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トランスフォーマー タイタンズ・リターン
 ガルバトロン & ニュークリオン レビュー




■ 発売元 : HASBRO
■ 価格 : 3,999 円 (本体のみ税込)
■ サイズ: 全高約 18.5 センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品 : 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010 など
■ シリーズ名 : TRANSFORMER TITANS RETURN

■ 16年7月09日登録

2016年の『 TITANS RETURN(タイタンズ・リターン) 』 は 『 トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ 』のヘッドオンシステムを、本来のヘッドマスターズだけでなく、他の人気キャラクターにも取り入れて、さらに遊びの幅を広げた新シリーズ。

第一弾アソートには狂気の破壊大帝ガルバトロン様が含まれています!!

戦車ではなくジェット戦闘機への変形を与えられたトリプルチェンジャー仕様になっていますが、個人的な解釈で、この戦闘機をビークルモード、従来のレーザー砲台をアタックモードとしてレビューしています。




タイタンマスター ニュークリオン


メガトロンらしきイメージのタイタンマスター。
塗装は極限まで省かれ、目の部分だけとなっています。

ヘッドマスター ブレインストームのストームと2ショット。
サイズ的に両者のクロスヘッドオンは無理ですね。

国内版LGを待ったほうが賢明かも。



ACTION

首と肩はボールジョイントで旋回、わずかな角付けが可能。


腕は前へならえの位置まで動きます。


股関節と膝は軸でそれぞれ90度曲がります。


足裏には共通のジョイント穴があり、トランステクターなどに装着できます。





ガルバトロン アタックモード


G1ガルバトロンに倣ったSFレーザー砲台モード。
砲塔部分には鮮やかなオレンジのクリアパーツが用いられています。


脚部と本体との接続関節を利用して仰角調整が可能。
クローラーは一体成型で転がし走行などはできません。


なんとなく照準器っぽい。



台座の接続ジョイントを使ってニュークリオンを固定します。



タイタンマスター ニュークリオンを乗せてロックオン!!




ガルバトロン トランスフォーム(アタック ⇒ ビークル)


@ 左右のスタビを広げて砲身を取り外します。
A クローラー本体を上に向けてから接続パネル全体を時計回りに90度回します。


続いてクローラー基部から180度反転させます。
B 後部ユニットを左右分割して広げ、内側のパネルを引き出して伸ばします。


続いて両肩の凸に膝裏の凹を固定します。
C 下部に折りたたまれていた機首を前方に引き起こし、左右のスタビをエアインテーク風に固定します。
D 機首に重なっていたパーツを展開して垂直尾翼にします。
E 砲身を画像のように伸ばして変形させます。
F 機首下部のジョイントに砲身を取り付け、トランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



ガルバトロン ビークルモード


 

ウェイブライダーのような、インターセプターのような、セイバートロニアンジェット。
でも迫力があってカッコいい!!


先発のボイジャークラス、ブレインストームと2ショット。



しっかり降着姿勢をとれませんが、前方にだけランディングギアが付いています。


キャノピーが開き、ニュークリオンを搭乗させることができます。


パネルはヘッドマスターズのパラメーターイメージ?




ガルバトロン トランスフォーム(ビークル ⇒ ロボ)


@ ハッチを開けて、ニュークリオンを取り出します。
A 後部ユニットの接続を外し、内側のパネルを伸ばして脚にします。


垂直尾翼を外して、その下の小さなフィンの付いたパネルを引き起こします。
B 後端のパーツを起こして爪先にします。

次に外側のパネルを脹脛部に回してフタとします。

さらに腿部から反転させ爪先を下に向けます。
C ロボットモードの腰にあたる部分を360度旋回します。


この時、肩腕にあたるユニットを少し広げ気味にすると干渉なく回しやすいと思います。
D 左右のスタビを大きく広げ、機首を後方に回します。

この時、小さなフィンの付いたパネルを背中に密着させるように閉じ、その上から機首を被せます。

垂直尾翼は上を向くように折りたたみます。
E 腕パーツを展開し、内側から拳を引き起こします。
F ニュークリオンをヘッドモードに変形させます。
G ニュークリオンをヘッドオンさせ、胸パネルを展開すると、ガルバトロンの兜がスプリングギミックで勢いよく立ちあがり、トランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



ガルバトロン ロボットモード


■ FRONT & REAR
見紛うことなき堂々とした雄姿(樽)。
配色はアニメより威圧的な濃い紫が使われています。

背面処理は可変モビルスーツのようですね。

ブレインストームとロボットモードで2ショット。


■ BUST UP



■ SFガン
ボリューム感のある銃身。
5mmジョイントで腕の他、拳に持たせることもできます。




ACTION

頭部はフェイスガードのため固定かと思われましたが、可動ギミックが盛り込まれておりわずかながら左右回転が可能です。
肩はクリック軸で画像位置まで上がります。

肩アーマーは跳ね上げ可能なので干渉しません。

肘は二重軸に近い構造で、下腕と上腕がくっつくまで曲がります。
腰は背部に回った機首と装甲パネルを外せば360度回転が可能。


股関節は軸の組み合わせで180度開脚できます。 腰のサイドアーマーは可動式なので干渉しません。
前後開脚も180度近くまでOK。


腿の付け根に回転軸あり。


股膝は単軸で90度強曲がります。
足首は上下、左右にわずかに調整可能。


接地性と安定感が増しています。



ギャラリー











なんちゃって基地モード。


【コメント】

ヘッドマスターのコンセプトはそのままでも充分楽しめるものに思いますが、新しい「 タイタンズ リターン 」では、この小さなタイタンマスター達を用いた数々の魅力的な提案が為されています。

タイタンマスター達はロボットモードの頭部やビークルモードのコクピットに収まるだけでなく、その強化武器に変形する小型ビークルやパワードスーツを纏い躍動します!

また、彼らをクルーや砲手に仕立てた壮大な基地遊びも準備されており、否が応にも期待は高まります。

このガルバトロンも本来はヘッドマスターではありませんでしたが、その期待にたがわぬ仕上がり!

トランスフォームはややイージーな部類ですが、新設されたジェット戦闘機モードはガルバトロンらしいド派手な出で立ちで素晴らしい!!

レーザー砲モードでタイタンマスターが砲手として立てる点も良し!

個人的な希望としては何らかの形で電飾ギミックを盛り込んでいただければこれ以上ないアイテムになった気がします。(笑)

ただこの海外版は塗装の絶対量が足りていない感が払拭しきれません。

ダークな威圧感のある濃い目の本体色が気に入られた方はこちらの海外版を、アニメの色味に近く塗装の豊富なものが好みの方は国内版LGを選ぶのがよいと思います。

以上 トランスフォーマー タイタンズ・リターン ガルバトロン & ニュークリオン のレビュー終了!




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