トランスフォーマー ジェネレーションズ メガトロン ( IDW版 ) :DXクラス レビュー |
■ 発売元:HASBRO ■ 価格:2,940円 (本体のみ税込) ■ サイズ:全高約13センチ(ロボットモード時頭頂高) ■ 登場作品:トランスフォーマー( IDW コミック版 ) ■ シリーズ名:TRANSFORMERS GENERATIONS トランスフォーマー ジェネレーションズ ■ 13年7月26日登録 |
海外版TFジェネレーションズより、IDWコミック仕様の黒メガトロンがリリースされました! 国内では野望に燃えていた若きメガトロンの姿「 メガトロナス 」として、転生前のオプティマス、 オライオン・パックスとセット販売される予定のアイテムです。 | |
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今回は IDW版コミックの登場キャラを立体化するシリーズということで、同梱される 抜刷りの表紙がそのまま背景を兼ねる斬新なものとなっています。 通常のブリスターパックで、キャラクターバイオやテックスペックは裏面に記載。 |
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B5版 28ページでオールカラー!! 絵も迫力があり、けっこう読みごたえがありますよ。 |
メガトロン ビークルモード | |
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ビークルモードは B-2ステルス爆撃機に似た全翼機。 機体の厚みはかなり抑えられており、薄くシャープなシルエットとなっています。 | |
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パーツ割りも分割線に沿って巧みに行われており、見栄え的には、 ほとんど破綻のない仕上がりに思います。 | |
WFC版メガトロンと2ショット。 大きさ、密度ともWFC版が圧倒的ですが、IDW版は繊細に 作り込まれているように感じられます。 あと、やっぱり謎メカじゃないというのは良いですね。 | |
フロントの着陸脚は格納可能。
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装甲で覆われ、まとまった印象の底面。 グレーのフレーム(腕になる部分)上にリヤの着陸脚風のモールドが見られます。 |
メガトロン トランスフォーム | ||
@ 左右の翼端を取り外し、露出したブロックのロックを外して展開します。 取り外した翼端パーツはフュージョンカノンに合体させ、右腕に取り付けます。 | ||
A そのさらに内側のブロックを展開して脚を形成し、後方に伸ばします。
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B コクピット脇のブロック(ロボットの胸)、その先のブロック(肩)、を展開します。 続いて@で外したブロックを捻って腕にし、先端から拳を引き起こします。 | ||
C 肩パーツをいっぱいまで左右に開いてから、ロボットの頭を通すように機首を下します。
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D 機首をもう一段折り曲げ、紫のパーツ(腰)に組み付けます。 最後に肩パーツをしっかり開いて本体にロックして トランスフォーム完了! ※手順は個人的なものです。 パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。 |
メガトロン ロボットモード |
■ FRONT & REAR |
直線が多用され、シャープに仕上げられたIDW版メガトロン。 抜き身というか、拳銃というか、危うさと精悍さが同居した迫力を感じるシルエットです。 |
ロボットモードで2ショット。 やはり一回り小さいですが、メガ様特有の威圧感は健在。 |
■ BUST UP | |
残忍で冷徹な表情がうかがえる頭部造形。 構造的には一応集光ギミックらしいのですが、目はほとんど光りません。 胸内部のモールドもそれらしく作ってあり好印象ですが、 コクピットがクリアパーツならベストでしたね。 | |
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■ フュージョンカノン | |
両翼の端パーツを組み合わせたフュージョンカノン。 5oジョイントで左右どちらにもマウント可能です。 |
上部のパーツを後に引くことにより、砲身を展開可能。 シンプルなギミックですがカッコいい!! |
ACTION | ||
首はボールジョイントで可動。 上下にもスイングしますが、振り幅はあまり大きくありません。 | ||
肩は内側のシャフトにより可動し地面と平行位まで上げることができます。 肘は単軸で約90度ほど曲がり、上腕との境に回転軸もあります。 手首は回転はしませんが、内側に返せます。 腰は残念ながら固定です。 | ||
股関節はボールジョイントで、左右180度開脚を達成。 膝上には回転軸があり、膝は変形の都合で折り重なるまで曲がります。 | ||
足首と踵はヒンジによりで調整可能。 保持力は適切ですが、構造上、接地性と安定性は今一つです。 |
ギャラリー |
【コメント】 ビークル、ロボット両モードとも精巧な仕上がりで取りあえず満足。 特にロボットモードの頭部は極小ながらも表情が秀逸で、暴君メガトロンの雰囲気がよく表れていると思います。 残念なのはふくらはぎがスカスカなこと。 造形自体はしっかり再現されているので、内側からもう一枚パネルを起こしてふさげるようにするなど工夫があれば・・・。 また、ギミックの少なさも引っ掛かります。 フュージョンカノンはシンプルながら素晴らしいアイデアに思いますが、これ一つだけでなく、 何かもう一つ位ポイントが欲しかった。 さて、コミックの抜き刷りが付属するIDW版ですが、今後もいくつかのラインナップが用意されています。 コミックを眺めながらフィギュア片手に遊び呆けるのもよいのではないかと。 あと、冒頭に申し上げましたが、このアイテムは10月末に国内発売が決定しています。 従来通り、メタリックテイストの重塗装版ということで既にサンプルも出回っていますが、 大きな違いは全身の分割線から紫の光が漏れているような塗装が施されることでしょう。 どちらを選ぶかはあくまでもお好みということで。 以上、TFジェネレーションズ IDWコミック版メガトロン のレビュー終了! |