トランスフォーマーレジェンズ LG22 スカル レビュー
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■ 発売元 : タカラトミー ■ 価格 : 2,940 円 (本体のみ税込) ■ サイズ: 全高約 14.5 センチ(ロボットモード時頭頂高) ■ 登場作品 : トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ ■ シリーズ名 : トランスフォーマーレジェンズ ■ 16年8月07日登録 |
2016年夏、トランスフォーマーレジェンズより小型ロボが頭部にトランスフォームするヘッドオンシス テムを取り入れた新展開が始動!! ハードヘッドやガルバトロンとともに先陣を切るのはこの湿原兵スカル!! 海外で一足早く発売されている『 TITANS RETURN(タイタンズ リターン) 』 のアイテムをベースに、 配色やディテールなどを、より当時アニメに近く仕上げた国内向けパッケージです。 新設定のパートナードローン・バトラを従え堂々の登場です。 |
ヘッドマスター | |
当時はグラックスという名前がついていましたが、今回はこの人がスカル本人とのこと。 黒っぽくて肉眼では分かりにくいですが、モールドなど細かく入っています。 | |
ファンプロのCROX(左)、タイタンズ・リターンのニュークリオンと3ショット。 | |
■ BUST UP | |
どこか憎めない・・・
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ACTION | ||
首と肩はボールジョイントで旋回、わずかな角付けが可能。
腕は真上まで振れます。 | ||
脚は左右繋がっていますが、
股関節と膝は軸でそれぞれ90度曲がります。
足裏には共通のジョイント穴があり、トランステクターなどに装着できます。 |
スカル ビーストモード | |
トランステクターはG1スカルに倣ったワニ型モンスター。 低く構えたスタイルと前足の巨大なツメが印象的。 | |
鮮やかなピンクの尻尾が目を惹きます。
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ファンプロのCROX と2ショット。 より生物的にデザインされている印象。 | |
口を開くと昔駄菓子屋で見たようなエグい造形&塗装。
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首はボールジョイント接続でダイナミックに振れます。
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前足は軸関節の組み合わせ、後ろ足は付け根のボールジョイントで動きます。 首や胴体中央は捻ることもできるので意外に大胆な動作が可能。 |
左右の前足にはヘッドマスターを固定するピンが設けられています。
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背中のハッチを開けてヘッドマスターを搭乗させることが可能です。
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ハッチはクリア素材ですが、軟質樹脂で透過度がイマイチ低く内部の様子が見えにくい。 ちょっと開け閉めもしづらいです。 | |
コクピットのモールドはまたしても・・・?
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スカル トランスフォーム | ||
@ ハッチを開けて、ヘッドマスターを取り出します。
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A 尻尾パーツを取り外します。
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B 後部ユニットのロックを外し、後方に反転させるように起こします。
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C 後部ユニットを左右に分割して伸ばし、先端から爪先を起こして脚にします。
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D ワニの頭を後方にたたみ、左右の前足を根元のブロックから外側に展開します。
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E 前足のツメを起こしてロックし、先端から拳を引き出します。
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F ヘッドマスターをヘッドモードに変形させます。
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G ヘッドマスターをヘッドオンさせて、トランスフォーム完了!
※手順は個人的なものです。 パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。 |
スカル ロボットモード |
■ FRONT & REAR |
デストロン・テラクラッ社の営業部員。 パーツ配置やカラーリングなどは、G1スカルに準拠しています。 |
ファンプロのCROX とロボットモードで2ショット。
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海外版ボイジャークラスのガルバトロンと2ショット。
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■ BUST UP | |
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武装はコンパクトなブラスター。 | |
元の尻尾に戻しても使えます。
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ジョイントを起こせば、シールドのように。
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背中のジョイントを使ってキャノン風に。
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ACTION | ||
頭部はヘッドマスター側の首ジョイントで多少角度をつけることができますが、接合面にクリアランスが少ないため、実質的には左右回転が主体となります。
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肩は変形用の軸を使って画像位置まで上がります。
肘は単軸で、約90度ほど曲がります。 上腕と下腕の付け根に回転軸あり。 | ||
腰は360度回転が可能。 股関節はボールジョイントで180度開脚できます。 | ||
前後開脚も180度近くまでOK。 腿の付け根に回転軸あり。 膝は変形の都合で180度曲がります。 |
パートナードローン バトラ | |
■ バードモード | |
スカルが派の手入れ用に従えているという設定。 ヘッドマスターを接続用のピンで固定できます。 | |
■ 恐竜モード | |
ヘッドマスターを拘束して変形する特殊モード。
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海外版クラッシュバッシュ(左)だと色目やキバモールドなどシックリきますね。
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■ 武器モード | |
足裏の穴を発射口に見立てたブラスター。
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バトラを変形させ、テール部にブースター風に取り付けてみました。
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ギャラリー メガリゲーター なんちゃって基地モード。(コケただけ) |
【コメント】 何よりもまずロボットモードでの可動性能が卓れています。 股関節が緩く固定しづらい、バランスの都合や足の形状などにより立たせにくいという欠点こそありますが、それらを差し引いてもあり余る扱いやすさがあります。 武器の使い方も様々に工夫でき、アクションフィギュアとしてポージングそれ自体が楽しいアイテムになっているのではないでしょうか。 パートナードローンが付属することについては賛否あるようですが、個人的にはこれだけバリエーション豊かに遊べるのなら割り切ってもよいのかなと思ってしまいます。 細かい部分ではロボットモード時の頭部の可動やふくらはぎ裏のスカスカ、ビーストモードでの軟質素材製ハッチの扱いづらさなど改善すべき点は挙げられますが、おおむね妥協できる仕上がりに思います。 あと、これも好き嫌いが分かれるかもしれませんが、トランスフォームがシンプル過ぎることがあります。 DXクラスはこのスカルに限らず、本体から手足を伸ばす形式のものが多く、ちょっとだけ物足りなく感じました。 ともあれ単体で良し、集めてさらにプレイバリューを増やしても良し、これからのラインナップに期待できるアイテムであることは疑いありません!! 以上 トランスフォーマーレジェンズ LG22 スカル のレビュー終了! |