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トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
DA05 バンブルビー&メックテックホルダー : DXクラス レビュー


■ 発売元:タカラトミー
■ 価格:2,730円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約13.0センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品:トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
■ シリーズ名:トランスフォーマー

■ 11年8月02日登録
実写劇場版TF3作目 『 トランスフォーマー ダークサイド・ムーン 』 より、
バンブルビーをレビュー!!

劇場版の顔ともいうべき人気者バンブルビーですが、近作ではどんな成長を見せてくれるのでしょうか?!



DOTM バンブルビー ビークルモード



ビークルモードはおなじみラリー・イエローのシボレー・カマロSS。

ランプ周りは全て塗装ですが、窓は全てブルーのクリアパーツ製。
シルバーに輝くアルミホイールとリヤのウイングスポイラーがパワフルさを演出します。


今回登場するレッカーズに影響されたか、左右の窓は引き込まれ、
ストックカーレースなどで見られるネットが張られています。

ドアを開ければ、内側から窓を起こすことができます。
(サムはHA バンブルビーものを使用)


DA03オプティマスと2ショット!

スケール的には若干違和感がありますが、個人的には並べても妥協できる範囲内・・・。

メックテックウェポン、プラズマクラスターカノンを装備。

ルーフ上のメックテックポイントはDXロードバスターなどと同様、
バネ仕掛けで塞がるギミックを内蔵。

なんちゃってビークルバトルモード。
(フロントのブラスターはトップスピンのモノを使用)

【左】ルーフの内側にはブラスターらしき造形が!

【右】ボンネットを持ち上げると5oジョイントが出現。
(白化、割れの例があるようなのでご注意を!)


■ FRONT & REAR

■ SIDE & BOTTOM




DOTM バンブルビー トランスフォーム


@ 左右のドアとフロントタイヤを開き、合わせます。


A キャビン上部全体を持ち上げ、リアウインドウ部をルーフの上に、ボンネットをルーフの下にたたみます。

この時、ドアのウインドウを内側から展開しておきます。
B リア部を左右に分割します。
C リアフェンダー前部を展開し、底部から足を引き伸ばします。

展開したフェンダー部を戻して、アーマーとして腿を覆います。
D フロント底部から腕を起こし、左右に広げます。
E ヘッドライト周りを上に持ち上げ、角度を調整し、バンパー部分を反転します。
F フロント部分を倒してボディに被せ、腕を調整し、トランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



DOTM バンブルビー ロボットモード


■ FRONT & REAR

パーツ割も以前のバンブルビーをほとんど踏襲しており、
ファンならば一瞥でバンブルビーとわかるスタイリング。

背中のガワ処理が問題ですが、プロポーションはメリハリが
効いて格段に良くなった印象です。

塗装は他のダークサイドムーンシリーズ同様、やはり色が
足らず寂しいですね。


■ BUST UP
「カワイい」と「コワい・・」が紙一重な顔。(どちらかは言えない)
銀一色なのが何とも残念。

目は集光ギミック搭載ですが、ほとんど光りません。

首位置がめり込んでいるのといかり肩で、今までの
どのバンブルビーよりマッチョに見えます。

ボイジャー オプティマスとロボットモードで2ショット!
オプはやはりリーダークラスの方がよいかな・・・。


■ メックテックウェポン (ブラスター ⇔ プラズマクラスターカノン)
メックテックウェポンは一瞬、カノン砲に変形するブラスター。

後部のレバーを下げるとスプリングギミックで砲身が展開し、サイトがせり上がります。
やはりプラズマカノンモードでは固定できません。

HAバンブルビーのように背中のボンネットを展開すると、
5oジョイントにメックテックウェポンを装着可能。


腕にはCジョイント武器を取り付けることができます。




ACTION

頭部はボールジョイント接続。

可動域は狭めですが、バンブルビーらしい小首を傾げたような動作が可能。
肩はボールジョイントで腕を地面と水平以上に上げることができます。

肘は単軸で可動域は充分、すぐ上に回転軸もあります。
手首には軸があり、折り返し動作が可能です。

若干ですが親指と他の指が開閉できます。
腰に回転軸あり。 股関節はボールジョイントでほぼ180度左右開脚が可能です。
膝は単軸で約90度。

足首も単軸で、前後方向にしか動かず、接地性はよくないです。

できればボールジョイントがよかった。



ギャラリー














※メックテックウェポンはキャノン形態で固定はできません。

【コメント】

バンブルビーはこれで何度目かキャラですが、総合的には安定していると感じます。

特にプロポーションは両モードとも群を抜いて良いのではないでしょうか。

可動も足首の接地性と股関節が抜け気味なのを除けば、ストレスなく良く動くと思います。

個人的には手指がせっかく開閉式なのだから、メックテックウェポンを持てる仕様にして欲しかったですね。


さて、メックテックシリーズ全般についてですが、ボイジャー、DXとも1割くらい小さめになっている印象。

今までのアイテムに慣れているとやはり物足いですが、個人的には手頃で扱いやすくなった感もあります。

パーツ数や塗装工程などは総じて減っている印象ですが、その分、各部のモールドは細かく凝って作られた様に見えます。

チープ化したと言われても反論できませんが、化粧映えするスッピンというか、ちょっと塗装すると、驚くほど化けるのではないでしょうか。

変形については、以前はテクニカルに突出し、変形させるのが面倒になってしまうようなアイテムもありましたが、今回はどれもシンプルで直感的に操作しやすく、小さな子どもでも気軽に遊べるようになっている様に思われます。

アクション性能も等閑にされておらず、むしろ以前のものより可動範囲は広がっているイメージ。

一番の問題はガワ処理で、いくつかのアイテムは、無作法に背面に集中して追いやられたイメージがあり、プロポーションを大きく崩す要因になっています。

日本ではシリーズの名に冠された“メックテック”ですが、それぞれ違う個性の武装を付属させ、共通5oジョイントで着脱できるようにしたことは、素晴らしい試みに思われます。

集めれば集めるほど、プレイバリューが拡がっていく!

願わくば、DXシリーズの武器にも変形後に固定できる機能を与えて欲しかった。

また、同じようにCジョイントを設定したことで、実写ムービー版やユナイテッド(ジェネレーションズ)のみならず、この後に続くシリーズにも互換性を拡げていくのではないかと期待させます。

ただし、ものによってはジョイントの寸が微妙に違い、白化や、場合によって破損につながるケースもあるようで、できるだけ正確に統一していただきたく思います。

楽しみなキャラクターの発売が控えており、安易なリペイントや一部リデコなどで埋めることなく、オリジナリティの高いアイテムを送り出して欲しいですね。






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