トランスフォーマー/ロストエイジ オートボット ハウンド:ボイジャークラス レビュー |
■ 発売元:HASBRO ■ 価格:4,999円 (本体のみ税別) ■ サイズ:全高約16センチ(ロボットモード時頭頂高) ■ 登場作品:トランスフォーマー/ロストエイジ( 実写映画 ) ■ シリーズ名:トランスフォーマー ジェネレーションズ ■ 14年6月6日登録 |
G1では地球の自然を愛する偵察員というキャラでしたが、今回の映画では積極的平和主義者 なヒゲ面のオサーンと化している オートボットハウンド!! 第4作となる実写映画 『 トランスフォーマー/ロストエイジ 』より、海外版、ボイジャークラスの オートボット ハウンドをレビューします! |
オートボットハウンド ビークルモード | |
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ビークルモードは米・オシュコシュ社製6輪装甲車。 フロントとサイドガラスはクリアパーツ仕様、その周りを囲むロールバー調のモールは 軟質パーツであしらえてあります。 | |
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キャビンとコンテナの間、向かって右側には排気ダクトが、左側にはスペアタイヤが配されるなど、
左右が非対称の造形が細かく再現されています。 また、6輪が独立回転し、転がし走行が可能です。 | |
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すっかりシボレーとばかり思い込んでいたフロントのエンブレムですが、よく見ると この通り、" OSHKOSH " とモールドされていました。 | |
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このアイテムの最も大きな特徴として、防衛装備品が特盛りで付属しています。 | |
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向かって左サイドには、ショットガン2丁とマシンガンが | |
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右サイドには、3連ガトリング砲とマシンガンがマウントされます。 | |
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リヤタイヤの先にちょこんと顔をのぞかせていますが、底面にはコンバットナイフと ハンドガン2丁を収納しています。( この後の画像でご確認ください。 ) |
AD02 クラシックオプティマスプライムと2ショット。
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■ FRONT & REAR | |
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■ SIDE & BOTTOM | |
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オートボットハウンド トランスフォーム | ||
@ 武器を取り外したところから。 コンテナ後部を左右に分割し、天面のパネルを展開します。 続いてコンテナ部からシャーシ部を分割して、リヤタイヤ上部のパネルを90度回して脚部を形成します。 | ||
A コンテナ部を前方に展開したところから。 次にサイドパネルのロックを外して、その付根ブロックから後方に回して戻します。 | ||
B キャビンとシャーシをつなぐ部分を引き起こしてスライドさせ、腰にします。
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C キャビン底面から頭部パネルを展開し、フロントタイヤを内側に傾けます。
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D まず頭部パネルでキャビンをカバーし、左右の肩パネルを組み付けます。 最後に天面パネルを折りたたんで組み付けてトランスフォーム完了! ※手順は個人的なものです。 パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。 |
オートボットハウンド ロボットモード |
■ FRONT & REAR |
ミリタリー色全開なハウンドのロボットモード! 固太りした上半身とグイッと絞られた下半身が、鍛え抜かれた軍人そのもの! |
クラシックオプティマスとロボットモードで2ショット。
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■ BUST UP | |
衝撃のヒゲ面! 目はスカイブルーで塗装されており、もともと集光ギミックはありません。 |
脇腹にはビークル時の非対称造形がそのまま活かされており好印象。
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■ コンバットナイフ | |
ロボット時は胸などにマウント。 他の装備と組み合わせることができます。 | |
■ ハンドガン | |
ロボット時は膝下内側に収納。 同一造形の2丁が付属し、他の装備と組み合わせることもできます。 | |
■ マシンガン | |
ロボット時は太腿外側にマウント。 左右向きが逆の2丁が付属し、他の装備と組み合わせることもできます。 | |
■ ショットガン | |
ロボット時は腋の下にマウント。 グリップが格納可能な同一造形の2丁が付属し、他の装備と組み合わせることもできます。 | |
■ 3連ガトリング砲 | |
ビークル装備用のフラットモードからストックを展開した携行モードに変形します。 ロボット時は背中にマウント可能で、もちろん他の装備との組み合わせることもできます。 | |
取説に載っていた全部乗せ仕様! ジェノサイドモードともいうべき圧倒的なボリュームです!! |
■ EQUIPMENT STYLE |
全ての装備をマウントした、フルアーマー状態!
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ACTION | ||
頭部は左右回転のみ。 肩は軸の組み合わせにより可動し、画像位置まで開くことができます。 上腕には回転軸あり。 上腕を囲む砲弾調の造形を外側にかわすと、肘は90度強曲がるようになります。 弾帯状モールドが施された下腕は軟質パーツ製で、これと接続している手首は左右に若干のみ回転します。 | ||
腰は360度軸回転が可能。 股関節は左右180度開脚することが可能です。 腿の中間には回転軸があります。 | ||
脚は前方に90度、振り上げることができます。 膝は単軸で90度くらい曲がります。 足首は基本的に固定ですが、変形の都合で爪先を左右にスイング可能なので、 見てくれの安定感は増しています。 |
ギャラリー |
【コメント】 ビークル、ロボット両モードともマニアックなスタイリングが迫力十分に再現されており好印象。 さらに、どちらのモードでも余剰品無く処理できていることは何より評価すべきポイントに思います。 それぞれを組み合わせて、様々なパターンを試すことができるのも、特に目新しいものではありませんが、遊び心をくすぐられます。 可動は、首が左右回転のみなのは惜しいですが、装備を一通り構えるには不足なし。 変形は特に斬新さも感じませんが、ガワっぽくならず、いつの間にかロボットらしい形に変化していることはシンプルに楽しい。 問題点として、装甲パネルの組み合わせがタイトで、所々白化しやすい状況になっていることが挙げられます。 特に左肩のミラーを挟むパーツが非常にキツく、外す時に大きな音がするほどです。 また、ヒゲの軟質パーツは、ビークルモードでの格納がキチキチなのことや、ロボモード時に左右に回すと襟パーツに接触しやすいことなどから、色が剥げやすくなっているようなのでこちらも慎重に。 もっとも事前に情報を得て、注意する部分をチェックしておけば、ダメージも最小限に抑えられると思われます。 TFというよりはGIジョーの方が合うキャラクターで、果たして子どもウケするのだろうか、正直心配になってしまう感もありましたが、ここまで徹底されていれば、返ってコミカルで親しみやすくなるのかもしれません。 !! 以上、トランスフォーマー/ロストエイジ オートボットハウンド のレビュー終了! |