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トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
DA09 ロードバスター : DXクラス レビュー


■ 発売元:タカラトミー
■ 価格:2,730円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約13.0センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 11年5月23日登録
実写劇場版TF3作目 『 トランスフォーマー ダークサイド・ムーン 』 より、
ロードバスターをレビュー!!

ロードバスターは、映画での活躍が楽しみなオートボットの武闘派集団・レッカーズの一員です!



DOTM ロードバスター ビークルモード



ビークルモードはシボレー・インパラの NASCAR(ナスカー)仕様。

同じレッカーズのトップスピンとは違い、武装化はされておらず、
純粋なレーシングカーのイメージ。


窓にはブルーのクリアパーツを使用。

車体には大きな#88のゼッケン、スポンサー企業のamp エナジー(ペプシブランドの栄養ドリンク)など、実際のレースモデル風のロゴがプリントされています。

メックテックウェポン、アサルトコンバットソーを装備。

ルーフ上のポイントはボイジャーメガトロン同様、バネ仕掛けで通常時は
塞がるようになっています。

ドアパネル上にある2つのメックテックポイントはスライド式で、
内側が密集しているビークルモード時は使用できません。

レッカーズ所属のトップスピンと2ショット。
とてもそうは見えませんが、同じシボレー・インパラベース。

DOTMにはあと一体リードフット(レッドフット?)というトランスフォーマーが 登場する
とのことですが、今のところDXクラスでの製品化はアナウンスはありません。

なんちゃってビークルバトルモード

なんちゃってフライトモード。


■ FRONT & REAR

■ SIDE & BOTTOM




DOTM ロードバスター トランスフォーム


@ リヤ部分を上方に展開し、左右のドアパネルとリヤホイールを外側に引き出します。


A リヤホイール上のウインドウ&パネル部分を展開し、またシャーシの緑のパーツを反転させ、リヤタイヤを覆います。
B シャーシ中央部分をフロント方向にガバッと展開し、左右に分けて脚を形成します。

続いて各関節の方向を整え、フロントタイヤを下げ、内くるぶし上の緑のフィンを傾けます。
C フロントの左右ヘッドライト周りのパネルを下にパチンと押し出し、ボンネットから分割します。
D フロント部分をフレームの付け根から反転させます。
D フロント部から連なるパネルを下げ、まずバンパー部分を、次にボンネット中央部分を内側に2段階に折り曲げて縮めます。
D 車体(ガワ)とフレーム、そして本体を画像のようにZ型に折りたたみ、本体を車体に組み付けます。
D ヘッドライト周りのパネルを閉じて胸アーマーを形成し、頭部を反転。
E リヤ部分を変形させ、ミサイルポッドを展開して、トランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



DOTM ロードバスター ロボットモード


■ FRONT & REAR
車の外板が、ロボ本体を装甲のように覆うム―バブルフレームな肢体。
(又の名をそのまんまガワ)

どちらかと言うとモノコックっぽいトップスピンより志は高かったのかも
しれませんが、 いろんな意味でアンラッキーでした。

とりあえず背中と腕の処理にもう二ひねり位欲しかったところです。


■ BUST UP
ベースボールキャップに長髪というスポーティ&カジュアルなルックス。
胸の装甲もポップでけっこう好みです。

ゴーグルは集光ギミック搭載。



レッカーズ・トップスピンとロボットモードで2ショット!

ロードバスターの腰の低さが目についてしまいますが、やはり身長は揃えて欲しかった。
股関節か膝辺りに工夫すれば、もう少し脚を長く見せることが可能だった気がします。



■ メックテックウェポン (ブラスター ⇔ アサルトソー)
 
メックテックウェポンは一瞬、チェーンソーに似た武器に変形するブラスター。

 
中ほどの白いレバーを後方に引くと、銀色のチェーンソー刃がせり出します。
スプリングギミック内蔵で、チェーンソー型では固定できません。


■ ミサイルポッド
両肩にはフレームにより位置調節可能なミサイルポッドを装備。
どこか一か所、違う向きに曲がる軸があればよかったですね。

トップスピンは5mmジョイントの鬼でしたが、ロードバスターはCジョイントが豊富。

袖下にも取り付け可能です。




ACTION

頭部はボールジョイントで一般的な可動域。

可不可なく動きます。
肩はヒンジ+ボールジョイントですが、タイヤさえうまくかわせば普通に動きます。

ただ、内側にひねると緑の腕装甲がポロリしがちなことがストレス。

肘上に回転軸、肘は単軸で90度弱しか曲がりません。
残念ながら腰は固定。

股関節はボールジョイントで左右180度開脚をクリア。

膝上に回転軸あり。
膝は単軸で約90度。

足首も単軸で、保持力は充分ですが、接地性はよくないです。



ギャラリー

















スゴイぜ!自分!!
※メックテックウェポンはチェーンソー形態で固定はできません。

【コメント】

背中を覆う巨大なガワのせいで、スタイリングばかりか腰の可動まで機能していない。

腰の位置が低いので同じレッカーズのトップスピンと並べると見劣りする。

ギミック的にも取り立てて新しいチャレンジは無く、ビークルモードでのメックテックポイントが充分に使えないという欠点すらあります。


項目を追っていくといいトコなしなのですが(苦)、なぜか不思議な魅力と存在感があります。

それはG1、スパリンと受け継がれた名前への郷愁なのか、まだ全貌が明らかにならない武装集団・レッカーズへの期待なのか・・。

本音で言うとロードバスターはHA待ちなのかなあ・・。

それでもスパリン合体など工夫次第でいろいろ遊べそうなので、スタイリングなどに一目置かれた方はぜひ!!