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TFP トランスフォーマープライム スタースクリーム
ファーストエディション:DXクラス レビュー




■ 発売元:HASBRO
■ 価格:2,730円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約14.5センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品:トランスフォーマープライム
■ シリーズ名:TRANSFORMERS(トランスフォーマー)

■ 11年11月25日登録
ディセプティコン・永遠のナンバー2 にして自称ニューリーダーなあの人も健在!!
フルCGアニメーション『 トランスフォーマープライム 』より、 スタースクリームをレビューします!



TFP スタースクリーム ビークルモード



ビークルモードはジェット戦闘機。

大まかな形状、インテークの形状やノズルと尾翼の位置関係から、
F-16がモチーフとなっているように思います。


戦闘機TFの宿命というか、やはり下方向に厚みのあるシルエット。

DOTMスタースクリームと2ショット。

キャノピーは残念ながらメタリック塗装仕上げ。
他の部位にも、クリアパーツは使用されておりません。

主翼下ハードポイントにミサイルを搭載。
3発のミサイルは軟質素材一体成型で、ちょっとクニャり気味です。

「下から見ないで」はお約束ですが・・・。
一応、ランディングギアらしき造形はありますが、開閉ギミックは無し。



TFP スタースクリーム トランスフォーム


@ 機体裏側から。

主翼したからミサイルを取り外し、水平尾翼下からフレームを分割して引き起こします。
A 下部フレームから脚を形成。

膝の軟質パーツを起こし、脹脛から安定翼を引き出します。

続いて末端部分を展開して足にします。
B インテークを機首と垂直になるように起こし、基部から180度捻って向きを変えます。


C 次に脚部を前面に展開し、腰裏の2本の突起を機首下のダボにジョイント。

さらにキャノピー中央付近で180度反転させます。
D まず、主翼のロックを外して後方にたたみます。

続いて機体後部を左右に分割し、機首方向に向けます。
E 水平尾翼を格納し、手を起こし、パーツ中央付近からスライドさせて伸ばします。
スリットから覗くピンが、端から端に移動するまでしっかり動かしきります。

水平尾翼の突起は主翼したから外したミサイルを取り付けるハードポイントになります。
F まず垂直尾翼をV字型に2枚に開き、ノズルを基部から180度反転させます。

次にノズルから本体に連なるフレームを展開し、本体の奥から頭部を引き出します。

さらにフレームをZ型に折りたたみます。
G 首フレームを胸部にメリ込ませ顔を前に向けます。

最後に軟質素材のツノを起こして、トランスフォーム完了!

※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



TFP スタースクリーム ロボットモード


■ FRONT & REAR
山田優を思わせる流麗かつ面妖なプロポーション!
腕や腿の肉抜き穴が多少気になりますが、絶賛の一言!!

DOTMスタスクがヤボに見えてしまうロボットモードでの2ショット!
まあ、どっちもヘボキャラなんですが。

TFプライムのボイオプと2ショット!
並べて遊ぶにはちょうどよいバランスに思います。


集光ギミックはなく、他のTFPトイに見られる瞳の造形などもありません。
実にスタスクらしい卑しいニヤケ顔!(誉め言葉)

変形時に緩やかな起伏を作り出すボディライン。
軽いS字を描きます。

主翼の外側にV字型の安定翼が重なる独特のウイング形状も再現!
裏側にはモールドに紛れてCEマークが刻まれています。

内部フレームが複雑に折りたたまれたバックパック。
ノズルもしっかり下向きに変形します。


■ ミサイル
主翼下から水平尾翼が変形したハードポイントに移動。
左右の腕に装備します。

前腕には5oジョイントがあり、ミサイルを外して尾翼を上げると
メックテックウェポンなどを装着可能です。


■ ディスプレイスタンド
パッケージの下部に入っているディスプレイスタンドは
向かって右側面にディセプティコンの、左側にオートボット
のエンブレムが描かれているDX共通仕様です。




ACTION

首はボールジョイント接続。

顎を引いた位置がデフォで上方に大きく動きます。

左右には、顎が肩に干渉するので若干見上げるような形になります。


肩はボールジョイント接続で、前後に傾けたり広範囲に動かすことができます。

肘と手首は単軸で約90度曲がり、肩アーマーと腕の境が軸回転します。
左画像は方と翼の構造を上から見たところ。

主翼もヒンジで前後、上下に微調整することができます。

腰も軸回転しますが、クリック感が強く、軸位地も後ろにずれているので捻った時の見栄えはあまりよくありません。
股関節はボールジョイントと腿付け根の軸で180度開脚もOKです。

ボールジョイント、ヒンジとも全般的にやや硬めですが、股関節のみ若干緩いか。
膝は単軸で約90度弱曲がります。

爪先と踵は足中央の共通軸で開閉します。

接地面積は少ないですが、両脇の支えと併せて、4点のうち3点で接地することになるので、安定性は意外に悪くありません。



ギャラリー












【コメント】

まず改修して欲しいポイントですが、まず、何と言っても軟質パーツの配置部位!

元々5+ですし、安全への配慮ということなのでしょうが、極端にソフトな素材は曲がりグセや傷が付きやすく、造形上の魅力を大きく削ぎかねません。

ツノやミサイルは、どれだけシャープに作れるかが勝負であろうし、この素材を使うことで赤く塗れなくなっているのだとしたら言語道断!

日本版では、できれば硬質パーツで赤い所は赤く塗って欲しいなあ・・・。

あとは戦闘機TFについていつものことですが、ビークルモードでの機体下部の処理。

もう少し薄く詰めてもらえるとありがたいです。

また、TFプライム ファーストエディションについては全般的なことですが、ギミックを頑張って欲しい。

ランディングギアや武器には改良の余地もありそうなので、セカンドエディションがあるならば、ぜひ期待したいところです。

とまあ、これだけ論っても尚、ロボットモードの流麗なスタイリングは見事!

妖しいというか、すでにアヤカシの領域に入っているとも感じられます!!

また、垂直尾翼が割れ、フレームが折りたたまれてノズルもちゃんと下を向くバックパックの変形機構もエクセレント!!

個人的には歴代スタスクでも一二を争い、TFプライムでは今のところ一番のお気に入りで、もちろん皆さまにもおススメです!!!

以上 トランスフォーマープライム DXクラス スタースクリームのレビューでした!




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