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Function-X3 : SMARTROBIN ( トランスフォーマー
ザ☆ヘッドマスターズ ブレインストーム )レビュー




■ 発売元 : FansProject
■ 価格 : 7,999 円 (本体のみ税込)
■ サイズ: 全高約15センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品 : トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ
■ シリーズ名 : -

■ 13年12月29日登録

『 トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ 』 の主人公?クロームドームの親友にして
冷静沈着な光子破壊員 ブレインストーム!!

“ Function-X3 : Smartrobin ” はサードパーティであるファンズ・プロジェクトにより製作された
ブレインストームのリスペクトアイテムです。



Function-X3 : SMARTROBIN ビークルモード


トランステクターは光速ジェット機。

全体のシルエットはヘッドマスターズ版のブレインストームをスタイリッシュにリファインした イメージで、光子パルス砲を備えた機種はより尖鋭的に、主翼はより伸びやかに拡がっています。


" Smartrobin "というネーミングですが、綴りの" Brainstorm " を並べ替えたアナグラムのようです。

垂直に切り立った尾翼と、直線的な主翼が未来を感じさせるリヤビュー。
配色はミントグリーンとベージュの成形色によるもので、当時のトイに準拠します。

FOC スタースクリーム(DXクラス)と2ショット。
同じ航空機ベースのセイバートロンモードですが、あらゆる面で対称的。

X1(クロームドーム)と2ショット。

航空機と車両というスケールの違いを如実に表しつつ、大まかなイメージや細かい意匠など
ヘッドマスターズシリーズとしての統一感も共有しています。










■ ランディングギア


着陸脚は前に一つ、後ろに二つ装備されており、どちらも格納できます。


ヘッドマスター、ストーム(カーナ)登場!!

ヘッドマスターズは、この小さなマスター戦士が頭部に、ビークルや
モンスターが身体(トランステクター)に変形して合体します。



ヘッドマスター ストーム(カーナ)


頭部に変形する本体のストーム。
背中はもっとしっかり隠して欲しかったですね。

X1 のクロームと2ショット。
X2 のモンゾも含めて、デザインにあまり共通性は無いですね。

頭部も平凡な印象。

キャノピーを開けばストームが搭乗可能。
クリアパーツ製で、凝視すると内部が透けて見えます。



Function-X3 : SMARTROBIN トランスフォーム


@ キャノピーを開けて、ストームを取り出します。
A 垂直尾翼に連なるフレームを引き起こし、尾翼を内側に折り込んで拳を出します。


続いて主翼の付いたブロックを左右に分割し、垂直尾翼が抜けたスペースを、四角いパネルで覆います。
B 主翼を後方に回し、端の部分を展開します。
C 主翼を画像の角度付近で中央から折り返して重ねます。


続いて内側のスペースに収納して足にします。
D Cで形成したブロックを下方に伸ばして脚にします。
E まず、腿の付根で90度回転。


続いて腰で180度反転させます。
F Aで展開した尾翼フレームを付け根から180度反転。


次にエアインテーク部を開いて調整し、肩を形成します。
G 機首を折り返し、キャノピーを反転させます。
H スマートロビン変形の一番の見せ場!


胴体フレームのロックを外し、パンタグラフのように折りたたみます。
I ヘッドマスター・ストームのランドセルを展開し、身体をZ型に折りたたんだ後、バイザーとして被せ準備します。


トランステクターは、左右に折りたたまれたフレームを中央で合わせてボディとします。
J ストームをヘッドオンさせ、胸のカバーを閉じればトランスフォーム完了!




※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



Function-X3 : SMARTROBIN ロボットモード


■ FRONT & REAR
直線が多用された俊敏なフォルム!

翼が背面に集中して格納された造形には異論が多いかもしれませんが、
個人的にはカッコいいと思います。

FOC スタースクリーム(DXクラス)と2ショット。
コンパクト化された近作よりは、以前のDXクラスに近いサイズに思われます。

X-1(クロームドーム) と2ショット!
腰は絞られ、腕の長さも適正化され、プロポーションは大きく向上しています。

友情のクロスヘッドオンも可能です!


■ BUST UP




トイではフェイスガード顔でしたが、アニメ版に合わせたものでしょうか。
集光ギミックは残念ながらありません。

背中に畳まれたウイングが小気味よいアクセントになっています。




■ 光子パルス砲
背中に回った安定翼を取り外して両手に持たせます。

グリップエンドに引っ掛かりがあるので、注意して着脱します。





ACTION

首はX-1 同様、ターレット式で左右回転が可能ですが、引き出し構造はオミットされ、下方向を向くことはできません。


肩はボールジョイント式ですが、可動域は狭いです。
肘は引き出し式の二重関節で、手首が肩に触れるまで曲がります。


腰は変形構造により360度軸回転が可能。
股関節はボールジョイントで、180度弱まで左右開脚できます。


腿の付け根に回転軸もあり。


膝は単軸ですが、90度以上曲がります。
足首は上下軸のみですが、爪先パーツがボールジョイント接続されており、ある程度柔軟に動かすことができます。


このため接地性、安定性はあまり良くありませんが、見栄えは整っています。



ギャラリー












【コメント】

航空機からロボットへの変形様式としては、TFと言えど、底面に手足が折りたたまれる某バルキリー式が一般的。

しかしこのスマートロビンは、胴体がパンタグラフのように縮められ、長い主翼が折りたたまれてふくらはぎに収納されるという、かなり変わったパターンが採用されています!

このことによりロボットモードはごく一般的な箱っぽいボディでありながら、大柄でフラットな航空機としてのビークルモードを手に入れています。

強度的に子ども向けトイでは為し得ぬトリッキーな技は、やはりサードパーティならではの挑戦だったのではないでしょうか。

他にはこれといって突出したチャレンジはなく、ロボットモードでの肩、足首関節の可動性能など、克服しきれない課題も残していますが、トータルとしては堅実な出来栄え。

あと、これは個体差かもしれませんが、膝関節と足首(主翼の付け根)の関節強度が思いのほか硬く、頻繁に変形を繰り返すのはちょっと億劫なレベルです。

また、本文にも書きましたが光子パルス砲のグリップを機首に取り付ける際のダボがタイトで、ぞんざいに扱うと破損が気になる感じ。

それでも正規品と比べて、格段に気を使わなければならないということはないので、こういったアイテムの経験がない方でも、それなりの気構えを持って臨めば、かなり楽しめるアイテムに仕上がっているように思われます。

さて、次には「コウモリアマモリオリタタンデ・・・」のヤツが控えているとのことですが、ハッキリ言って楽しみです!!

以上 Function-X3 : Smartrobin のレビュー終了!




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