トランスフォーマー ジェネレーションズ オートボット ホワール : ボイジャークラス レビュー |
■ 発売元:HASBRO ■ 価格:4,980円 (本体のみ税込) ■ サイズ:全高約17.0センチ(ロボットモード時頭頂高) ■ 登場作品:トランスフォーマー ■ シリーズ名:TRANSFORMERS GENERATIONS トランスフォーマー (ジェネレーションズ) ■ 14年2月1日登録 |
海外版 TFジェネレーションズより、レッカーズの一員、オートボットホワールのレビューです。 あの 1/55 可変バルキリーで有名なタカトクトイスによる " オべロンガゼット(特装機兵ドルバック に登場)" の金型より派生した " G1ホワール " のリメイクで、オリジナルTFとは一線を画す風貌 を持っています。 |
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このアイテムは、当時品を意識したステッカー仕様になっています。 ( " VH-64MR " というのはガゼットの型式番号ですね。) 当方ではオートボットのマーク、ローターの赤ラインなど数点のみ貼り付けました。 |
オートボット ホワール ビークルモード | ||
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ビークルモードは " AH-1 " に似た戦闘ヘリ。 スカイブルーの本体に黄色のローターという若々しい配色が、軽快で俊敏なイメージを 感じさせます。 | ||
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表面にはスジ彫りやリベット造形などがさりげなく施されており、適度なリアル感を演出。 メインローターとテールローターが手動で回転しますが、着陸脚は固定スキッドなので、 収納展開ギミックとかはありません。 | ||
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IDW版スプリンガーと2ショット。 サイズはほぼ同等で、トリプルチェンジャーであることが最優先課題であろうスプリンガー より シルエットそのものはスッキリまとまっている感じ。 | ||
Cジョイントと5mmジョイントをふんだんに配した4つの武器が付属します。
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機首や側面、スキッドなどに装備可能。
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キャノピーは開閉できます。
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オートボット ホワール トランスフォーム(ビークル ⇒ HELOPED) | ||
@ 左右のスポンソンを外側に開いてロックを外し、下部フレームを前方に展開します。
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A 下部フレームをしっかり開いたら、末端の爪をスライドさせるように前後に展開します。 続いて中央付近から鳥足状にずらして折り曲げます。 | ||
B 鳥足状に曲げた下部フレームをキャビン下のガイドに従って後方にスライドさせます。 | ||
C @で展開したスポンソンの上下より(連動する)黒い爪を開いて腕とします。
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D テール部を基部から折り曲げてボディに組み付け、トランスフォーム完了!
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オートボット ホワール HELOPED モード | |
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いわゆるガウォーク的な中間形態。 パケ裏や取り説には " HEROPED(ヘロペッド?)MODE " と記載されていますが、 意味は解りませんでした 。 | |
パケ裏には腕を折り畳んだままの状態の画像が記載されていました。 武器を取り付けるなら、この方が引き立って良いかも。 |
オートボットホワール トランスフォーム( HEROPED ⇒ロボット) | ||
@ テール部を真っすぐ伸ばします。
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A ローター基部のカウリングを左右に分割して、後方に倒すと、頭部が現われます。
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B テール部を、カウリング内側の可動フレームをたたむようにして、中に押し込み、しっかり折り曲げて
ボディ背面に組み付けます。
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C ローター基部の黒いパーツを下し、左右のカウリングを内側にスライドさせて固定し、トランスフォーム完了!
※手順は個人的なものです。 パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。 |
オートボットホワール ロボットモード |
■ FRONT & REAR |
細身のボディにモノアイ、ピンチ型の腕という、タカトクオべロンガゼット からの流れを組むG1ホワールの正統進化型。 尚、背中のローター基部の処理は、取り説には指示がありませんでしたが、 こちらの方が収まりがいいだろうという個人的見解でこの形にしました。 |
IDW版スプリンガーとロボットモードで2ショット。 ガッチリヒューマノイド体型のスプリンガーと並べると、よりドローンっぽい ホワールの容姿が引き立ちますね。 |
■ BUST UP | |
シンプルに済ませているかと思ったら、意外に作り込んである 頭部周りのディテール。 | |
単眼は集光ギミック内蔵ですが、アンテナを傾けることにより光を シャットダウンできる仕様になっています。 開放した時、もっとギラギラ明るく光るようであれば、手動でパカパカ 点滅させるような遊び方もできたでしょう。 |
■ WEPONS | |
一番上のナルレイキャノンのみツメを収納して腕に被せるように装着し、 他の武器は5oジョイントかCジョイントで身体各部に取り付けます。 ギミックは特にありませんが、武器同士を組み合わせて遊べます。 |
ACTION | ||
首はボールジョイントで可動。 基部を若干、起こして可動域を拡げることができます。 | ||
肩は細いフレームでつながる独特の構造。 ボディ側はボールジョイント接続で全方向にグリグリ動きますが、保持力はちょっと弱め。 | ||
腕側のジョイントは軸の組み合わせでこちらも自由度は高いです。 ここを起点にしても、腕を真横に開くことが可能。 | ||
肘は二重関節で約180度曲がります。 ツメは内部ギアにより連動開閉します。 | ||
股関節は左右、前後とも180度以上の開脚が可能。 腿の付け根に回転軸もあり。 | ||
鳥足気味の膝はフレームの前後で軸可動。 都合90度位の可動域で、関節が硬く、意外に膝は使いにくい印象です。 |
ギャラリー |
【コメント】 まずは関節の仕上がりの件。 当方の個体は、膝や足首、そしてキャノピーの開閉などが非常にタイトで、動かすのにかなりの力を 必要とする反面、肩とボディをつなぐボールジョイントは、ただ腕を前に出して保持することも困難 なほど緩く、極端で扱いにくくなっています。 また、ステッカーの絵柄なども旧アイテムを連想させるもので、小さな子どもまで、広い層に受け入れ られる商品かは疑問です。 まあ、ジェネレーションズというシリーズ自体が元々そうしたものかもしれませんが。 ただ、このような扱いにくさを克服できれば、各モードのスタイリングもまとまりが良く、特に 奇抜なロボットモードは、一般的なTFにはない楽しさを与えてくれるものでしょう。 身体各箇所に取り付けが可能で、様々な組み合わせが可能な4つの付属武器は、プレイバリューを広げてくれます。 また、レトロなステッカーを含めたパッケージは、意外に現代の感性にヒットするかもしれません。 今のところ国内発売のアナウンスはありませんが、上記の扱いにくさを受け入れる覚悟さえあれば、もちろんおススメです。 以上、ジェネレーションズ オートボットホワール のレビュー終了! |