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トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
DD04 クランクケース : DXクラス レビュー


■ 発売元:タカラトミー
■ 価格:2,730円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約14センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 11年6月09日登録
実写劇場版TF3作目 『 トランスフォーマー ダークサイド・ムーン 』 より、
クランクケースをレビュー!!

トレーラー映像では、月面からワラワラ現われてくる姿が印象的でしたが、付属のメックテックカードの説明によると役割は“隠密”とのことです。



DOTM クランクケース ビークルモード



ビークルモードはシボレーのSUV、サバ―バンのハイリフト仕様。
ルーフに薄型の警光灯が装備されており、警察関係の車両でしょうか。


ヘッドランプと警光灯はクリアパーツ製ですが、窓は思いきり全塗装。
テールランプはクリアパーツではなく塗装です。

ドアには、これまた思いきりディセプティコンのマークがプリントされていますがい〜んでしょうか。

メックテックウェポン、ヒートブレードクローを違和感アリアリに装備。

ビークルモードで使えるメックテックポイントは基本的にこのルーフの二ヶ所だけですが、 穴ムキ出しで、バネ仕掛けで塞がるギミックはありません。

めでたく地球製ビークルをスキャンしたメガ様と2ショット。
比率的にはクランクケースの方が大きめですね。

フロントシャーシからハサミを展開して、なんちゃってアタックモード

■ FRONT & REAR

■ SIDE & BOTTOM




DOTM クランクケース トランスフォーム


@ ボンネットを跳ね上げ、ルーフ後部を展開し、中央部にすっぽり被せます。

続いて、車体後部全体をリアハッチ付近を起点に90度回転させます。
A 車体後部を左右に分割し、リアハッチを開いて内側から爪を展開します。

タイヤを奥にスライドさせてから上方に上げ、リアハッチを下駄のように履かせます。
B シャーシ裏側から見たところ。

左右のドアパネルを外側に展開し、中央の黒いカバーを開けながら、さらに開きます。
C カバーを完全に開け、中から頭部とドレッドヘア?を引き出します。

腕を下して、スイングアーム位置を肩のダボと合うように調整し、カバーを閉じます。
D 腰パーツを上に回転させ、ボディとしっかり接続します。
E 腿付け根の軸で両脚を回転させ、前を向かせます。
F ハサミを反転して調整し、フロントグリルを背中に折りたたみます。
G ドアパネルを引き起こし、フロントタイヤを後方にスライド、手首を出して、トランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



DOTM クランクケース ロボットモード


■ FRONT & REAR
実写ムービーらしいクリーチャーなスタイリング。

手脚も長く意外にもナイスなプロポーションは、背中から
突き出たハサミのせいで実際よりも大柄に見えます。

成形色のグレーが安っぽくちょっと残念。


■ BUST UP
むしろプレデターとかエイリアンとかと戦わせたいマスクは集光ギミック内蔵。
4つの赤い目はギラギラ光ります。

ゴールドのドレッドヘアは軟質素材製です。



メガ様とロボットモードで2ショット!
サイズ設定はわかりませんが、格としては適当なバランスに思います。



■ メックテックウェポン (ブラスター ⇔ ブレードクロー)
 
メックテックウェポンは一瞬、伸びてブレードクローに変形するブラスター。

 
サイト状のレバーを後ろに引くと、銃身が伸びて鍵爪がせり上がります。


■ ハサミ
両肩のハサミは軸の組み合わせで開閉や裏返すなど、いろいろな形になります。

悪魔っぽくヤギのツノのようなイメージで。

肘下のハンドルはCジョイント対応です。




ACTION

頭部は単軸で左右への回転のみ。


肩はボールジョイントで地面と水平まで上がります。

さらに奥の軸を使うとそのまま真上に上げることもできます。

上腕付け根に回転軸、手首もヒンジ式で折り返せます。

肘は単軸で約90度曲がります。
股関節はボールジョイントで前後にひねれば開脚は180度以上。

腿に回転軸があり、膝は変形二重関節で確実に曲がります。



ギャラリー
















※メックテックウェポンは伸びた状態で固定できません。

【コメント】

可動は頭部と腰が動かないのがネック。

特に顔を上に向けることができれば、地を這うような四足歩行や、キモかっこいいアクションポーズもさらに極まったであろうことは非常に残念。

また、ビークルモード時の格納レイアウトが非常にタイトで、軟質素材製のドレッドヘアの扱いは少々ナーバスになりました。

他のDXフィギュアと比べて、ギミックも単純で、5mmやCジョイントなどの対応ポイントも少なく、拡張性にも疑問。

それでもこの下等クリーチャー的なルックスはナイス!!

バイオに「最終決戦まで彼の姿を見つけることはできないだろう」などと、不吉なフラグも立っていますが、それでも映画での活躍に期待しましょう!!