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トランスフォーマー ジェネレーションズ ワーパス レビュー


■ 発売元:HASBRO
■ 価格:1,050円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約14センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品 : 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー
          戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010
■ シリーズ名 :トランスフォーマー ジェネレーションズ

■ 11年1月20日登録
主にG1キャラを2010年規格でリメイクする“ トランスフォーマー ジェネレーションズ ”よりミニボット
チームの戦士・ワーパスをレビュー!

今月末に国内発売される“ トランスフォーマー UN24 TF ユナイテッド ワーパス“ はこれをベースに
色、マーキング等が仕様変更されるようです。



ジェネレーションズ ワーパス ビークルモード



ビークルモードは独立した4つのクローラーユニットを持つ重戦車。

G1では米軍の M551・シェリダン という比較的オーソドックスな戦車がモチーフでしたが、ジェネレ
ーションズ版ではHALOに登場する スコーピオン M808B にも似たちょっと奇抜な形をしています。


砲塔両脇にはディスチャージャーとミサイルランチャーを装備。
このミサイルはスプリングで発射可能ですが、誤飲防止措置か非常に長い棒となっており、
見栄えを損なっています。

両サイドの文字の“ZOW-333”は“ZOWEEE”という激走の、“K4-90W”は“KAPOW”という砲撃
の音喩 と言われています。

ジェネレーションズ版ダークマウント(ユナイテッド版ストラクサス)と2ショット。
スケール観・砲身の長さなど共通性があり、並べてもあまり違和感ありません。


砲塔は360度旋回可能。

砲身は仰角調整が可能です。

クローラー上面にそれぞれ4つの受けがあり、Cジョイント武器を取り付けることができます。
(ただし、窓枠がちょっと狭めなのでモノによっては取り付けられない場合があるようです。)



■ FRONT & REAR

■ SIDE & BOTTOM





ジェネレーションズ ワーパス トランスフォーム


@ 砲塔下グレーのハッチのロックを外し、後部のクローラーごと砲塔をガバッと上に展開します。
A 前部クローラーのロックを外して、直角に起こして足を形成。

続いて、カバーを閉じるように90度回転した後、腿の軸で90度回転して足を前に向けます。
B 後部クローラーの装甲を開け、肘を伸ばして内側から拳を引き出し、再び装甲を閉じます。
C 砲塔下ハッチを巻き込むように折りたたんで、砲塔を下し胴体にします。
D ディスチャージャーとミサイルランチャーを起こし、砲身を押し込むと、ハッチが開いて頭部がせり出し、トランスフォーム完了。


※一連の手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮はしておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



ジェネレーションズ ワーパス ロボットモード


■ FRONT & REAR
まさしくロボット兵を思わせるスタイリング!

赤とグレーのシブいカラーリングも相まって、G1時代からの歴戦の勇士、屈強な戦士
というイメージが強調されているように感じられます。

赤が前面に出て鮮やかなカラーリングとなったダークマウントと2ショット!
同じ戦車モチーフながら、ワーパスはほとんどガワ感がありません。


■ BUST UP
何となく強力招来なお顔。

ワーパスにはクリアパーツが一切使われておりませんので集光ギミック
はありませんが、キャラ的にはこの黒目が合っているように思われます。

武装が集中した上半身!カッコいい!


腕のCジョイント受けはもちろん生きています。
足の方も生きていますが、取付けは角度的に難しいかも。

拳は5oジョイント径ですが、袖が高いので形状的に武器を選んでしまいます。



ACTION


肩は軸の組み合わせで水平まで上がります。

上腕に回転軸あり。

肘は単軸で約90度曲がり、手首は変形の都合で上下に微調整が可能です。

尚、頭部は軸で360度回転可能、腰は完全固定です。
股関節はボールジョイントですが左右180度開脚には若干足りない印象。

腿中央に回転軸あり。

膝も単軸で約90度可動、足首は変形の都合で若干振れますが、ほぼ微調整の範囲内に思います。



ギャラリー











ロボットモードでも砲身を伸ばし、仰角を調整することが可能


フィギュアはDA26 ホワール&スパークプラグ少佐より流用


【コメント】

造形はシンプル、色目も地味、変形も可動も特に目新しい提案はありません。

しかし、裏を返せば基本に忠実で頑丈とも言え、なんというか噛めば噛むほど味が出るスルメのようなアイテムに仕上がっています。

特にトランスフォーム時、砲身を押し込むと頭部がせり出すギミックは、ローテクの極みの如き構造ながら、小気味よく楽しい。

ミサイルが棒状に長く邪魔。

そもそもこの両肩のは武器はダークマウント(ストラクサス)のようにCジョイント で着脱式になっていれば、組み換えのプレイバリューも拡がっていたのに残念。

などTF的融通の利かなさを楽しめる大人のあなたには間違いなくおススメできる逸品と言えましょう!!

海外版も安く入手できますが、ユナイテッド(国内版)とどちらを買うかは発売されてから見極めても遅くないと思います。

以上、ジェネレーション ワーパスのレビュー終了!




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