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トランスフォーマー ジェネレーションズ
FOC サウンドウェーブ:ボイジャークラス レビュー




■ 発売元:HASBRO
■ 価格:3,990円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約.センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品:Fall of Cybertron(ゲーム)

■ シリーズ名:TRANSFORMERS(トランスフォーマー)

■ 12年12月10日登録

TF ジェネレーションズより、ゲーム Transformers: Fall of Cybertron (以下 FOC)版の
情報参謀・サウンドウェーブをレビューします!

外観は、DXクラスで既に発売されているWFC版の相似形ですが、サウンドウェーブならではの
あのギミックが搭載されています。



FOC サウンドウェーブ ビークルモード



ビークルモードは、前端に特徴的なクローを持つ装甲車。

クリア素材を活かしたホイールによりミステリアスさを強調されており、
ルーフ上のランチャーポッドは5oジョイントで着脱可。

WFC サウンドウェーブと2ショット。

クラスに相応しく大型化されていますが、何より厚み(高さ)が増した印象。
メタリックが効いた重塗装仕様は、やはり高級感があってよいです。

RID オプティマスプライムと2ショット。

昨今のコンパクト化路線に逆行したか、少し大きめな印象。
もしかしたら設計自体が古かったりして?

   

中3本のクローは開閉可能。
両脇の2本は固定です。



■ イジェクトギミック : トランスフォーム可能なデータディスクをボディ内に格納し、打ち出すことができます。

@ フロント、向かって右上に隠れているグレーのスイッチを押すと、
キャノピーとクローの付いたプレートが勢いよくオープン!

A ランチャーポッドの付いたルーフを前にスライドさせると・・

B データディスクが出てきます。
※ ディスクは落下した衝撃などによりトランスフォームします。



FOC サウンドウェーブ トランスフォーム


@ ルーフからランチャーポッドを取り外します。


次にルーフを前方にスライドさせ、露出した爪先部を展開します。
A リヤサイドパネルを分割して伸ばし、脚部を形成します。


続いてリヤフェンダーとホイール部を回転させ、下に向けます。
B 立ててシャーシ裏側から見たところ。


まず、底パネルを、紺とグレーの境界で谷折りにし、底面同士をパチンとはめ込んで、腰部を形成します。
C ルーフをつないでいるフレームを展開し、画像の状態まで組み直します。
D サイドパネルの下半分をそれぞれ後方に展開し、フロントホイール部を後方に回し込みます。

続いて、フロントトップを左右に分割します。
E サイドパネルを外側に開き、Dで開いたフロントトップを被せます。


F サイドパネルの後端から拳を展開し、後方に回したルーフパネルを押し込んで縮めます。


G 腕を下して整え、ランチャーポッドを肩に装着して、トランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。




FOC サウンドウェーブ ロボットモード


■ FRONT & REAR
マッシブでもスリムでもなく、よりボクシーな体型となったサウンドウェーブ!
クリアパーツ製のタイヤと背中のパネルが特徴的。

WFCサウンドウェーブとロボットモードで2ショット!
各部の意匠は踏襲されていますが、WFC版はプロポーションが、より整いました。

RIDオプティマスプライムと!
この位あるとやっぱりボイジャーらしい!!


■ BUST UP
赤いゴーグルアイは集光ギミックが効いています。

ディセプティコンのマークがくっきりプリントされた胸パネル
はクリアパーツ製で、内部ディテールが透けて見えます。


■ ランチャーポッド 
ランチャーポッドは右肩から取り外し、手に持たせることも可能。
取説やパケ裏に載っている武器(振動ブラスター?)は、どうやらオミットされた模様。



■ イジェクトギミック : ロボットモードでも同様にデータディスクをボディ内に格納し、打ち出すことができます。

@ 左肩のスイッチを押すと

A 胸パネルがオープンし

B 背中のパネルを押し込むと・・
(画像のようにいっぱいまで引くと、最大3枚のディスクを収納できます。)

C データディスクが押し出されます。
※ ディスクは落下した衝撃などによりトランスフォームします。




ACTION

首は軸接続で左右回転のみ。
(マルチランチャーが付けたままだと余計動きません。)

肩はヒンジと軸の組み合わせ、上腕には変形用のヒンジと回転軸、肘は単軸で動きます。

肩が干渉しますが、画像のように水平まで腕を上げることができます。

肘は90度以上曲がります。
腰は残念ながら固定。

股関節は軸の組み合わせで左右、前後開脚とも180度をクリア。

腿の中間に回転軸もあります。
膝は単軸で90度程曲がります。

足首は前後軸で振れるだけですが、形状的に安定感もそこそこあり、接地性も悪くはありません。




FOC レーザービーク


■ データディスクモード

他のディスクと変わらない、今川焼のような外観。
裏面のモールド的に、こっちがラットバットだったら面白かったのに、と思ってしまいました。


■ ビーストモード

羽根が厚ぼったいのが難ですが、レーザービークと認識できるスタイリング!
首、羽、尻尾ともスプリングが効いており、動かしても元に戻ってしまいます。


鋭い嘴と単眼が、無機質で冷酷なイメージを強調しています。




ギャラリー



















【コメント】

ギミック重視の内容ですが、プロポーション、可動、変形までバランス良く仕上げてきた印象。

設計的にちょっと古めかしくは感じますが、コンパクト化が進むTFシリーズの中にあって、何よりも大きく、これぞボイジャーといった品格らしきものが感じられました。

さて、今回のサウンドウェーブシリーズのキモとなるデータディスクのイジェクトギミックですが、 どうも、パーツの精度があまりよろしくないようで、変形させる際、パーツ同士の合わせが引っ掛かりにくかったり、装填するといびつになって押し出しにくかったりとあるようです。

一応、無理に力押しして破損することのないようご注意ください。

あと、データディスクをリリースしてしまうと、サウンドウェーブ本体とのリンクが薄くなるのが一つ。

5oでも3oでも、何らかのジョイントで肩や腕にしっかりマウントできる工夫が欲しかったです。

そして、本文にもチラッと書きましたが、やはり振動ブラスターガンがなかったのは本当に残念。

塗装は必要十分で、自分としては問題ありません。

ただ、もっと質感が高いものを所望される方は、来年3月にメタリックがあしらわれた重塗装版が国内発売されるので、データディスクともどもそちらを待たれてみてはいかがでしょうか。

また、リカラーでディスク違いのサウンドブラスターや、サイバトロン側のブラスターもリデコで用意されているようなので、 お好みで選ぶのも良し、全部揃えるのも良し。

以上 FOC ボイジャークラス サウンドウェーブ のレビュー終了!





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