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トランスフォーマー ジェネレーションズ
オートボットブラー レビュー



■ 発売元:Hasbro
■ 価格:2,800円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約14.5センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 10年10月19日登録
期待の新シリーズ “トランスフォーマー ユナイテッド” にも来年2月発売でラインナップされている、
オートボットブラー(海外ジェネレーションズ版)のレビューです。

「狙い撃つ」ぜ!



ジェネレーションズ オートボットブラー ビークルモード



ビークルモードはエアカーでなく、地球製のスポーツクーペ。

車種の特定は困難ですが、アウディと一昔前の国産モデルとを掛け合わせたようなスタイリングに思います。


カラーリングは中央のライトグレーのラインを囲むように淡から濃へ3種類のブルーがペイントされています。

先に発売されているドリフトのリデコモデルですが、その違いが際立ちますね。



ヘッドランプとフロント、サイドの窓はスモークのクリア素材製。
タイヤはプラ製ですが、もちろん転がし走行が可能。

ルーフの先端には赤くサイバトロンマークがプリントされています。


リヤスポイラーの形状は、ドリフトが大型ウィングタイプだったのに対し、
ブラーはコンパクト&スタイリッシュないわゆるベタ付けタイプ。(笑)

テールランプと後ろの窓は塗装対応。
ド派手な2本出しマフラーの下には秘密の武器が覘いています。


■ FRONT & REAR



■ SIDE & BOTTOM








ジェネレーションズ ブラー トランスフォーム


@ 左右のドアを開け、ウィンドウを内側に折りたたみます。
A フロントを左右に分け、ボンネット部を外側にスライドさせ、ノーズを下に向けます。
B リアを二つに分けつつ、ルーフを後方に展開し、脚部を形成します。

(スナイパーライフルを取り外さない場合は、干渉に注意。)
C フロントタイヤに付いた腕を下に引き出し、フロントガラスを上に持ち上げればトランスフォーム完了!


※一連の手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮はしておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



ジェネレーションズ ブラー ロボットモード


ちょっと勇者系脇ロボの合体前といった雰囲気も漂いますが、なかなかクールなロボットモード!
ドリフトとは頭部と脹脛の形状と装備が異なっています。




ジェネレーションズ版オプティマスプライムと2ショット!
プロポーションはだいたい合ってますが、オプ頭小さすぎ。


■ BUST UP
頭部は直線と鋭角で構成されており、スピード感が強調されているように思います。
独特なセンサーが付いている形状のためか、集光ギミックはありません。







■ ハンドガン

携行武器としてハンドガンを二丁装備。


腰のバインダーに内蔵されており、もちろん中に入れたままでもトランスフォーム可能。


逆手に持たせれば、なんちゃってトンファー!
むしろブラーにはこっちの方が合っているような・・。


■ スナイパーライフル

超ロングタイプのスナイパーライフルを装備。


フォアグリップは両外に可倒式で、左右どちらでも構えることができます。


そして、先端両側にハンドガンをマウントすれば、バイポッド付きの三連ブラスターライフルに!!

マジ燃え、マジかっけー!


背中のジョイントは手前に引き出すことができ、マウント時の足への干渉を軽減します。




ACTION


首は左右軸回転、軸で上下にも動きます。
肩はガワが干渉して、可動域も制限されています。

肘は二重軸で、変形構造によりガワに収まるまで曲がります。
股関節はボールジョイントで180度開脚が可能。

サイドバインダーはヒンジ+ボールジョイントで調節可能。
腿上部に回転軸があり、膝は90度まで曲げることができます。

足首はヒンジで下方向に伸ばせます。



ギャラリー























構造的にはやや旧式の感が否めませんが、ロボットモードのスタイリングなどはかなり洗練されており、総合的に満足しています。

また、ブラーらしいかどうかはさて置いて、装備を際立たせたのことは面白い試みだと思います。
特に武器の組み合わせができるのはツボでした。


ドリフトを持っている方はチームを組ませて遊べるし、持っていない方ももちろん単体で楽しめます。

ビークルモードの合わせが若干粗いのと、やや動かしにくい可動性能に目をつぶれる方にはお勧めです。