特撮リボルテック バットマン(ダークナイト版)レビュー |
■ 発売元:海洋堂 ■ 価格:2,400円 (本体のみ税込) ■ サイズ:全高約14センチ(頭頂高) ■ 10年7月18日登録 |
彼はヒーローじゃない / 沈黙の守護者 / 我々を見守る監視者、ダークナイト“暗黒の騎士” ゴードン警部も今すぐ手に取れ! シリアスな作風で人間の内面を描き出した傑作『ダークナイト』版バットマンが特撮リボルテックより登場! |
■ FRONT & REAR | |
重苦しいまでの威厳に満ちた本編前半着用スーツを忠実に再現。 肩や腕のリボルバージョイントを巧みに露出させ、リボルテックのアイデンティティを示しています。 このクラスはもちろん海外からたくさんのバットマンフィギュアが発売されていますが、決して埋没しないルックスになっていると思います。 尚、マント左右には本来、拡張用の可動パーツが付くのですが、あまりに重くて自立が大変困難なこと、そして主観としてこれが無い方がスタイリッシュであるとの理由から、ジョイントごと抜いてあります。 | |
■ BUST UP | |
苦悩しながらも悪を射抜く鋭い眼光! という雰囲気が良く表れています。 | |
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角度を変えるごとに様々な表情を映し出す魅力的な造形。 量産玩具とは思えない細工は手放しで拍手ものです。 | |
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クリスチャン・ベール扮するブルース・ウェインの頭部を差し替えで再現。 実物というより、劇画補正がかかった感じ? |
■ グラップネル・ガン | |
アンカーワイヤーを打ち出す特製の銃。 ガンメタやカッパーで彩色され、 このサイズにしてはディテールも精巧です。 |
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専用オプションハンドで右手にのみ持たせます。 ベルト後ろにホルスターを取り付け、収めることができます。 |
■ バットラング | ||
コウモリを象った手裏剣、バットラングが一つ付属。 こちらも専用オプションハンドで左手だけに持たせられます。 | ||
■ OPTION HANDS <RIGHT> | ||
拳骨(デフォ)/持ち手(グラップネルガン用)/平手
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■ OPTION HANDS <LEFT> | ||
拳骨(デフォ)/持ち手(バットラング用)/平手
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■ ディスプレイベース | |
特撮リボルテックオリジナルのネームプレート付きの台座が付属します。 8mm球×2、6oW×1の付いた支柱で自由にディスプレイが可能。 |
ACTION | |
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全身18か所可動。 関節は16か所のリボルバージョイントにより可動、ニーパッドはヒンジにより開閉可能。 配置は左の画像をご覧ください。 |
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ABS製のマントは3つのリボルバージョイントにより可動。 閉じたり開いたり、様々な表情を演出することができます。 |
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頭部と首は2分割式。 頭と首、首と胸がそれぞれ6oジョイントでつながれています。 可動域は、ほぼ真上を見上げることができるほどで、ほとんど不満なし。 |
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肩はリボルバージョイントを露出させているというより、まさにそのもの一部となっている印象。 地面と水平まで開くことができます。 肘、手首ともに違和感なく、画像の位置まで曲がります。 |
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胴体は胸と腹がリボルバージョイント接続で前屈、捻転します。 可動域はあまり広く感じられません。 |
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今回の裏の目玉がここ。 ベルト下につながれた4mmジョイントにより尻表面に角付けでき、腿の動きにフィットさせることができます。 |
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股関節は腿を捻ることによりほぼ180度開脚OK。 膝は約150度可動。 ニーパッドは軸可動し、こちらも脚の動きにフィット。 |
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足首も可動域が広く取ってあり接地性も抜群。 ジョイント自体の保持力は強くないですがしっかり立ちます。 |
ギャラリー |
■ パーツ一覧 | |
オプションハンド(デフォ含む ×6)/バットラング/グラップネル・ガン/グラップネル・ガン用ホルスター/ディスプレイスタンド) ※この他にリボチップ(10ポイント)、リボコンテナ(クリアオレンジ)が付属します。 |
【コメント】 造形、特にマスク部分は秀逸で、情感もこもっており、これまでのバットマンフィギュアの中でもかなり上位にランキングされるものになるのではないでしょうか。 スーツやベルト、各武器のディテールも精巧で、かなり好印象を持ちました。 リボルバージョイントを使った可動も抜群で、アメトイの5インチとか6インチとかで遊んでいた人には隔世の感が味わえると思います。 ただ、個人的にはもう一つ頑張って、パンツ部分も動くようにしてほしかったように思います。 評価が分かれるのはマントの構造でしょうか。 リボルバージョイントを使って大きく拡げられるようになっていて、迫力があり、面白いトライだと思いますが、そのためマント自体が重くなり、自立が困難になっています。 また、広げる場合はもちろん、たたんだときにも、その切れ目が目立ってしまい、角度によってはかなり不自然に見えてしまいます。 とは言え、可動マントという発想ではこれが現時点ではベストに近いでしょう。 個人的には普段は中央のマントだけでよいと思われ、例えば、リボ球を引っこ抜いたときに代わりに付けるスぺーサーみたいなものがあれば、クリスチャン・ベール顔よりありがたかったかなと。 今後のラインナップとしてジョーカーとかトゥーフェイスとかもそれなりに良いとは思うのですが、できれば同寸で搭乗可能なバットポッドが、是非、欲しいですね。 ダークナイト後半の改良スーツとか、ティム・バートン版のバットマンも面白いかも。 久し振りにバットマンフィギュアに触れましたが、やはりバットマンはいいな、と再認識できました。 |
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