右のクローが閉じます。
スプリングギミック内蔵で、クロー型では固定できません。


両肩のバインダーを動かして、強襲形態を再現。

付け根の軸、フレーム中ほどの軸、バインダー内側のボールジョイントにより
様々なアングルに向けることができます。(フレームの軸は通常は深く折ってロック)

フレームに一か所回転軸が入ったら、もっと自由に使えたように思います。

メックテックポイントは5mmジョイントなので、武器を入れ替えて遊べます。

袖下はCジョイント対応。




ACTION

頭部はボールジョイント+ヒンジで広範囲に動きます。

首がちょっと長くて浮いているように見えるのがアレですが。
肩はボールジョイントで地面と水平位まで上がります。

上腕付け根に回転軸、肘は単軸で約90度曲がります。
クローは開閉可。

腰は回転軸で回ります。
股関節はボールジョイントで、腿に回転軸はありませんが、内外に若干捻ることができます。

膝は二重関節で180度近くまで曲がります。
足首、というか爪先はボールジョイントで開閉、傾きも付けられます。

踵が固定なので接地性と安定感は今一つですが、アクションは充分に演出できます。



ギャラリー
















スグレものです!!

まず、可動部位が多く、多彩なアクションポーズが楽しめます。

また、メックテックウェポン以外にも4丁のブラスターが付属する、前腕がCジョイントに対応するなどプレイバリュー、拡張性も抜群!!

何よりもビークルモードが凶悪な武装改造車なことに惹かれます!!!

5月組のDXクラス中ではこのオートボットトップスピンをナンバー1に推す声が多く、個人的にもそう思います。


顔のデザインにクセがある、

腕の内側など肉抜きのままで興ざめ、

バインダーが少し扱いづらく、股関節のボールジョイントの保持力が弱め、

等々課題もありますが、取りあえず何かDOTMアイテムを買おうと思っている方には、DXではこのトップスピンをおススメします。

あとDX全般ですが、メックテックウェポンが展開(収束)状態で固定できないので、何らかの工夫が必要ですね。