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トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
DA13 スカイハンマー : ボイジャークラス レビュー


■ 発売元:タカラトミー
■ 価格:2,930円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約16センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品:トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
■ シリーズ名:トランスフォーマー

■ 11年7月08日登録
実写劇場版TF3作目 『 トランスフォーマー ダークサイド・ムーン 』 より、
スカイハンマーをレビュー!!

スカイハンマーは、果たして映画本編での出番があるのか不明なオートボットの航空指揮官ですが、
その正統派ヒーロー的なルックスで人気上々なトランスフォーマーです!



DOTM スカイハンマー ビークルモード



ビークルモードは攻撃ヘリ。
モチーフは特定できませんが、ハインドをカクカクっと先進的にリファインしたイメージ。


太く、力強く伸びるテールユニット。
メインローターは手動で回転します。

コクピットはクリアパーツを使用。
ちなみに変形後は前後の席が左右に分割されます。

エアインテークの内側も覗けます。

ランディングギアの展開、格納もOK。

メックテックウェポン・エナジョンソードを装備!

どうでもいいけど、なぜ“ジョン”なのか?

なんとランディングギアの造形が!

底面には機首に1つとスタブ翼に4つの5oジョイントのハードポイントがあります。

デフォで翼下に懸架されているミサイルポッドも5oジョイントなので、
いろいろな組み合わせが可能です。

ハードポイントをフル活用して超重武装モード!
件のミサイルポッドにはCジョイント武器も取付け可能。


■ FRONT & REAR

■ SIDE & BOTTOM




DOTM スカイハンマー トランスフォーム


@ テール部を、ボディとのロックを外し、下方に傾けながら左右に分割します。

次にテールとボディの間に露出した白い部分(腹)を、後方に伸ばすように90度起こします。
A 尾翼を内側にたたんで足を形成。

右足(画像)は垂直尾翼を内側に折り込んでからたたみます。

続いてテール全体を反転させ、スタビ状の白いパーツを展開し、水平尾翼を外側に倒します。

尾翼パネルが完全に合わさると、脛部突起がオートモーフ状に隆起します。
B 翼を下に傾けて本体とのロックを外し、後方に向けます。
C ボディ側部(腕)のロックを外し、ガバッと下に展開します。
D 機首を左右に分割し、肩を形成します。

ローター方向に捻りつつ、内側のパネルを鎖骨部を覆うように倒します。
E 手首を反転させて引き出し、ホワイトのフレーム部にグレーのカバーを被せます。
F 翼を伸ばしてから上下反転させボディにロック。

続いて蛇腹状に折りたたんで形を整えます。
G 胸パネルを90度回転させ、ローターヘッドを胸に押し込み、ブレードを折り曲げてロックして、トランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



DOTM スカイハンマー ロボットモード


■ FRONT & REAR
大きく張り出した肩アーマーに細い腰と、メリハリの効いたスパルタンボディ!

実写映画一作目時のような有機的なイメージは鳴りを潜め、
メカメカしくなった感がありますが、ディテールの細やかさは変わりません。

ガワ感をほとんど残さず、俊敏な印象を与える後ろ姿。


■ BUST UP
正統派ながら若干ワイルドにアレンジされた風のご尊顔。
ゴールグルはクリア素材ですが、集光ギミックはありません。

ローターブレードは画期的な手法で処理されています。




同時発売となったショックウェーブと2ショット!
今回のボイジャークラスはどれもサイズやプロポーションが揃っていてからめ易いです。



■ メックテックウェポン (エナジョンソード)
メックテックウェポンは機銃からソードに変形!
両脇の黄色い凹は、5oジョイントのハードポイントです。

 
画像は展開途中を撮影したもの。

黄色のボタンを押仕込んで捻るとソードモードで固定できますが、
取説にも遊び方が載っていなかったのに加え、私のは捻るのがとてもタイトで、
破損など何らかの問題があったのかもしれません。

手に握らせる他、腕の5oジョイントにも装備可能。

両腕とランディングギアにはCジョイント武器が装備できます。




ACTION

頭部はボールジョイント接続ですが、左右回転の他は、若干上を向ける程度で、顎は引けません。
肩はアーマーと腕の軸の組み合わせで、ブレードに干渉するまで上げることができます。

上腕の付け根には回転軸、手首は折り返しの軸があります。

肘は単軸でほぼ90度曲がります。
腰に回転軸があり360度回転可。

股関節も軸で左右180度開脚をクリア。
股関節の軸は少し緩めなのが難点。
膝は単軸で90度弱しか曲がりません。

足は爪先と踵が軸で開閉しますが接地性はあまりよくありません。



ギャラリー



ラム戦やがな













【コメント】

造形、変形、可動、いずれもバランス良く仕上がっていると思います。

スタイリングは、クセ者の多いトランスフォーマーの中では意外に少ない正統派ヒーロータイプで、日本のファンにはとりわけウケがいいのではないでしょうか。

銃と剣に変形するメックテックウェポンもキャラにマッチしているように思います。

また、変形におけるローターの処理は、トランスフォーマーにとどまらず従来の変形メカの中にも類を見ない方式で、ここも評価できるポイントです。

ローターブレードは、そのままではガサばってデザインを損なってしまう場合が多いのですが、折りたたんで尚且つ俊敏さを増している印象です。

他のダークサイドムーンアイテム同様、5oジョイント、Cジョイントともに豊富に設けられており、プレイバリューも拡がります。

あとは映画本編で出番があれば、一気にブレイクもあり得るのでしょうが、いかがなもんなんでしょうかね。






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