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ULTRA-ACT ウルトラマンジャック( 帰ってきたウルトラマン ) レビュー
■ 発売元:バンダイ
■ 価格:3,675円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約15センチ(頭頂高)

■ 登場作品:帰ってきたウルトラマン
■ シリーズ名:ULTRA-ACT (ウルトラアクト)

■ 13年4月05日登録

「 帰ってきたウルトラマン 」に登場したウルトラ兄弟4番目の弟、ウルトラマンジャック
がウルトラ・アクト化されました!

シリーズ中盤でウルトラセブンより託された変幻自在の万能武器・ウルトラブレスレットの
バリエーションが4種類も付属するプレイバリューの豊富なパッケージとなっています。



■ FRONT & REAR
全身、かなりマッシブなプロポーションとなっています。

ULTRA-ACT ウルトラマン(2012Ver.)と2ショット。
多少のアレンジが加わり、塗り分け、銀の色調も明確に差別化されています。

特徴の一つである大きな背ビレもしっかり再現!
全くの別コンセプトといってよいほど造形が異なります。


■ BUST UP


フチどりの細い赤ラインもクッキリと再現!
目とカラータイマーにはクリア素材が活かされています。

顔の輪郭は適当なバランスに思います。

カラータイマーは青と赤に差し替えることができます。

ブラザーズマントは背中のカバーを外して取り付けます。
魂ステージのジョイントは腰のカバーを外して交換します。



■ ウルトラブレスレット
様々な武器に変化すると同時に、生命維持機能をも兼ねる 超万能アイテム!!

左腕の手首ブロックごと交換します。


■ ウルトラスパーク
矢じりのような形をした、ブレスレットの基本形態。
赤ラインの溝まで細かく刻まれており、端正な仕上がりです。


■ ウルトラランス
ブレスレットの槍形態パート1。
スパークの端をそのまま伸ばしたような形を歪み無く再現しています。


■ ウルトラクロス
ブレスレットの槍形態パート2。
端に十字架の付いた形態が忠実に立体化されています。


■ ウルトラディフェンダー
西欧騎士のカイトシールドのような、ブレスレットの盾形態。
ABS製で硬質感あふれる仕上がりです。

グリップは可動ジョイントとなっておりいろいろな方向に構えることができます。


■ スペシウム光線エフェクト
型はおそらく初代マン(リニューアル.Ver)と同じものですが、表面に白が吹いてあり
より発光感が強調されています。



■ OPTION HANDS <RIGHT>


握り手(デフォ)/手刀/平手
ランス、クロス、ディフェンダー用持ち手/スパーク用持ち手/ピース


■ OPTION HANDS <LEFT>

握り手(デフォ)/手刀/平手 




ACTION

顔と首は前後に振れる軸の上に付いた小さなボールジョイント、首と胸がボールジョイント接続。


初代マン(リニューアル)と比べて、見上げ方向の可動域は狭く、首の胴体の継ぎ目部分の造形がタイトなため、動かしにくくなった印象です。
肩は大きな球体関節とその内側から伸びた上下に振れる軸により可動。


上腕は付け根に回転軸があり、三角筋以降を捻ることができます。


腕は三角筋の端を肩に入れ込むようにすれば水平まで上げることができ、肘は二重軸で90度以上曲がります。
体幹は胸、腹、腰の三分割構造でそれぞれボールジョイント接続。


可動域は前屈は万全、反り方向が若干足りない感じ。


左右への捻りはパーツ同士の干渉により動かしにくい印象です。
股関節は引き出し可能なボールジョイント接続。


そのまま180度左右開脚は無理ですが、太腿前面を上に向ければ何とかそれに近づきます。


膝は二重軸で約90度以上曲がります。
足首は球体関節で、爪先に上下軸もあり。


可動域も保持力も接地性も適切で、安定感も文句なし。



ギャラリー































■ パーツ一覧
オプションハンド(デフォ拳骨含む ×9)/ ウルトラブレスレット付左手首 / 支柱用ジョイントパーツ / ウルトラディフェンダー / ウルトラスパーク / ウルトラクロス / ウルトラランス /スペシウム光線エフェクト / カラータイマー(デフォ青、赤)


【コメント】

造形は、リニューアル初代マンとはまた別のアプローチでアレンジされており、極端に言うと、 初代マンを日本人アスリートとすれば、この新マンは西洋人アスリートのような力強いたたずまい。

新マンの記号ともいうべきフチどりの赤ラインや背びれの大きさ、そして銀の色などハッキリと差別化されており、 単なるリペイントやオプションの差し替えだけにとどまらない、100パーセント別物であるというメッセージが 強烈に伝わってくるアイテムです。

よりマッシブ化された素体を選んだことは別として、ウルトラ兄弟に左程思い入れのないアクションフィギュアファンに とっても、両方とも手に入れて全く損のないパッケージに思います。

誉めてばかりでもナンなので、課題もいくつか。

可動は、これまでのULTRA-ACT基準をクリアする出来ですが、筋肉質になった各部の干渉がちょっと気になるレベルで、 激しく動かす時には塗装の擦れやパーツの食い込み、へこみ等に注意する必要があります。

オプションは点数も多く、遊びの幅も広がっていますが、欲を言えば光線エフェクトもあと一つ位欲しかった。

特にウルトラスパークの投擲時に白熱化した状態は使用頻度も高く、他にも様々転用できただけに残念。

また、個体差かもしれませんが、ブラザーズマントのカバーがしっかり固定されず、落下が鬱陶しい。

マントは使用しない派なのでアレですが、魂ステージのジョイント方法も合わせて見直すべき時期に来ているのかもしれません。 

以上、ULTRA-ACT ウルトラマンジャック のレビュー終了。




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