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トランスフォーマー/ロストエイジ ムービーアドバンスドシリーズ
AD02 クラシックオプティマスプライム:ボイジャークラス レビュー




■ 発売元:タカラトミー
■ 価格:4,500円 (本体のみ税別)
■ サイズ:全高約18センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品:トランスフォーマー/ロストエイジ( 実写映画 )

■ シリーズ名:トランスフォーマー ムービーアドバンスドシリーズ

■ 14年5月21日登録

俳優陣も刷新され、再起動目前の実写映画第4作 『 トランスフォーマー/ロストエイジ 』より、
クラシックオプティマスプライムが登場。

海外版では " evasion mode ( 回避モード ) " と名付けられたこの " クラシックオプティマス
プライム " は、初代司令官・G1コンボイに似た容姿をしていますが、劇中ではどんな活躍を見せ
てくれるのでしょうか?




クラシックオプティマスプライム ビークルモード



ビークルモードはG1コンボイ風のキャブオーバー型トラクターヘッド。
スクエアな見切りのボディに銀モールで縁取られた窓など、レトロな雰囲気に仕上がっています。


キャリア部は際立った変化のない、いつものオプティマスらしい形状。

超ソフト素材製の排気塔などプライムでは定番化しつつあった部分もプラ製に戻っており、
個人的には一安心。タイヤは6輪が独立回転し、転がし走行が可能です。

DA03 オプティマスプライムと2ショット。

DA03 オプティマスに付属するメックテックトレーラーと。

コンテナのヘリに溝を合わせて乗せているだけで、しっかりと接続することはできません。
頭を振ることもできません。


ルーフに5oジョイントがあり、付属のショットガンをマウントできます。

キャリア部の中央には5oジョイントはありませんが、両サイド(ロボモードの足裏部)
に2箇所あり、武器を取り付けることができます。



■ FRONT & REAR

■ SIDE & BOTTOM





クラシックオプティマスプライム トランスフォーム


@ 排気塔を折り畳み、キャビン後部のハッチを観音に開きます。
A キャリア上層のグレーの部分を引き起こし、連なるブルーの部分を反転させるように展開し、脚部を形成します。
B フロント中央のパネルを上方に展開し、左右のルーフ部を引き起こします。


続いてバンパー部を下方に展開し、中央のパネルをそのまま後方に反転させ、頭部を出します。
C ルーフ左右を前方に展開させながら、サイドパネルを表裏反転させ、上方に突き出たフロントフェンダーを外側に折り返します。


続いて、バンパーを持ち上げ、露出部を覆うように被せて背中を形成。


この後、脚を伸ばして起立させます。
D センターパネルを降ろして腰に組み付け、@で観音に開いたハッチを閉じて トランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。




クラシックオプティマスプライム ロボットモード


■ FRONT & REAR
スリムだが、鍛え抜かれたような力感が漲るシルエット。
まさしく、G1コンボイを実写ムービーのフォーマットに落とし込んだようなイメージです。

DAオプティマスとロボットモードで2ショット。


■ BUST UP 
頭部はオープンフェイスを採用。
集光ギミック構造ですが、目はベタ塗装してあるので光りません。





■ イオンキャノン 
DOTMでメガトロンが使っていたショットガンのような形状のイオンキャノンが付属!
上部のボタンを押すとスプリングギミックでミサイルを発射します。



実はDDメガトロン専用かと疑わしき物で、トリガーに指が掛かり、
両手に接続できるジョイントの形もドンピシャです。





ACTION

顔と首はボールジョイント接続、首とボディはヒンジで前後にスイングします。


可動域としては特に不足は無いのですが、首が回転しないことから、顎を大きく上げないと真横を向けない のが、ちょっと煩わしく感じます。
肩はクリック軸により可動し、画像位置まで開くことができます。


上腕の中ほどに回転軸があり、肘は約90度曲がります。


手首は回転のみ。
腰は360度軸回転が可能。


腿のタイヤは展開可能で、股関節は左右180度開脚することができます。


腿の中間には回転軸があります。
股関節周りには干渉する装飾がほとんどないので、かなり自由に脚を振れます。


腿の中間には回転軸があります。


膝は単軸で90度以上曲がります。
足首は軸の組み合わせにより前後、左右にスイング。


足首はもちろん、膝や股関節まで軸の保持力は適切に強く、安定感があります。



ギャラリー














【コメント】

近年、経済のグローバル化によるコストダウンの波に直撃され、新シリーズが始まるたび にシンプル化の一途をたどっている感のある 「 トランスフォーマー 」ですが、

( 何のこっちゃ?)

このクラシックオプティマスプライムは、久々のスマッシュヒットとなりそうな予感!!

海外版の宣材画像を初めてみた時、確かに変形は凝っていそうだけど、色遣いに乏しく 全体的には安っぽい印象を受けましたが、すべては杞憂に過ぎなかったようです。

まず、ビークルモードのスタイリングですが、G1コンボイへのリスペクトを最大限に 表しつつ、実写映画に相応しい密度、重量を感じさせる会心の出来栄え。

キャビンの表面パネルはツライチで確実にロックされており、分割線も自然。

日本版タイトル通り、前面の表情にクラシカルな味があります。

ロボットモードはマッシブで腰高な実写映画版オプティマス特有のプロポーションを堅実に再現。

G1風のフラットノーズキャビンのビークルから変形したら、多分こんな形になるのだろうな、というイメージを しっかりつかんで具現化している印象です。

各部のモールドも細かく刻まれており好感触。

カラーリングも海外版とは異なり、象徴的な肩のファイヤーパターンなど、明らかに一手間掛かっています。

あくまでも好みの問題ではありますが、今回は塗り分けが進んだ感のある日本版を選ばない理由は無いでしょう。

変形パターンもいつになく奇抜なもので、「 大胆にして緻密 」 という表現がピッタリあてはまるのではないでしょうか。

ロボット時の胸の構造には論争があるようで、確かにビークル時のフロントウィンドウが変形したものではありませんが、ダミーではなく後部の窓で、一定のリアリティを保つものに思います。

また、付属するショットガンは、DOTMメガトロンにもしっかり持たせることができるといういわくつきの品!

ビギナーからオールドファンまで、幅広い範囲の人々に楽しんでもらえるアイテムに仕上がっており、 とりあえず5月組の中からどれか一つ選ぶなら、とにかくコレとおススメできる傑作です!!

以上、トランスフォーマー/ロストエイジ AD02 クラシックオプティマスプライム のレビュー終了!







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