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トランスフォーマー サイバーバース オプティマスプライム
プレビューパック レビュー


■ 発売元:タカラトミー
■ 価格:1,995円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約10.0センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 11年5月09日登録
レジェンズクラスのトランスフォーマーに様々なプレイバリューを組み込んでいく新シリーズ “サイバーバース”!

何は無くともオプティマス、ということで今回は、海外版プレビューパックからジェットパックを装備したオプティマスプライムをレビューします!!








“トランスフォーマー サイバーバース”はレジェンズクラス相当の簡易変形フィギュアに、アーマー的武装や、基地遊び要素などを加味した劇場版TF3「ダークサイド・ムーン」における新展開。


小サイズとリーズナブルな価格設定でコレクションしやすく、さらに日本版にはオリジナルの“メックテックカード”が付属し、店頭やウェブ、携帯ゲームなどで様々な遊びが楽しめるようになっているとのこと。


  中位クラスにはアサルトビークルから小型バトルステーション、さらにはメックスーツ等に変形するアイテムまで用意され、そのプレイバリューや拡張性にも注目されます。


すでにDOTMのメインキャラが多数発売予定となっている他、、一作目登場で人気のブラックアウトや、G1キャラのパワーグライドまでラインナップされるとのことで、その世界観は壮大に拡がっていく様相を見せています。


以下にレビューするサイバーバース オプティマスプライムは海外で既に先行発売されているプレビューパックで、ジェットパック装備のサイバーバース オプティマスプライムに、発売元であるハズブロ社のウェブサイトを立体的に見ることのできる赤青セロファンの3Dグラスが同梱されたものです。


このオプティマスは、細かい仕様の変化はあるかもしれませんが、タカラトミー公式サイトにアップされた画像と照らし合わせて、おそらく7月発売予定の国内版 CV04オプティマスプライムと同アイテムと推測されます。
サイバーバース オプティマスプライム ビークルモード



ビークルモードはピータービルト・379モデル・トレーラートラックのキャビンに
2連ブラスター搭載のジェットパックを積んだもの。

造形&塗装はこのサイズとしては問題のないレベルに思われ、
タイヤは6輪とも回転し、転がし走行が可能です。

スカウトクラスのブリーチャー、レジェンドクラスアイアンハイド(1作目)と3ショット!

TFでスケールの統一など望むべくもありませんが、取りあえずこの3体は一緒に並べて遊んでも
いいかな・・・と思う。



主翼は展開可能。
なんちゃってフライトモードです。


ノズルは造形も細かくできており、小さいながらも迫力十分!



後輪下のダボにブラスターを装備することができます。



ジェットパックはもちろん着脱可。
この状態でもカッチリ仕上がっています。


キャビン後ろのバーにCジョイント武器を接続できるようです。
排気塔部分は取り付けられないことはありませんが、かなり緩いです。




■ FRONT & REAR


■ SIDE & BOTTOM





サイバーバース オプティマスプライム トランスフォーム


@ キャビン後部を左右に展開します。

続いてボンネットとキャビンを分割し、キャビンから後ろを後方にスライドさせます。
A ボンネットを左右に分割し、前方に伸ばして脚部を形成。

さらにボンネット下(腰部)を180度回転させ、結合部をロックします。
B 開いていたキャビン後部を前に回して展開し、肩部と腕部を形成。
C ルーフから頭部を引き起こし、キャリア部を左右に分割して90度起こして背中に付け、トランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



サイバーバース オプティマスプライム ロボットモード


■ FRONT & REAR

頭身も高くスマートでスタイリッシュなシルエット。
簡略化に奔らず情報量もそこそこ、配色も適切に思います。


■ BUST UP
なかなかイケ面ですが、ちょっと塗装が雑。
右胸脇にオートボットのマークがプリントされ、集光ギミックはありません。




■ EQUIPMENT STYLE
背中にウイングブレード、両手にイオンブラスターを装備。
ゴテゴテし過ぎず、バランスよくまとまっています。


ブリーチャー、アイアンハイドとロボットモードで3ショット。

各パーツごとの大きさはレジェンズのアイアンハイドに近いのですが、 膝関節から
下が伸びているためスカウトのブリーチャーと遜色ない身長になっています。



■ イオンブラスター
イオンブラスターは手に持たせるほか、背中のダボ穴にマウント可能。
ブラスター同士が連結とかできれば、尚、面白かったですね。


■ ウイングブレード

<参考> ウイングブレードはL字型のCジョイントをビークル、ロボットで使い分けますが、
背中を変形し、ビークル側ジョイントを使えばこのように種っぽく装備することも可能です。


ちょっと窮屈ですがショルダーキャノン形態。


袖口はCジョイント対応なので、ウイングブレードをシールドのように構えたり、他の武器を取り付けることもできます。





ACTION

首は固定で無可動。

肩はボールジョイントで地面と水平近くまで。

肘は二重関節に見えますが、単軸仕様です。
股関節はボールジョイントで左右開脚は180度弱。

膝は単軸で約90度曲がります。

腰、足首は固定で動きません。



ギャラリー

















このオプティマスに限ってみると、プロポーションは、今までのレジェンズクラスにありがちなデフォルメ感はなく、頭身キープをしつつ縮尺したような印象。

もう少し他のアイテムを手に取ってみないとわかりませんが、実写映画のリアルなイメージはそのままに遊びの幅を広げようとする試みを感じました。

可動はクラス的には妥当ですが、首や腰動かないのはちょっと窮屈。

プレイバリューは豊富で満足ですが、真価が問われるのはこの単体ではなく、他アイテムと絡んでからですね。

まずは7月組のスペースシップアークやバトルステーションセットのバンブルやスタスクに期待。

後々にはフルボディでメックスーツ仕様のオプティマスやメガ様も予定されているようでこちらも楽しみです!

7月まで待てない方、3Dメガネが欲しい方は是非!!