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TFP トランスフォーマープライム ディセプティコンビーコン
ファーストエディション:DXクラス レビュー




■ 発売元:タカラトミー
■ 価格:2,940円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約13.5センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品:トランスフォーマープライム
■ シリーズ名:TRANSFORMERS(トランスフォーマー)

■ 12年1月1日登録
いよいよ日本でもTV放映が開始されることになったフルCGアニメーション『 トランスフォーマープライム 』より、ディセプティコンビーコンをレビュー!

本編では大群で現われる“戦闘員”キャラですが、漆黒のカラーリングにダークヒーロー的なマスクで、その役柄に似つかわしくないアイテムに仕上がっています。





TFP ディセプティコンビーコン ビークルモード



ビークルモードはバットモービルを彷彿とさせるマッスルカー。(ベース車の特定は困難)
直線と鋭角で構成された切り裂くようなスタイリングはヤラレメカにしておくのは惜しいほど。

ヘッドランプとウインドウ類は無色のクリアパーツ製。


巨大なリアウイングが目を惹くリアビュー。

リアコンビランプと各所に使われている紫塗装は、妖しく浮き上がるようで魅惑的!
ホイールはシルバー塗装で質感充分。

TFPバンブルビーと2ショット。
サイズ的にも統一感があり、劇中のカーチェイス気分も味わえます。

バンブルのボンネットに武器が取付けできないのはホントに残念。
(RIDからは何とかなるようですが・・・。)

付属のブラスターはシャーシ底面にマウントできる他、
ボンネットに取り付けることも可能です。



■ FRONT & REAR
■ SIDE & BOTTOM




TFP ディセプティコンビーコン トランスフォーム


@ ボンネット、リヤフェンダーのロックを外し、続いてフロントフェンダー後ろからサイドパネルを左右に広げます。

次にウイングの付いたリヤハッチ部をルーフ上にスライドさせ、ボンネットをフロントグラス下に折り返します。
A サイドパネルのステーをフロント方向一杯まで広げ、パネルを真上に向け、クリアランスを確保してからルーフ部を180度反転させます。

リア部は画像のように折りたたんでおくと回しやすいと思います。
B フロントタイヤを跳ね上げ、ヘッドライトとグリルを左右に開きます。

続いてフロントバンパーを展開します。
C ヘッドライトとグリルは一直線になるように開いてタイヤの後ろまで回します。

次にバンパーを踵にし、その内側から爪先を引き出して開きます。

続いて折りたたまれていた脚部を前方に伸ばして膝の突起を起こし、それが上を向くように90度捻ります。
D サイドパネル部。

ドアのロックを外してジョイントを伸ばし、手指を起こし、窓、サイドシルの順に内側に畳みます。
E サイドパネル(肩)のステーを元位置に閉じ、頭部を前に引き出してから上を向けます。

続いて頭部を上にスライドさせ、展開した胸部パネルを被せ、顎を引いてトランスフォーム完了!

※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



TFP ディセプティコンビーコン ロボットモード


■ FRONT & REAR
全身暗めな配色なのでわかりにくいですが、逆三角の胸、くびれた腰、長い脚と抜群のプロポーション。
背中のガワが残念ですが、リデコ、リペイント次第で主役級も務まる造形かと。

※肩のタイヤ、背中のガワ位置、脹脛の処理など、「正しい遊び方説明書」の指示と一部異りますが、
トランスフォーマープライム本編映像、付随するイラスト等を参考に私的解釈にて変形させています。


TFPスタースクリームと2ショット!

スマートで長身なスタスクとは対照的なマッシブボディ。
複数、せめて2体買って両脇に侍らせたら楽しいでしょうね。


■ BUST UP
VF-17Sにネコミミを付けたようなイケ面(?)フェイス。
目は集光ギミックで、紫色に妖しく光ります。
(ホントは赤いんですがカッコいいからまあいいか)

胸上部はクリアパーツでカバーされており、内部にディセプティコンの
マークやメカっぽい意匠が施されています。


■ ブラスター
前腕下部、ウインドウを展開し、手指を収納して取り付けます。

 
下のジョイントや、左腕上のジョイントにも装備可能。





ACTION

首のボールジョイントと襟部の上下軸で可動します。
肩は、軸の組み合わせで動きますが、肩アーマーが干渉して腕を水平まで振れません。

肘は二重関節で90度以上曲がる他、内外に若干スイングします。

手首は変形の都合で折り返しできますが、腕に回転軸がないため、動きは制限されます。
腰に回転軸あり。

股関節はボールジョイント接続で180度左右開脚が可能です。
腿に回転軸あり。

膝は単軸で約90度曲がります。

爪先と踵は多少前後にスイングしますが、左右には動かないので、接地性はあまりよくありません。



ギャラリー












【コメント】

可動はちょっと問題ありで、背中のガワが干渉する他、腕に回転軸がない、足首が左右にスイングしない、また、下半身の関節が全般的に硬めなことなどがあり、ポージングが若干制限されます。

また、両モードともギミックに乏しく、共通ジョイントも限られ、遊びの幅はあまり拡がっていきません。

トランスフォームは構造的にはシンプルですが、ボディを反転するときにクリアランスを取らなければならない、首を上げるときに一旦前に出して上を向かせることが必要など、パーツ同士の微調整をしなければならず、難易度としては上がっていますが、これは賛否が分かれる所に思います。

あと、毎度のことなのでセツメイショガーとか言うつもりはありませんが、変形指示が劇中スタイルと著しく異なるのは何とかならなかったものでしょうか。

それでも造形は両モードともクールな魅力抜群で文句なし!

ロボモードの頭部は没個性的ですが、悪役量産機ポジションを明確に表したもので、 特に国内のファンには歓迎されるのではないでしょうか。

本編には目が縦ニ列のものや、戦闘機に変形する航空部隊などが登場しますので、そちらもぜひ商品化して欲しいです。

以上 トランスフォーマープライム DXクラス ディセプティコンビーコンのレビューでした!




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