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トランスフォーマー ジェネレーションズ
オートボットスプリンガー : ボイジャークラス レビュー




■ 発売元:HASBRO
■ 価格:4,980円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約17.0センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品:トランスフォーマー

■ シリーズ名:TRANSFORMERS GENERATIONS
 トランスフォーマー (ジェネレーションズ)

■ 13年5月30日登録

イケメン過ぎるトリプルチェンジャー!!

“ トランスフォーマー2010 ”などで活躍したオートボットスプリンガー(スプラング)
が、ジェネレーションズ枠よりボイジャーサイズで新生です!




オートボットスプリンガー ビークルモード(アーマードカー)



タンブラーを彷彿とさせる低く構えたアグレッシブなフォルム。
ポップなグリーンとイエローでも抑えきれない暴力性が伏す秀逸なデザイン!

ヘッドランプと窓はクリアパーツ製です。


各パネルはしっかりロックされ、継ぎ目の隙間もほとんど気になりません。
オールプラ製ですが、適度な重量感があります。

タイヤは4輪が独立回転し、転がし走行が可能。

ジェネレーションズ DXクラスのブラーと2ショット。
スプラングの方が若干大きめですが、装甲車ということで、並べても何とか許容できるサイズ。


■ ミサイルランチャー


ルーフの5oジョイントにミサイルランチャーを装備。

 
回頭&仰角調整が可能。

上面のスイッチを前に押しだすと、向かって左から時間差で連射します。
また、後方のパネルを上げればカタパルトのようなイメージに。


ローターはシャーシ裏に収納します。
ヘリ時にランディングギアになるパーツでガッチリ固定。



■ FRONT & REAR

■ SIDE & BOTTOM





オートボットスプリンガー トランスフォーム(アーマードカー ⇒ ヘリコプター)


@ 左右のバンパーをそれぞれ下し、前輪をサイドパネルごと展開します。


続いて、ウイングスポイラーのサイドをツライチになるように倒してから、リヤオーバーフェンダーを展開します。


( 底面のローターブレードは、あらかじめ取り外した状態から )
A スポイラーの向きを変えないように、オーバーフェンダーを後方に回して閉じます。


スポイラーのサイドは縦に起こして、直しておきます。
B 両サイド部を左右に展開し、ルーフトップを持ち上げます。
B ドアパネルの外装を引き出して、フロントタイヤを覆うように反転させます。


むき出しになったドアのフレームを、ドアヒンジから直角に開きます。
C ドアフレームに連なる後部パネルを前方に曲げ、ドアパネルにジョイントします。


ルーフのサイド部を後部をカバーするように倒します。
C ボディ後部を横から見たところ。


ゴッドバード式に( わずかにですが )角度を付けておきます。
D サイドブロックは後方にずらすように、ルーフトップは前方にずらすようにして、それぞれボディにロック。


ルーフエンドをなじませるようにカバーします。
D シャーシ裏から取り外しておいたパーツをルーフに挿し、ローターを開いてトランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



オートボットスプリンガー ビークルモード(ヘリコプター)



骨太で安定感のあるヘリコプター。
大型のスポンソンと軽快なスタブ翼が印象的です。


リヤタイヤをダクテッドファン風に変形させるなど、特徴的なパーツを効果的に活用しつつ、
ビークル2態を全く違ったイメージに見せています。


DOTM スカイハンマーと2ショット。
サイズはほぼ同格。

攻撃ヘリとは一線を画してはいますが、また別のスパルタンさが感じられます。


ローターは手動で回転。



フロントの着陸脚は格納可能、リヤは開閉可能。



■ ミサイルランチャー
ヘリモードでは機首にマウントされます。
5oではなく、取り外しにちょっとコツの要る専用ジョイントで接続します。

下側にまわったスイッチによりミサイル発射も可能。


■ FRONT & REAR



■ SIDE



オートボットスプリンガー トランスフォーム(ヘリコプター⇒ロボット)


@ スポンソンの上部パネルを前にスライドさせてから斜めに開きます。
A 上部カバーを前方に開き、テール部を左右に分割します。
B テールエンドを展開し、内側から緑のパーツを引き出して足にします。


