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トランスフォーマープライム ビーストハンターズ
プレダキング(ドラゴトロン):ボイジャークラス レビュー




■ 発売元:HASBRO
■ 価格:4,200円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約18.0センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品:トランスフォーマープライム

■ シリーズ名:TRANSFORMERS PRIME (Beast Hunters)
 トランスフォーマープライム (ビーストハンター)

■ 13年2月8日登録

ヒュドラの首を従えたプレダコンの暴君!!

トランスフォーマープライムのシーズン3 にあたる新展開 『 ビーストハンターズ 』 より、
プレダキングのレビューです!




プレダキング ビーストモード



ビーストモードは、灼熱のマグマのような色の翼をもつ黒い竜。

ボディのあちらこちらに楔形文字のような刺青が刻まれており、ミステリアス
な雰囲気を漂わせています。


基本色の黒、橙、そしてグレーはほとんど成形色が活かされており、それらを
ゴールドの塗装が引き締めています。

翼を含めほとんどがプラ製、頭部と前足、後ろ足のツメが軟質パーツ製です。

ハンターオプティマスプライムと2ショット。
まだ、動画を見ていないので比率など分かりませんが、おおよそ同格な感じはします。

レーザーバックと2ショット。
顔の高さなどあまり変わりませんが、体長は圧倒的に長いです。

下顎は開閉可能。

首は、変形の都合もありますが、上下左右に可動し、豊かな表情付けが可能です。


■ EQUIPMENT STYLE
肩に双頭の竜、ヒュドラブラスターを装備!

ヒュドラブラスターはレバーを引と一直線に伸び、
さらに、スプリングによりミサイルを発射します。



プレダキング トランスフォーム


@ 最初に尻尾を取り外します。


続いて、首の後ろ、胴体上下のグレーのツメを開きます。
A 尻尾部を真上から見たところから。


まず、両後ろ足を前に向け、手前に90度回転させます。
B 尻尾を中央で二つに割り、両側とも@で開いたツメが突端に来るように捻りながら展開します。


続いてツメ上の空洞になった部分に後ろ足を入れ込んで脚部を形成。


真ん中に残った尻尾上部のカバーを空洞部分がこちらを向くように90度回します。
C 肩の黒いツノを起こし、前足のツメを中央で合わせて90度回します。
D 胸パネルを開き、竜の首を後ろに向けます。


続いて竜の頭を前に倒して、ボディ内にできたスペースの斜め奥に突き立てるように収めます。
E 竜の首を小さく畳み、背中に収納すると、逆端に付いているロボモードの首が起き上がります。

最後に尻尾カバーを背中に組み付けて、トランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。




プレダキング ロボットモード


■ FRONT & REAR
肩口を裂いて突き出た黒いツノを筆頭にトゲトゲしさが目立つシルエット。
胸と肩のボリュームに比べて腰のラインが細いので、非常にスリムに見えます。

■ EQUIPMENT STYLE
翼を開き、ヒュドラ・ブラスターとテイルソードを装備。

ハンターオプティマスとロボットモードで2ショット。
天空の対決セットですね。

RID メガトロンと2ショット。
発光ギミックとクリアパーツが無くなったのはちょっとさびしい。

DXクラスのレーザーバックと2ショット。
プレダコンズはどんなメンツになるのやら、今から楽しみです。


■ BUST UP 




シャープな造形の頭部は、実は軟質パーツ製。
集光ギミックは残念ながらありません。

色目のせいで目立ちませんが、胸部パネルには起伏に富んだモールドが刻まれており
左側にはプレダコンのマークがプリントされています。

分厚く畳まれた背中。
スリットから竜のトゲトゲが覗いているのがポイント!


■ DRAGON WING


翼は付け根の軸と2ヶ所のヒンジで様々な形態に変化します。
翼の上に5oジョイントでもあれば、さらにプレイバリューが広がったように思います。


■ HYDRA BRASTER 
竜の首を模したブラスターが2丁付属。
手首の5oジョイントに接続します。

銃身をクランク型に曲げて、レバーを引くと、

首が一直線に伸び、スプリングギミックでミサイルを発射します。

2丁が結合してツインブラスターに!!
ジョイント内でギミックも連結されており、片方のレバーを引くともう片方も連動して動きます。


■ DRAGON-TAIL SWORD 
ビーストモード時の尻尾がそのまま剣になります。

ツメのダボに取り付けて持たせますが、ツメが軟質パーツ
なので、しっかり固定できません。




ACTION

マスクのように張り付いた顔はヒンジで若干上を向けます。


また、首は軸接続で左右回転します。
肩はシ軸の組み合わせで、水平近くまで上がります。


上腕と肩の境に回転軸もあり。
ツメは開閉と回転が可能。
腰は軸回転できる構造ですが、背中の変形の都合により固定。


股関節は軸の組み合わせで左右180度開脚が可能。


膝に回転軸アリ。
前後開脚も、前に出した足は若干外向きですが、180度近くまで開きます。


膝は90度近くまで曲がります。


足は爪先と踵がそれぞれ開閉します。



ギャラリー




























【コメント】

狩られる側のボス

というか、そのスマートすぎるプロポーションのせいで中ボス位に見えてしまうプレダキング。

しかし、その造形は、玩具的なシンプルさが強調されたハンターオプティマスに比べ、トゲトゲしい頭部や各部のディテールなど、 彫像的な凛々しさも備わっています。

特に胸と肩は精悍さと激しさを感じさせる秀逸なデザイン!!

翼の縁の竜の首のようなモールドにも遊び心が感じられ、好感が持てます。

ただ、ビースト時の胴体(ロボットモードの足爪部分)の段差を処理し切れていないのがたいへん残念。

変形は、尻尾に非対称な形で収めるなど下半身は凝ってはいるのものの、上半身の平凡さと相殺されてしまった感じ。

元が謎ビーストなのだから、もっと大胆に冒険してもよかったと思います。

可動は、ボールジョイントを手首だけに限定し、ヒンジと軸を多用した堅実な仕様。

各部可動範囲は一般的な水準ですが、せっかく回るようになっている腰を何とか活かせなかったものか。

また、オプションの剣やブラスターが余剰パーツになってしまうのもマイナスポイント。

さらに剣も持たせにくいし、ブラスターも各モードで位置決めされた感があり、今一つ使い勝手が良くないように思われます。

プレダキングは当然抑えておくべきキャラですが、噂のアルティメットクラスの動向を見極めてからでも遅くはないかもしれません。

以上、ビーストハンターズ プレダキング(ボイジャークラス)のレビュー終了!






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