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トランスフォーマープライム RID パワーライザーズ
メガトロン:ボイジャークラス レビュー




■ 発売元:HASBRO
■ 価格:4,725円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約17センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品:トランスフォーマープライム
■ シリーズ名:TRANSFORMERS(トランスフォーマー)

■ 12年3月09日登録

フルCGアニメ『 トランスフォーマープライム 』より、めでたくボイジャークラスにての復活となった
RID (ROBOTS IN DISGUISE)版 パワーライザーズ メガトロンをレビュー!

海外仕様はオプティマス同様、発光変形武器を携えての登場です!!



RID メガトロン ビークルモード



ビークルモードはメガ様定番の謎メカ・エイリアンジェット。
パケ裏にはスペースシップモードとの記述があります。


FE版と似た形状ですが、フュージョンカノンにはクローが付き、かなり大きめ。
また、本体にはエネルゴンの発光をイメージさせる紫のクリアパーツがふんだんに使われています。

FE版デラックスクラス スタースクリームと2ショット。
ボイジャーということで大きく、貫録があります。

航空機系のトランスフォーマーは機体が厚めになりがちですが、
懸案の脚部もフラットに収められた印象。

後部は噴射ノズルのような意匠があった方が雰囲気が出ると思うのですが、
まあ、エイリアンジェットだからいいか。

コロがないので転がし走行不能、着陸脚ギミックもありません。
まあ、エイリアンジェットだからいいか。

(左)猛禽類のクチバシ、あるいは恐竜のアゴにも見える不気味な機首。
(右)ガングリップを連想させる主翼は、G1メガトロンへのオマージュでしょうか?

中央にはメガトロンの顔がカッコ良く露出。

バトルクロー無しのスッキリ状態。
本編CGにはこちらの方が近いイメージ。

5mmジョイントですが、溝が切ってあり、フュージョンカノンを真っすぐ取り付け可能。
回頭したい場合、ちょっと浅くマウントする必要があります。

DOTMのメックテックウェポンを取り付けてみました。
左はスカイハンマーのエナジョンソード、右がメガトロンのフュージョンカノンです。

ショックウェーブのパーティクルウェイブブラスターは色合いもマッチしているのでおススメです。

ビークルモードでもパワーライジング(?)可能!
このカットだと飛行要塞グールっぽく見える。



RID メガトロン トランスフォーム


@ まず、機首の両側の飾りを左右に開きます。

続いて中央の突起を前に倒すようにして、後方に移動し、ロック。
A フュージョンカノンを取り外し、主翼前側のロックを外して上に跳ね上げます。

次に翼端の爪を内側に収めます。
B 主翼後方のロックを外し、機体裏側に収納されたフレーム(脚)を機首(腰)を起点として前方に展開。


C 主翼となっていた部分を回して、蓋をするように脚部を形成。

続いて鉤爪を前後に開いて、脚全体を外側に90度回します。
D 顔周りの装甲を左右に開き、フュージョンカノンのステーを前方に倒します。
E 腕になる部分を後方に反らしてロックを外し、分割して左右に開きます。
F 機体後部を首を起点に後方に90度曲げるとクリアパーツの窓にディセプティコンのエンブレムが現われます。

次に機体後部の装甲を上方に曲げ、肩装甲と腕を上方にかわしてスペースを作ってから、クリアパーツを覆うように胸装甲を持ち上げます。
G 機体後部の装甲を下してロックし背中を形成。

続いて前腕を捻って爪を起こし、肩装甲を下ろして整えればトランスフォーム完了!

※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



RID メガトロン ロボットモード


■ FRONT & REAR
ある意味原点回帰ともいうべきRID版メガトロンのロボットモード。
狂気を備えたシルバーグレーのマッシブボディは、これぞ破壊大帝本来の姿!

