トランスフォーマープライム RID サンダートロン :ボイジャークラス レビュー |
■ 発売元:HASBRO ■ 価格:4,200円 (本体のみ税込) ■ サイズ:全高約18センチ(ロボットモード時頭頂高) ■ 登場作品:トランスフォーマープライム ■ シリーズ名:TRANSFORMERS(トランスフォーマー) ■ 12年11月18日登録 |
フルCGアニメ・トランスフォーマープライム より、 AM-28 レオプライム として国内発売される ボイジャークラスの サンダートロンをレビュー! サンダートロンは、サイバトロニアンの虐殺を誓った残虐な宇宙海賊、 今風にいえば第三極であるスターシーカーのリーダーという設定らしいです。 |
RID サンダートロン ライオンモード | |
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ビーストモード?は青い宇宙ライオン。 後ろ足の構造にやや無理がありますが、堂々としたプロポーション。 | |
RIDオプティマスプライムと2ショット。 コンパクトにまとまった初期のRID(AM)と比べると少し戻した印象です。 | |
頭部と両前足にクリアパーツが用いられています。 口は残念ながら固定。 | |
胴体の左側にスターシーカーのエンブレムがプリントされています。 今まで見たことのないタイプですが、いかにも海賊らしいデザインですね。 | |
後ろ足はあるギミックのため、左右別造形になっています。 ギミックについてはロボットモードで紹介します。 | |
尻尾はグニャグニャの軟質素材製。
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■ エネルゴンクロー | |
青いブロックを後方に倒すとクリアパーツ製ソードが展開し、LEDランプが赤く灯ります。 たてがみのクリアパーツはぼんやり光りますが、目は光りません。 例によってソードが突き出た状態では固定できません。 |
RID サンダートロン トランスフォーム | ||
@ 胴体カバーを上に持ち上げ、後ろ足を真っすぐに上げます。
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A 両サイドを中に押し込んで股関節の幅を縮め、腿から脛までの部分を180度反転させます。 次に足の爪を前に展開します。 | ||
B ヒゲパーツを起こし、両頬のカバーを前方に移動。 続いて、頭頂のクリアパーツを左右に展開します。 | ||
C 上半身?を裏側から見たところ。
両肩のロックを外し、前足のフレームを抜くように外します。 次に胸カバーを左右に引っ張るように分割し、その突端から拳を展開します。 | ||
D 肩部分をしっかり後ろまで回し切り、腕を真っすぐに伸ばし、内側に90度ひねります。 この後、肩アーマーを調整しておきます。 | ||
E ライオンの顔部分をガバッと下すと、ロボモードの頭部がオートモーフ的に露出します。 続いて、額のカバーを下げて頭に密着させます。 | ||
F 前足だった部分を肩を覆うように前に移動します。 爪部分を反転させ、フレームを肩の後にロックして固定し、トランスフォーム完了! ※手順は個人的なものです。 パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。 |
RID サンダートロン ロボットモード |
■ FRONT & REAR |
ビースト変形としては一般的な、ライオンの顔が胸に移動したスタイル。 突き出した爪と燕尾服のようなアーマーが、プロポーションの良さを さらに引き立てています。 |
RIDオプティマスとロボットモードで2ショット! ボイジャーならば、やはりこれ位の体格は欲しいところ。 FEオプと並べた方が適当だったかも。 | |
■ BUST UP | |
お顔はなんとヒゲじいさんでした。 宝箱のように金であしらわれた肩アーマーの鎖帷子模様など、 海賊のリーダーらしい風格が表れています。 頭部の目もライオンの目も、いずれも集光ギミックや パワーライザーのギミックには対応していません。 | |
ビースト系なのでガワ的な処理は感じません。 頭部両側に開いたクリアパーツの襟が特徴的です。 | |
エネルゴンクローを背中に取り付けても、目は光らず、 先述の襟がかすかに光っているように見えるだけです。 | |
腕はRIDシリーズ共通となるクリアパーツ製で、カッコいいですが、 ドレッドウイングのように明確には動作しません。 | |
燕尾服のような腰アーマーの内側には尻尾が! スター・シーカーのエンブレムの位置もオシャレです!! | |
左脚は義足設定らしく、外すとシャフト部分が 露出する仕掛けになっています。 | |
外した足は腕に取り付けてクローとして 使うことができます。 |
ACTION | ||
首はボールジョイント接続ですが、形状の都合であまり動きません。 上はほとんど向けず、左右も真横は無理で、狭い範囲に限定されます。 | ||
クローの付いたアーマーはロックを外せば動かせます。 肩は軸の組み合わせで、アーマーを固定した状態でも腕を水平位まで上げることができます。 上腕と肘の間に回転軸があり、肘は単軸で約90度曲がります。 | ||
腰は固定ですが、腿の上部に回転軸あり。 股関節はボールジョイントですが、左右開脚は180度には至りません。 腰アーマーはボールジョイントでかわすことができます。 | ||
前後開脚も180度には届きませんが、意外と振れます。 膝は単軸で90度強曲がります。 | ||
右足はボールジョイントで全方位に動きます。 左脚は軸で前後には右脚同様動きますが、ギミックの都合によりジョイント接続なので 左右には回転するのみです。 変形の都合で両サイドと踵部が動くので、接地性は多少補われている感じ。 |
ギャラリー |
【コメント】 難点としてはまず、ビーストの口が動かないこと! これはビースト系の基本であるし、構造的には可能なはずなので、やはりコストカットでしょうか? 次にパワーライザーのギミックが活かされていないこと!! せっかくドレッドウイングで一応の完成形らしきものが見えたのに、 なぜ、有効に取り入れないのか、ラストにかかりつつあるアイテムなだけに残念。 あとはビーストモードの可動範囲でしょうか。 良く動くというほどではないが、及第点をつけてもいいロボットモードと比べると、 前足がほとんど固定に近いので、獣らしいダイナミックな動きはとらせにくいです。 前に挙げた口パクができないもこともこれに輪をかけますね。 しかし、全般的には、海賊スター・シーカーという設定も随所に反映されており、なかなかエキサイティング!! 特に義足ギミックは気分も上がるし、遊びの幅も確実に広げています。 今回もシニスジ商品かなあと恐る恐る手を出したのですが、購入して正解でした。 本格復活とは言えないまでも、ボイジャークラスらしい体格とギミックが盛り込まれており、 後悔はありません。 キャラが気に入れば、もちろんおススメです! さて、日本ではレオプライムとして、ライオコンボイを模したカラーリングで発売されるようです。 残念ながらコンボイ顔は採用されなかったようですが、こちらも期待大ですね。 以上 トランスフォーマープライム ボイジャークラス RID サンダートロンのレビューでした! |