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ULTRA-ACT ウルトラマンタロウ レビュー
■ 発売元:バンダイ
■ 価格:3,675円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約16センチ(頭頂高)

■ 登場作品:ウルトラマンタロウ
■ シリーズ名:ULTRA-ACT (ウルトラアクト)

■ 13年7月21日登録

防衛チームならZAT推し!

ウルトラの父とウルトラの母の実子、 ULTRA-ACT ウルトラマンタロウのレビューです!!



■ FRONT & REAR
プロポーションは最近のウルトラアクトの流れに従いマッシブ化されています。

俊敏かつダイナミックな殺陣をこなしていたタロウは、主観としてはもう少し
スリムなイメージでしたが、これはこれで味のある仕上がりに思います。


2010年末にリリースされたセブンと2ショット。
体格も立派になり、関節構造も格段の進歩を遂げています。


■ BUST UP
 

目とカラータイマーはクリア素材ですがビームランプは塗装処理。
ウルトラホーンはシャープな仕上がりで、大きさも適切に思います。


カラータイマーは赤青に差し替え可。


■ ブレスレットのバリエーション
右手首は前期型(タロウブレスレット)、後期型(キングブレスレット)、
そしてブレスレット使用時の素の状態を再現可能。

腕の先ブロックごと交換するので段差なく自然なシルエットになります。


■ ブレスレットランサー
タロウブレスレットが変化したブレスレットランサーが付属し、
専用手首で握らせることができます。


■ キングブレスレット
キングブレスレットは使用時に大きくなったものが付属し、
専用の手首を使って構えることができます。

腕輪というか、王冠。


■ ストリウム光線
他のウルトラアクトフィギュア同様、エフェクト一体の手首ごと交換。
色目はそれらしいですが、パターンがいささか粗い印象です。

ストリウム光線のポーズをスッキリ極めるための胸プロテクターが同梱。

通常プロテクター(画像左)、交換後(中)、腕をクロスさせたところ(画像右)。
交換することにより腕を深く曲げることができるようになっています。



■ 魂ステージ用ジョイント
これまでのウルトラアクト同様、腹裏のパーツを交換して魂ステージに対応します。
プロテクター裏のパーツを外すとブラザーズマントにも対応。



■ OPTION HANDS <RIGHT>

握り手(デフォ)/手刀/握り手(ブレスレットランサー用)/握り手(キングブレスレット用)/平手(軽く開く)/平手(大きく開く)


■ OPTION HANDS <LEFT>

握り手(デフォ)/手刀/平手 




ACTION

顔と首は上下軸、首と胸がボールジョイント接続。


ツノの下端が背ビレと干渉するので真っすぐ上方向の可動域が若干足りない印象。
腕は水平くらいまで開くことができ、肘は二重軸で90度を大きく越えて曲がります。

胸は、別パーツ化されたプロテクターを上から被せる従来の手法ですが、 プロテクターが干渉し、腕を前で組む動作は苦手。

あまり力を入れるとカラータイマーが弾け飛びます。
体幹は胸、腹、腰の三分割構造。


可動域は前後屈、左右への捻りも十分。
股関節は引き出し可能なボールジョイント接続ですが、可動域は少しタイトです。

そのまま180度左右開脚は無理で、太腿前面を上に向ければ何とか開きます。

膝は二重軸で約90度以上曲がります。
足首は球体関節で、爪先に上下軸もあり。


足自体の接地面が小さいので、直立安定性は今一つですが、可動域も保持力も接地性も申し分ありません。



ギャラリー































■ パーツ一覧
オプションハンド(デフォ拳骨含む ×9)/交換用左腕一式(タロウブレスレット付、キングブレスレット付、ブレスレット無)/キングブレスレット/ブレスレットランサー/ストリウム光線エフェクト/ストリウム光線用胸プロテクター/カラータイマー(デフォ青、赤)/魂ステージ接続パーツ


【コメント】

ウルトラマンタロウといえば、華麗な宙返りからのスワローキックに始まる躍動感ある殺陣 が印象的でした。

タロウのウルトラアクト化により、様々なポーズにチャレンジできて、とても楽しかったです。

さらにディフォルメ気味に大きく開いた左手が付いたのも嬉しい所。

登場シーンやストリウム光線のきっかけポーズに箔が付いたように思われます。

ただ、そのストリウム光線のエフェクトパーツですが、ちょっと微妙な仕上がり。

本文にも書いたのですが、色目は置いておくとして、そのパターンが粗すぎて、イメージを巧く 再現できていないように感じます。

手間はかかるかもしれませんが、塗るならもう少し細かく仕上げて欲しかったです。

注文としてもう一つ、今回、特に股関節の可動が最近の水準より若干硬めで動かしにくい印象でした。

ついでに言っちゃうと体幹と股関節の隙間を、もう少し目立たなくできないものかと。

これはパーツの境目同士の擦れによる塗装の剥げや傷を軽減するという観点からは、二律背反する 要求かもしれませんが、ここを同時に解決することこそがウルトラアクトを完成形に近づける 最重要ポイントに思われてなりません。

同じレッド族のセブンのリニューアル版の発売も迫ってきていますが、どんな提案があるか楽しみに待ちましょう。

以上、ULTRA-ACT ウルトラマンタロウのレビュー終了!




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