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トランスフォーマー タイタンズ・リターン
サージャント カップ レビュー




■ 発売元 : HASBRO
■ 価格 : 2,800 円 (本体のみ税込)
■ サイズ: 全高約 15 センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品 : トランスフォーマー2010 など
■ シリーズ名 : トランスフォーマー ジェネレーションズ タイタンズリターン

■ 17年2月18日登録

日本では " チャー " として親しまれている老戦士、サージャント・カップがタイタンズリターンにて
めでたく復活しました!!

曲者ぞろいの2010メンバーの中、ヘッドマスターギミックが取り入れられ、どんなアイテムに仕上が
っているのか注目です。




タイタンマスター フリントロック


フリントロックは海外版のみ発売されたターゲットマスターの名前だそうです。
ちなみにG1玩具に付属していたターゲットマスターはリコイルという名前でした。

■ BUST UP



※ ヘッドマスターの可動は トランスフォーマー タイタンズ・リターン ガルバトロン & ニュークリオン レビュー をご参照ください。




サージャント カップ ビークルモード


 

ビークルモードはセイバートロンモードのピックアップトラック。
2010当時のそれを現代風にかつ、力強く頑丈にアレンジしたような印象です。


LGブラーと曲者同士で2ショット。


付属武器を荷台にマウントすることができます。


フロント両サイドの5mmジョイントにも接続可能。


荷台には6つのピンがあり、タイタンマスターの両足の間隔に合わせて3か所に固定できます。


中央のピンに両脚を接続して立たせたところ。


右側に両脚を接続して武器を構えたところ。


2丁を合体させ、座らせて固定できます。


コクピットはキャノピーが開閉可能でタイタンマスターを乗せることができます。
踵に対応する固定用の突起があるのですが、寸法が微妙に合わないのか固定できません。


キャノピーはクリアパーツ製で、コクピット内部が窺えます。




サージャント カップ トランスフォーム


@ キャノピーを開け、タイタンマスターを取り出します。
A 後端のカバーを開け、フロントタイヤ部のロックを外し、荷台を左右に分けます。
B 荷台の上面と後端のカバーを上下にかわします。


次にサイドのプレートをコの字型に曲げ前端と後端を接続します。
C かわしていた荷台の上面と後端のカバーを閉じ、爪先を出して脚を形成します。
D キャノピーを開け、フロント部を中に格納して再びキャノピーを閉じます。
E コクピットを上に持ち上げて展開し、180度反転して接続パネルを折りたたみます。
F コクピット上の部分を展開して腕にします。
G タイタンマスターをヘッドモードに変形させます。
H タイタンマスターをヘッドオンさせて、トランスフォーム完了!




※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



サージャント カップ ロボットモード


■ FRONT & REAR
目立った特徴の見つけにくいロボットボディですが、配色や小さなマーキングなどで
何となくチャーらしく仕上がっているように思います。

ガワの無い背中が逆にちょっと寂しいかも・・・。


G1ブラーとロボットモードで2ショット。


■ BUST UP





■ ハンドキャノン
武骨な形状のハンドキャノンが2丁付属します。


左右に合体してツインキャノンになります。


背中の5mmジョイントにマウント可能。


背中が寂しいので、武器をランドセルに見立てたのがデフォでもいいような。




ACTION

頭部はヘッドマスター側の首ジョイントでごく僅かに角度を上下できます。


実質的には左右回転が主体です。
肩は軸とボールジョイントの組み合わせで画像の位置まで上がります。


上腕の付け根の軸で回転し、肘は単軸で180度近くまで曲がります。
腰は360度回転します。


股関節はボールジョイントで左右に180度近くまで開脚が可能。


また腿の付け根の軸により捻ることができます。
前後開脚もほぼ180度OK。


膝は単軸で約90度以上曲がります。






ギャラリー






















なんちゃって基地モード


【コメント】

若きロディマスを支えるベテラン戦士、カップ(チャー)が何度目かのリメイクで商品化されました。

ビークル、ロボット、両モードとも往年の雄姿が巧みにリファインされており、ヘッドマスターギミックがどれほど変形メカにおけるデザイン上の自由度を高めているか、再認識させられる出来栄えともなっています。

ビークルモードははっきり言って馴染みがなければ何だか判らない物体ですが、2010アニメを見て育った世代には堪えられない未来感覚が甦ってくるのではないでしょうか。

ロボットモードは平凡なスタイリングですが、個人的には胸のクリアパーツに透けて見えるフロントパネルが内部メカのようでツボでした。

変形はサイドパネルから荷台がスッキリたたまれて脚になるのが不思議で面白い!!

ビークルモードでコクピット内にパイロットを固定できないのがただ残念ですが、可動性能も高く、タイタンマスターを絡めたプレイバリューも豊かで、とにかく遊べる逸品に仕上がっています。

昔はは「ジイさん」がロボなんてと、何となく敬遠していましたが、多様性が認められている現在なら阻まれることなく、むしろ好んで買うことができましょう!

さて、実写映画もそろそろ話題になってきましたが、同じメンツもそろそろ飽きてくる頃ですね。

そこで提案ですが次回作はヘッドマスターズを主役に抜擢したらどうなるでしょうか。

フォートレスとメガザラックの巨大戦とか、ぜひ実写で見てみたい・・・。

以上 トランスフォーマー サージャント カップ  のレビュー終了!






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