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TFP トランスフォーマープライム オプティマスプライム
ファーストエディション:ボイジャークラス レビュー




■ 発売元:HASBRO
■ 価格:4,980円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約18センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品:トランスフォーマープライム
■ シリーズ名:TRANSFORMERS(トランスフォーマー)

■ 11年11月19日登録
フルCGアニメーション『 トランスフォーマープライム 』より、海外版ボイジャークラスの
オプティマスプライムをレビュー!

オプティマスならばやはりボイジャークラス以上のグレードを望む向きも多いことと思われますが、
このTFプライム・ファーストエディション版ではいかなる仕上がりとなっているのでしょうか?!



パッケージは海外版ではよくあるタイプの変形ウィンドウサック箱。
ロボットモード、両腕に武器装着状態で収められています。

DXクラス同様、裏面は広告的色彩が強く、テックスペック等は省かれていますが、
武器の名称は記載されています。



TFP オプティマスプライム ビークルモード



ビークルモードはTFプライム・オリジナルのトラクターヘッド。
DXクラス同様、劇中の容姿を忠実に再現しています。

ヘッドランプとウィンドウグラスはブルーのクリアパーツ製です。


トレーラー接続部にはプラズマキャノンとバトルソードを装備。
排気塔は超ソフトな軟質素材製、テールランプはボディ一体で塗装すらされていません。

もちろん転がし走行が可能です。

SDCC限定DXクラス・オプティマスプライムと2ショット。
ほとんど相似形ですが、ボイジャーの方が比率的にやや車幅が狭く背高な印象です。

こちらはDA03オプティマスとの2ショット。
TFプライム版が大柄・・・というかDOTMトイがコンパクトだったんですねぇ。

重厚で豪快なフロントグリル!

中央にはしっかりとサイバトロンマークがプリントされており、
ヘッドランプは内側にモールドがありそれらしく輝いているように見えます。

トレーラー接続部には都合3か所の5oジョイント穴があり、武器などを取り付け可能。

あくまでもビークル用のもので、ロボットモード時は全て塞がってしまうと考えると、
ちょっと寂しい気がしますね。

ということでDA03メックテックトレーラーを接続してみました。
荷台が高いので少し傾いており、見栄えはあまりよくありませんが、一応けん引可能です。


■ SIDE & BOTTOM





TFP オプティマスプライム トランスフォーム


@ パーツの移行はDXクラスと良く似た構造になっています。

まずルーフトップを上げハノ字型に展開し、そのステーを荷台と組み合わせて脚部を形成。

荷台は武器を装備しない状態から始め、中央のジョイントを上に外しておき、脚を形成した後、内側に折り込みます。
A 排気塔の付いたキャビン下部を上部パネルに重なるように展開し、頭部を起こします。

次に露出した腰から脚を曲げて直立させます。
B フロントグリルを左右に分割し、サイドパネルから上方に跳ね上げ、フロントタイヤが前を向くように折り曲げます。

露出したノーズコーンは腕になります。
C フロントウインドウ下のロックを外し、左右に分割しながら少し上に持ち上げます。

腰の前にスペースを開け、腰を180度反転します。
D まず、背中の赤いパネルを閉じ、フロントタイヤ基部を肩に接続してグリルで背中を覆います。

さらにその上から、排気塔の付いたサイドパネルを重ねます。
E ノーズを展開して手首を出し、組み合わせて腕を形成。

腕を左右に開くとクリアパーツの付きの胸部パネルが出現します。
F 胸部パネルを横一線に伸ばし、ボディと接続。

肩と腕の位置を調節してトランスフォーム完了!

※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



TFP オプティマスプライム ロボットモード


■ FRONT & REAR
大きく肥大した胸と、細〜くクビレた腰のメリハリが印象的なTFプライムシリーズですが、
オプティマスは力強く、まるでマジックベルトで締めたよう。(笑)

もう一つの特徴である手長は、確かに長めですが、それほど違和感はありません。
SDCC限定DXオプティマスとロボットモードで2ショット!

ボイジャーはこの大きさと安定感が大きな魅力。
DXもまとまりは良いのですが、こう並べると如何せん箱っぽい感じは否めません。

同じくDOTM版と。

フロントノーズが腕部に、キャリア部が脚部に、と大まかな変形構造こそ
似ていますが、プロポーションもデザインも全く違う個体になっています。

首の周りにメカ的な意匠が露出しているデザイン。
実写ムービーの有機的組織とは違う、クラシカルさを感じます。

胸部にはクリア素材と内部モールドを使った走査線イメージの
プレートが造形されています。

頭部はマスクオン状態で固定。

集光ギミックでぼんやり光る眼には瞳状のモールドが施されていますが、
目つきが鋭いので、かなり攻撃的な表情に見えます。

大きく尖った肩アーマーには、サイバトロンのエンブレムが
描かれています(右のみ)。


■ プラズマキャノン
本編とは違い、ブラックとメタリック色で未知の金属っぽいイメージを醸成しています。
単体でのギミックはナシ。


■ サイバートロニアン バトルソード
安全基準のためか、背中の排気塔と同じ、超グニャグニャソフト素材製。
パッと見はそれほどチープなものには映りません。

両武器は銃剣のように合体させることができます。


■ ディスプレイスタンド
パッケージの底に紙製のディスプレイスタンドが入っています。

右がDXクラスのもの。

幅も高さも一回りコンパクトですが、奥行きが広いので、
ボイジャーでも安心して飾れるのではないでしょうか。



ACTION

首はボールジョイント接続ですが、上下にはほとんど動かないので実質左右回転みたいなもの。

肩アーマーはヒンジ式で跳ね上げ可。
肩は、腕を水平位まで上げることができます。

上腕と肘の間に回転軸があります。
肘は単軸で約90度曲がります。

手首は軸回転可。

腰は変形の都合上回転しますが、軸が中央より後ろに寄っているため、捻るとズレてあまり見栄えがよくありません。
股関節は軸の組み合わせで、180度左右開脚が可能。

膝は単軸で約90度曲がります。

保持力は全体を通して万全で、硬すぎるくらい。
足は爪先と踵部がハサミ状に開閉。

足首には左右軸があり、接地性に貢献しています。



ギャラリー
















【コメント】

圧倒的にスタイリッシュなプロポーション。

ボイジャーかくありきというべき量感も兼ね備えています。

ちょっと硬すぎるかなとも思える関節保持力も、確かな品質に結びついているような気がします。

やはりギミックが足りないと感じつつも、

レイヤー構造を巧みに取り込んだトランスフォームは、それ自体が高度なギミックかもしれません。

ただ一つだけ要望があるとすれば、

とにかくボイジャーのメガ様だけは出して欲しい!!


以上 トランスフォーマープライム ボイジャークラス オプティマスプライムのレビューでした!




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