尾翼はたたんで位置を調節します。
C 後ろ側の緑のパネルを開き、翼の付いた外側のパネルのジョイントを外します。


直角に曲がったグレーのパネルの角から拳を引き起こし、一直線になるように合わせて腕にします。


緑のパネルは下腕の内側として被せます。
D 底面から頭部を引き起こしつつ、機首をこの頭部が中間で交錯するように、 内側に折り込んで胸パネルにします。

最後に黄色いパーツを持ち上げて両肩にロックしてトランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。




オートボットスプリンガー ロボットモード


■ FRONT & REAR
コミック " The Transformers: Last Stand of the Wreckers " に登場するスプリンガー
をモチーフにしたであろう見事なプロポーション!

ジェネレーションズ ブラーとロボットモードで2ショット。

DOTM スカイハンマーとロボットモードで2ショット。


■ BUST UP 



勇者ロボとしても十分通用するイケメンフェイス!
目は薄いブルーのクリアパーツで、集光ギミックが効いています。


■ ミサイルランチャー 
ミサイルランチャーは携行武器として手に持たせることができます。

■ ローターサーベル  
G1スプラング同様、ローターを変形させたた剣を構えます。

ランチャーとサーベルを合体させ、銃剣というか、ロングライフル的な武器に!

バックパック下部にマウント可能。
サーベルをマウントしたままグリップを握ることができます。




ACTION

首はボールジョイントではなく、軸の組み合わせにより上下にスイング、左右に回転します。


適度に見上げることができ、可動域は必要十分な印象。
肩も同様に、軸の組み合わせで前後に回転、上下にスイングします。


上腕の中間に回転軸アリ。


肘はクリック式の単軸で3段階、約90度弱曲がります。
手首は軸で回転し、変形機構を使って内側に多少折り込むことができます。
腰はもともと回転機構がありますが、背中のガワが干渉します。


ガワを引き起こせば、あまり負担をかけずに捻ることができると思います。
股関節は軸の組み合わせで左右開脚はほぼ180度。


前後開脚は背中のガワが干渉するので180度は無理ですが、ガワを引き起こせば、それに近い所まで 開きます。


軸が回転するだけでなく、腿の付け根にも回転軸があるので、かなりフレキシブルに動かすことができます。
膝はクリック式の単軸で8段階、90度まで曲がります。


足首は変形構造を利用して下向きに90度のみ可動。


左右には振れず、接地性、安定性は今一つに思います。



ギャラリー


































【コメント】

まずはこのスタイリングを誉め称えたい!

ただでさえ扱いの難しいトリプルボットながら、3モードとも破綻のない秀逸なシルエット!

俊敏で挑発的なカーモード、力強さに裏打ちされた安定感のあるヘリモードも 譲りがたいのですが、ロボモードのヒロイックなプロポーションは格別です。

勇者ロボ並みにイケメンであることは、ご覧いただければ誰もが解ることですが、書かずにはおかれません!

また、適度に複雑ながら、直感的に3モードに組み替えることができるトランスフォーム。

ヘリモードの着陸脚ギミック、3モードとも余剰パーツが出にくくなる工夫が施してあるなど、地味なポイントもしっかり抑えてある抜かりなさ!

可動も肘や膝には間隔の適切なクリック関節が採用されておりポーズも付けやすいのですが、唯一、 肩関節だけが緩く、肘を伸ばしてミサイルランチャーを構えるには一苦労です。

変形構造的な要因もあるので一概に何とも言えないことではありますが、ここさえガッチリ決まればパーフェクトに 近い評点になったにちがいありません。

そのマイナス分を加味した上でも、近年多かったギミック足らず軽量肉抜き穴スカスカの乱造モデルは一体何だったのだろうかと訝らざるを得ない、納得のいく出来栄えです。

TFマニアのみならず、変形ロボファン、アクションフィギュアコレクターにも広くおススメできるアイテムですが 、8月に発売予定の国内版の仕様‐メタリック系の重塗装版になるとか‐見極めてから購入をきめても良いかと思われます。

海外では、基本構造を流用したサンドストームも発売が決定しているようですし、お好みでどちらか選ぶのもアリですね。

以上、ジェネレーションズ オートボットスプリンガー のレビュー終了!






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