トランスフォーマー ジェネレーションズ ロードバスター : ボイジャークラス レビュー |
■ 発売元:HASBRO ■ 価格:4,999円 (本体のみ税込) ■ サイズ:全高約17.0センチ(ロボットモード時頭頂高) ■ 登場作品:トランスフォーマー ■ シリーズ名:TRANSFORMERS GENERATIONS トランスフォーマー (ジェネレーションズ) ■ 14年7月08日登録 |
およそ30年前、日本のタカトクトイスにより商品化されたアニメ「 特装機兵ドルバック 」の主役機 ムゲンキャリバーの変形玩具を流用して海外発売されたロードバスター! そのロードバスターが、ほぼ同様の経緯を辿ったホワールに続き、海外版 TFジェネレーションズ にてリメイクされました!! |
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ホワール同様、当時品を意識したステッカーが付属します。 当方ではオートボットのマークのみ貼り付けています。 |
ロードバスター ビークルモード | |
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ビークルモードは四輪装甲車。 ロードバスター≒ムゲンキャリバーが、屋根のない大型ジープのような車両だったのに対し、 屋根付きのバギーカーのようなルックスとなっています。 | |
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フロントとサイドウインドウにはクリアパーツが用いられており、また、四輪とも独立回転 することにより、転がし走行が可能です。 | |
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IDW版スプリンガーと2ショット。 手に取った時の密度感はスプリンガーの方が勝っていますが、スケール感はあまり変わりません。 | |
主に5mmジョイントに対応した武器が数点付属します。
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それぞれを単体で取り付けたパターン。
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全てを合体させて装備することも可能です。
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■ FRONT & REAR | |
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■ SIDE & BOTTOM | |
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ロードバスター トランスフォーム | ||
@ 後部装甲をルーフ中央部分からガバっと後方に展開します。
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A 開いた装甲を中央から左右に分離し、緑色の突起部を外に90度捻り、突端を下に向け、爪先とします。
続いて立ちあがっているタイヤを内側に折り込んで畳みます。 | ||
フロントオーバーフェンダーを左右に展開しながら前方に引き出します。 展開したオーバーフェンダーは中間の連結部分から前方に反らせて、腕とします。 この時点でフロント部が上になるように、直立させます。 | ||
C 腕を下し、フロント部を胸部のカバーにして
、トランスフォーム完了!
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ロードバスター ロボットモード |
■ FRONT & REAR |
ロードバスター≒ムゲンキャリバーとして馴染み深いスタイリング。 思っていたよりスカスカ感はありませんが、腕にタイヤがそのままぶら下がっており、 何とかもう少しスマートに処理できなかったものか。 |
IDW版スプリンガーとロボットモードで2ショット。 こちらも大きさ的には違和感ありません。 | |
ジェネレーションズ版ホワールと2ショット。 こうなるとタルカスも欲しくなりますね。 |
■ BUST UP | |
特徴は残されているものの、何となくゲルググっぽくなっている頭部デザイン。 集光ギミックが仕込まれていますが、前面がグリーンで塗りつぶされているので 全く機能していません。 |
■ WEPONS | |
付属武器は手に持たせる他、肩や脚などにも
配置された5oジョイントに装備可能。 武器同士を様々な形で組み合わせることもできます。 |
ACTION | ||
首はボールジョイントで可動。 上下に振ることもできますが、可動域はあまり広くありません。 | ||
肩はクリック軸で画像位置まで開きます。 肘は構造的に二重関節で180度近く曲がります。 肩と腕は回転軸で接続され、角度を付けることができます。 | ||
股関節はクリック軸の組み合わせで可動。 そのままではほとんど開脚できませんが、装甲が干渉しないよう、腿の付け根の回転軸を使って 画像の位置まで開くことができます。 | ||
足首もクリック軸により可動。 脛内側との接続ジョイントにより左右にスイングすることも可能です。 |
ギャラリー |
【コメント】 多数のオプション武器と、その組み合わせによるプレイバリューの豊富さ、と 期せずしてこの新生ロードバスターは、ADハウンドと似通ったコンセプトを持っているようです。 違いとしては、ロストエイジ版ハウンドがミリタリー直系とも思えるハード路線を追求しているの対し、 ロードバスターは、その原点である80年代アニメ特有のファンタスティックなSF的雰囲気をまとっている 点でしょうか。 これにより両者は全く別のイメージを与えるトイに仕上がっています。 ロードバスターのスタイリングはその出自を語るように、一目でムゲンキャリバーと分るもので、連結合体が可能なアーマーライフルはグレネードランチャーの装填まで再現できる凝りようです! 惜しむらくはまず、本体の変形が簡素でストレートすぎること。 例えその構造がシンプルでも、ガラリと印象が変わる、アイデアに満ち溢れた変形がチラホラ提案される中、 あまりにも普通で、驚きがありません。 そして可動にクセがあり、思ったよりポージングが難しくなっています。 特に下半身は融通が効かず、せっかくの多彩な武器とそのコンビネーションを活かしきることはかなり困難であると思います。 そのような障害も乗り越えても尚、ロードバスター≒ムゲンキャリバーを手に入れたい方にはもちろんおススメ! 今夏、スカイファイヤー≒バルキリーの発売も控えており、期待も高まります!! 以上、ジェネレーションズ ロードバスター のレビュー終了! |