すっかりジャンキー扱いだったDOTM版ボイジャー メガトロンとロボットモードで2ショット!
グデグデになったメガ様も魅力的でしたが、やはりパワフルな方がそれらしいですね。

RID版ボイジャー オプティマスプライムとロボットモードで2ショット!
プロポーション的にはメガトロンの方が一回り大きいですが並べてもほとんど違和感ありません。

FEオプと比べるとほぼ同格か、わずかにオプの方が大きい印象です。

FE版スタスク、ビーコンと3ショット!

トランスフォーマープライムでは特にデ軍の体格差がイマイチ把握しにくいのですが、
個人的にはこの位がベストに思われます。

紫に発光するコアを装甲が覆うイメージをレイヤー構造で巧みに再現。

ボディは成形色ですが、表面は粗ヤスリで削った風のバイオレンス仕上げ。

目は集光ギミック内蔵。
顔のモールドは少し甘く、キバというより虫歯になってるような・・。

手に取ってみると胸板は決して厚くないのですが、 縁がふくよかに
ラウンドしているので実際よりボリュームがあるように見えます。

腕はクリアパーツを使用し、エネルゴンによる発光状態をイメージ。

脛が弧を描くように反り返るメガトロンらしい脚部。


■ フュージョンカノン / マイティソード
おなじみフュージョンカノンはマイティソードに変形。

後部ボタンを押すと両サイドから刃がせり出し、下部のLEDが赤く発光。
こちらも展開状態では固定できません。

刃は、ボタンを押さなくても一応動かすことができます。


■ バトルクロー
中年メリケンサック。
本編では確認できないオリジナル武器です。

フュージョンカノンに接続可能。

背中にもマウントできます。
左はステーを展開して取り付けた状態、右は閉じた状態に浅く取り付けて下を向けてあります。




ACTION

首はボールジョイント接続で前後左右にカタカタ振れる感じ。

真横に向けるにはカブトの後部が干渉してしまいます。
肩は、アーマーを跳ね上げ、角度を調節しながら横に振り上げることができます。

むやみに動かすと胸と肩をつなぐジョイントが外れ、あまり使い勝手は良くないですね。

肘は単軸で約90度曲がります。
股関節はボールジョイントで、180度開脚が可能。

膝は単軸ですが90度以上曲がります。

腰は残念ながら固定。
足というか爪は軸で前後独立して可動。

形状と、左右に振れないことから接地性はあまりよくありません。



ギャラリー














【コメント】

まず造形についてですが、ビークルモードでは各パーツを合理的に配置し、厚ぼったくならずシャープでフラットなシルエットを構築しています。

謎メカだから可能だったことかもしれませんが、クールなスタイリングとして一定の評価は得られるように思います。

また、ロボットモードでは本文でも述べたとおり、これぞメガトロンという威圧感に満ちた存在感があります。

パーツがパーツを覆っていくレイヤー構造はファーストエディションから顕著になってきたトランスフォーマープライムシリーズに共通する傾向ですが、コアにクリアパーツを用いたことで劇中メガトロンのイメージに準じた1ランク上の質感が再現できたように感じます。

ただ、残念なのは背中のガワ処理。

取り説では上げておくように指示があったのですが、あまりカッコ良く見えなかったので下げて目立たなくしました。

元々バインダーとかガワ的なものが無い背中デザインなので、見る位置から死角に動かして隠してしまってもいいように思います。

可動性能については残念ながら今一つの印象。

腰は仕方ないとして、首とか肩回りはもう少し動くようにできたはず。

トランスフォームについては、アメフトの選手がプロテクターを装着していくようなイメージで非常にエキサイティングです。

途中、クリアパーツの窓にデ軍のエンブレムが立ちあがるところは何と心憎い演出でしょう。


さて、現段階でこのボイジャークラス・メガトロンの日本投入は確認できませんが、高い確率で発売されるように思われます。

アームズマイクロンだけではなく、DOTMのメックテックウェポンなどもけっこう相性がよろしいようで、 日本での製品化の折には、翼の下などに5oジョイントなどが増設されれば、かなり面白く遊べるのではないでしょうか。

以上 トランスフォーマープライム RID ボイジャークラス メガトロンのレビューでした!





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