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トランスフォーマー/ロストエイジ ムービーアドバンスドシリーズ
AD26 ロックダウン:DXクラス レビュー




■ 発売元:HASBRO
■ 価格:2,310円 (本体のみ税別)
■ サイズ:全高約13センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品:トランスフォーマー/ロストエイジ( 実写映画 )

■ シリーズ名:トランスフォーマー ムービーアドバンスドシリーズ

■ 14年7月26日登録

TFアニメイテッドにて初登場となるロックダウンは、その暴力的な風貌と、DXクラス なのにロボット
モードに変形するとボイジャー並みに背が高くなるトイが人気を集めました!

設定上存在していなかったはずの実写ムービー版トイが発売されるなどして注目されたそのロック
ダウンが、ついにオリジナルキャラとしてデビューしましたが、そのトイの出来や如何に?




ロックダウン ビークルモード



ビークルモードはスーパーカー、ランボルギーニ・アヴェンタドール。

ボディは何とも表現し難い絶妙な高級感の漂うメタリックグレーの成形色で構成されており、
左ドアのみに紫でマーキングされたディセプティコンノマークが妖しく浮かび上がります。


ランプ類は塗装仕上げ、窓類はクリアパーツ仕様。

ガソリン高値でエアコンを使えず窓を全開にしている日常ですが、こうした世相を
反映してか、こちらのロックダウンもコストダウン?


付属武器の大型キャノンはリヤハッチに取り付け可能。
ハの字の固定ジョイントなので、旋回はできません。

アニメイテッド版ロックダウンと2ショット。
この時点でもすでに2回りほど大きいのですが・・・



■ FRONT & REAR

■ SIDE & BOTTOM





ロックダウン トランスフォーム


@ リヤエンドを引き出し、ここを起点に左右のドアを展開します。
A フロントのロックを外し、ボンネットからフロントウィンドウまでをルーフに重なるように動かします。


次に左右のドアを90度捻ります。
B リヤ部を浮かして底面から見たところ。


上部(ルーフとサイド)パーツを引き剥がし、シャーシ中央を左右に分割し、端部を直角に曲げ、下に90度捻って脚部を形成します。
C フロント部を前方に180度展開し、頭部を出します。
C フレームでつながれたリヤ部ごと、フロント部との境目から大きく反転させます。


この後、フロントパーツ(ロボットの胸部)を黒い中央パーツの裏に引き込んで畳んでおきます。
D リヤ部を羽織るようにフレームを折り畳んで組み付けてトランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。




ロックダウン ロボットモード


■ FRONT & REAR
華麗でシャープなフォルムのビークルモードに対し、ガッシリ力強いロボットモード。
ガワっぽさが強烈な印象の背中は、やはり残念。

アニメイテッド版ロックダウン、クラシックオプティマスとロボットモードで3ショット。
DXアニメイテッド版ロックダウンのブライシンクロン変形、パネェ。


■ BUST UP 
ちょっと不気味な印象のボールドヘッドデザイン!
一応集光ギミック内蔵ですが、目に緑のポチが塗られているため、ほとんど光りません。

胸部は内部パーツにヘッドランプ周りが食い込む、あったようであまり無かったデザイン ですが、露出する黒いパーツのメカっぽさがもっと強調されていれば、さらに面白かったような気がします。



■ 大型キャノン 
5oジョイントで両手に持たせることができます。


■ 肩射モード 
背中のパネルに挟んで左右の肩にも装備可能。


■ 顔射モード 
さらに劇中(予告)で見られた頭部からせり出した状態も再現できます。




ACTION

頭部はボールジョイント接続ですが、上下にはほとんどう振れません。

もう少し動けばキャノンを取り付けた時のポージングの幅も広がるのですが。
肩は軸の組み合わせで画像位置まで開くことができます。
肘は90度弱曲がります。


また、肘ジョイントの上部で軸回転します。
股関節は横に走るシャフトにより軸可動します。


左右開脚は180度OK。
前後開脚は背中のガワをかわせば180度以上の開脚が可能。
膝は約90度曲がります。


また、膝ジョイント上部の軸で調整可能。


足首は軸で爪先を下に向けることができますが、左右のスイングはできませんので 接地性は今一つです。



ギャラリー












【コメント】

序文でも書きましたが、アニメイテッドに初登場したロックダウン、そしてそのイメージを元に製作された リベンジN.E.S.T.版のロックダウンは、様式の違いこそあれ、共通してボイジャークラスと見紛う程の身長の 高さを誇るロボットモードに変形しました。

何から何まで習う必要はありませんが、今回のロックダウンもトレーラーで見る限りスマートな容姿らしく 、できれば先達の特徴的な変形コンセプトは受け継いでもよかったのかなと。

特にこの4作目ではトイ化されるディセプティコンが少ないので、尚更インパクトの強いアイテムであって欲しかったと惜しまれます。

で、このロストエイジ版ロックダウンですが、頭部デザインが際立つのと、その頭部が変形するロングキャノン形態を 再現できる他は、至って平凡なトイに思います。

ビークルモードの窓は省かれているし、ロボットモードもゴリラ体型。

可動も、腰は固定で頭部もあまり動かないし、特に斬新なギミックもありません。

それでも、それでも何故か漂う俺TUEEEEな無双感!!

デザインさえ嫌いでなければ普通のTFアイテムとしておススメできますが、本心としてはマスクオン、腕フックのギミックなど付けて、ボイジャークラスの新規モデルで再チャレンジして欲しい!!

映画本編での活躍によっては、さらに価値が上がる可能性もありますが、サイドウェイズの例もあるしな。

以上、トランスフォーマー/ロストエイジ ロックダウン のレビュー終了!







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