特撮リボルテック アイアンマン ウォーマシーン レビュー |
■ 企画・制作/海洋堂 販売元/ケン・エレファント ■ 価格:3,500円 本体のみ税込 ■ サイズ:全高約16センチ(頭頂高) ■ 登場作品:アイアンマン2 ■ シリーズ名:特撮リボルテック ■ 11年10月22日登録 |
映画「アイアンマン2」に登場したアイアンマンの相棒・ウォーマシーンが待望の特撮リボルテック化! ウォーマシーンは試作型のアイアンマン・マークUをベースに、ガトリングガンやアサルトライフルで 重武装化されたミリタリー仕様のアイアンマンです。 |
■ FRONT & REAR | ||
塊感たっぷりに再現されたプロポーションは、ミリタリー仕様ということで
流石に艶消しで 抑えられた黒鉄色とも相まって、重厚な工業製品を連想させます。 一瞬、ダイキャスト製かとすら疑わせる佇まいです。 | ||
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特撮リボルテック アイアンマン マークYと2ショット。 流麗なラインとゴージャスなカラーリングが映えるマークYと並べると ウォーマシーンの武骨さ、頑健さが一層引き立ちます。 | ||
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頭部も完全新規造形。 目は赤ラインで縁どることにより発光したイメージを再現。 | ||
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アイアンマンよりさらにマッシブな上半身。 身体各部のマーキングはタンポ印刷により施されています。 | ||
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M134 ミニガンはリボルバージョイントにより自由に可動。 背中に接続された弾帯は軟質パーツ製で、その動きを妨げません。 | ||
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野生のゴリラを彷彿とさせるたくましい背中。 PVC製のFN F2000は、3mm径ダボにより接続され着脱が可能。 | ||
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堂々たる体幹と腰。 胸のアーク・リアクターはクリアパーツは用いず塗装のみで表現。 | ||
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銀のサイパッドがメカっぽさを強調する脚周り。 各部のモールドや筋彫りに至るまで雰囲気満点の仕上がりですが、 比して脹脛のスラスターだけ造り込みが甘く惜しい。 | ||
■ マズルフラッシュエフェクト | ||
肩のガトリングガン・M134 が火を吹くイメージのエフェクトパーツが付属。
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マズルの中にジョイントを挿し込んで取り付けます。
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両腕の自動小銃・FN F2000にも同様のエフェクトパーツが2個付きます。
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こちらはエフェクトの穴にマズルを挿し込むように接続。
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■ 噴射炎エフェクト(マークY付属) | ||
足裏に3mmダボが開いており、アイアンマン・マークYに付属する
噴射炎エフェクトパーツを使用できます。 | ||
■ オプティマスバスター | ||
近作の特撮リボルテック オプティマスプライムのオプションを装着してみました。 他にもいろいろ遊べそうですね。 | ||
■ OPTION HANDS <RIGHT> | ||
拳骨(デフォ)/平手(閉)/平手(開)
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■ OPTION HANDS <LEFT> | ||
拳骨(デフォ)/平手(閉)/平手(開) ※左右は対象です。
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ACTION | |
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背中のガトリングガンをはじめ、全身22か所にリボルバージョイントを配置。 肩や腿のアーマーを4mmジョイントによって開閉式にし、 股関節は軸とリボルバージョイントを併用することによってウォーマシーンの独特な可動を再現します。 |
顔と首の間に 6o、首と胸の間に 4mmジョイントを使用。 上下は恐ろしく振れますが、左右は兵装ポッドが干渉して、顎を上げないと回しにくいです。 | |
肩アーマーの付け根に4mmジョイントが仕込まれており、腕を上げてもシルエットを崩さないようになっています。 肘は90度強曲がりますが、この位置であれば6oジョイントの保持力でも問題ありません。 | |
腰とパンツの境目に環状パーツが噛まされており、自由で自然な動きを再現。 太目なので分りにくいですが、前後には意外と曲がります。 | |
股関節は前後軸と、左右の開きに対応するリボルバージョイントによって可動。 Evangelion Evolution エヴァシリーズと同じ構造の可動ヒンジが仕込まれ、開脚の際に隙間が目立ちません。 | |
腿は前面カバーを開くことにより、僅かに可動域が増し、前方に約90度振り上げ可能。 膝はマークYの2連8mmではなくシングルの8mmが採用されていますが、可動域はそれほど狭まっていません。 | |
足首には6oジョイントを採用。 可動域的には遜色ありませんが、重量が重量だけに保持力に大きく難あり。 |
ギャラリー |
■ パーツ一覧 | |
オプションハンド×6(デフォ含む)/マズルフラッシュエフェクトパーツ(×3)/オーナメント(ネームプレートのみ) ※この他にリボコンテナ(クリアオレンジ)が付属します。
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【コメント】 まず造形ですが、金属的なシブい質感も含めて、ほとんど申し分のない出来。 ぶ厚い胸板とダイナミックな背中の重厚感、威圧感は迫力満点です。 ガトリングガンのリボルバージョイントが少し目立っており、ここは賛否両論あるように思われますが、個人的にはOKです。 アーク・リアクターにクリアパーツが使用されていないのは惜しいですが、 リボルテックには良くある歪みや曲がりなどもほとんどなく、秀逸なモデリングです。 次に可動ですが、もったいないの一言。 上半身はあまり問題ないのですが、下半身のリボルバージョイントの保持力が弱く、大胆なポージングはかなり難しくなっています。 特に踏ん張りの必要な足首にクリック利きの弱い6oを配したのは疑問で、マークYと同じ8mmで良かったように思います。 また、股関節は軸とリボルバージョイントの併用ですが、手を掛けた割にはシルエットもむしろ不自然で、何より保持力の低下を招いているように感じられます。 やはりここもマークYと同じ軸の組み合わせの方がより良い選択だったのではないでしょうか。 下半身をしっかり動かせたらどれだけ楽しさがプラスされたか考えると残念です。 あと、細かいところでは手甲の処理ですが、軟質パーツで多少かわせるようにはなっていますが、できればリストジョイントか何かで開閉できるようにして欲しかったです。 ギミック的には、弾帯を軟質パーツ化して縦横無尽に動かせるガトリングガン、そして両腕のマシンガンにも用意されたマズルフラッシュエフェクトは充分遊べる内容。 他のリボルテックからパーツを流用してオリジナル武装を楽しむというのも面白いと思います。 希望としては両肩のウェポンラックを開閉式とか差し替え式にしてミサイルポッドとか、例の『別れた妻』を再現できるというのが良かったですが、それは格上のフィギュアに期待することですかねえ。 総じて造形が関節を凌駕するアンバランスな仕上がりになってしまったように思いますが、アイアンマンは「アベンジャーズ」も含めて劇場版としても続くようですし、さらにクールなフィギュアを製作して欲しいです。 アイアンマン2でいえば、ウィップラッシュやドローンも面白いですが、やはりマークXの特撮リボルテックに期待したいですね!! |
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