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トランスフォーマープライム ビーストハンターズ
ショックウェーブ:ボイジャークラス レビュー




■ 発売元:HASBRO
■ 価格:4,980円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約17.5センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品:トランスフォーマープライム

■ シリーズ名:TRANSFORMERS PRIME (Beast Hunters)
 トランスフォーマープライム (ビーストハンターズ)

■ 13年3月29日登録

ある時はレーザー砲に変形する防衛参謀、またある時は巨大軍艦に変形する豪腕提督、そして
ある時はオートボットの顔を持つ潜入諜報兵・・・その実体は

トランスフォーマープライム・ビーストハンターズでは特殊戦車に変形するマッドサイエンティスト
という設定のショックウェーブのレビューです。




ショックウェーブ ビークルモード


ビークルモードは、奇怪なビーストアーマーをまとった戦車。
不気味なその姿は、まるで深海に潜む甲殻類のよう。

後部のクローラーを始め、各ブレードアンテナ類、そしてビーストアーマー には軟質パーツを使用。
クローラー自体は動かないですが、底にコロが付いており転がし走行が可能です。

 
ビーストアーマーは着脱可能。
左右のツメは5oジョイント接続なので、いろいろ流用できそう。

ビーストハンターズ オプティマスプライム(ボイジャー) と2ショット。
トランスフォーム形式にためか、長さ、幅、高さともに大柄です。





ビーストアーマーを外した、元のショックウェーブ。

アニメイテッド以降、イメージが踏襲されている感のある木馬型戦車ですが、
残念ながら砲塔は固定で、旋回や仰角調整はできません。


 
カバーは緩めのバネ仕掛けで、開いてもパシャっとすぐ閉じる構造。
中にはクリアパーツ製の砲身が覗きます。

 
後方のボタンを押すと砲身が勢いよく回転し、遠心力でカバーが開いて、
砲身が露出します。



■ FRONT & REAR

■ SIDE & BOTTOM




ショックウェーブ トランスフォーム


@ 後部クローラーユニットを左右から押し込んで幅を縮めます。


続いて中央のロックを外し砲塔を展開して右腕にします。
A 前端のホイールユニットを斜め下に押し込み、上を向けて爪先にします。


また、中央の赤いパネル部分のロックを外して、ボディに接続しているフレームごと跳ね上げます。
B フロント部を調節しながら前に伸ばして脚にします。
C Bで形成した脚で直立させたところから。


底面にたたまれていたパーツを展開して伸ばし、腕にします。
D 向かって左側の走行ユニット内側から重なっていたクローラー本体を取り出して、剥がします。
E 装甲ユニットを倒してバックパック状にし、伸ばしたクローラーの先端を砲塔に接続します。
F 胸パネルを中央に寄せてからクリアパーツ製窓の付いた装甲でカバーし、頭部を反転させて トランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。




ショックウェーブ ロボットモード


■ FRONT & REAR


プロポーション、造形、配色など、従来のイメージを忠実に投影した
ハンターショックウェーブ。

劇中より若干スマートな印象で、バックパックが強調されています。


■ BUST UP 
胸パネルはプライム本編では黒っぽく見えますが、赤のクリアパーツ製。
肩には印象的なオタマジャクシのような発光模様が見られます。

単眼は集光ギミック内蔵ですが、バックパック
のフレームが受光部を遮るためか、ギラっと光る印象はありません。


■ HYPERFLUX CANNON
ロボットモードでもギミックは健在。
残念ながら着脱できません。

キャノンに接続されたクローラーベルト。
もう少し長さに余裕があれば、アクションもやり易かったと思います。


■ EQUIPMENT STYLE
ビーストアーマーを装着!


誰なんだオプティマスとロボットモードで2ショット。
どちらも国内版とは特徴的な部分の色が異なるようです。




ACTION

首は軸回転のみで見上げたり顎を引いたりはできません。


肩アーマーはが内蔵バネにより跳ね上げ可能で、腕を画像の位地くらいまで動かすことができます。


肘は単軸で約90度ほど曲がり、上腕との境に回転軸もあります。
キャノン側の腕は構造が異なっており、上腕の中間で捻ることができます。


肘は右腕同様回転軸がありますが、90度まで曲がりません。
股関節はクリック式で180度左右開脚可能。


で・す・が、クリック間隔設定が扱いにくく、特に素立ちの時などうまく開いてくれません。


膝は単軸で約90度ほど曲がります。



ギャラリー














【コメント】

大きな問題点は以下の二つ。

まず、股関節にはクリック関節が仕込まれているのですが、間隔設定が「直立」か「大股」か、になってしまうこと。

極端に言うと「気をつけ」か「休め」となってしまい、自然な立ち姿をとらせることが非常に困難です。

次に、適度に弾性のあるクローラーがバックパックから接続されているため、キャノンをビシッと構える動作など、 今一つ決まりません。

このようなことから、ポージングは素立ちも含め、かなりストレスの掛かる作業となりました。

クリックのタイミングも、クローラーはもう一巻き余分に長さを取るなどして、二点とも比較的容易に解決できる課題 に思われますので、国内版は無理としても、次はぜひクリアされることを希望します。

ビーストアーマーはビークル、ロボット両形態ともガラッとイメージを一新させる効果的なアイテム。

素のショックウェーブと、ハンターショックウェーブが一粒で二度おいしい的にしっかり再現できるのが嬉しいです。

できればパーツ数をもう数点増やして、脚部などもカバーできるとさらに良かったですね。

あと、外した時、余剰が気になるので、クロス的に合体して小型ビーストになるとか。

トランスフォームがシンプルすぎるとか、首が上下に振れないとか、細かい要望もあることはありますが、造形など含め概ね満足できる内容。

劇中設定に近い国内版の黒、エビラのような海外版の赤と選択肢はありますので、気に入った方はぜひ!

以上、ビーストハンターズ ショックウェーブのレビュー終了!






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