Function-X8 : CROX ( ザ☆ヘッドマスターズ スカル ) レビュー |
■ 発売元 : FansProject ■ 価格 : 11,499 円 (本体のみ税込) ■ サイズ: 全高約15センチ(ロボットモード時頭頂高) ■ 登場作品 : トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ ■ シリーズ名 : - ■ 15年10月26日登録 |
『 トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ 』に登場した魅力的なヘッドマスターズ達を サードバーティ であるファンズ・プロジェクトが、独自の解釈で立体化! 仲間であるワイプの呪文で眠らされていた姿が印象だったスカルが “ Function-X8 : CROX ” として 新生しました。 |
Function-X8 : CROX ビーストモード | |
トランステクターはワニ型モンスター。 コクピットが頭部からボディに移ったことにより、ワニ顔が明確に造形されていることが、G1スカルとの大きな違いでしょうか。 | |
緑とピンクの個性的な配色はそのままにゴールド塗装のモールドが追加され、メカっぽさが強調された印象です。
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ウィア−ドウルフのオマージュである X-2 と2ショット。 |
顎は大きく開閉しますが、ヘッドマスターは搭乗できません。 内部には回転可能なマイクロミサイルポッドらしきパーツがあります。 | |
尻尾は左右にスイング可能。
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マスター戦士、グラックス登場!! ヘッドマスターズは、この小さなマスター戦士が頭部に、ビークルや モンスターが身体(トランステクター)に変形して合体します。 |
ヘッドマスター グラックス | |
頭部に変形する本体のグラックス。 脚からはえたトゲがいかにもそれらしい雰囲気。 | |
X-2 のモンゾ、そしてLGマグナス付属のアルファトリン様と3ショット。
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塗装によってはサイバトロン側に転用できそう。
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ウィアードウルフ同様、頭部後方に搭乗席が移っています。 ハッチはクリア素材製ですが、スモークがキツいので中はほとんど見えません。 | |
左右開きのハッチはヘッドマスターを乗せてもしっかり閉まります。
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Function-X8 : CROX トランスフォーム | ||
@ ハッチを開けて、グラックスを取り出します。
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A ランドセルを後方に引き出し、グラックスをZ型に折りたたみます。 引き出したランドセルをゴーグルとして眼を覆い、スカルの頭部とします。 | ||
B 尻尾を後方に引き抜きます。 続いて後ろ足に連なるボディを左右に分割し、前方が外を向くように展開します。 | ||
C ボディを内フレームと一直線になるまで展開し、左右それぞれを180度反転させ、ロボットモードの
脚とします。
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D ワニの後ろ足を折りたたみながら外側に180度回します。 次に内側のスペースを埋めるようにワニの足を折り込みます。 | ||
E 外側のピンク色のパネルを展開し、ふくらはぎ部にフタをします。
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F ワニの前足を根元から180度捻りつつコクピット前のブロックを肩として外側に引き出します。
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G 肘以降のブロックをさらに180度捻って、ワニの爪部を反転させ、ロボットの腕を出します。
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H 大きく開いたコクピットスペースにワニの頭部を反転して嵌めこみます。
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I ハッチを閉じて腕を下ろし、グラックスをヘッドオンさせ、トランスフォーム完了!
※手順は個人的なものです。 パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。 |
Function-X8 : CROX ロボットモード |
■ FRONT & REAR |
頭部のトゲ、手甲の爪、脚の体表などワニの意匠が効果的に使われています。 ワニ顎がガワにならず、コンパクトに収納されているのが好印象! |
X-2 とロボットモードで2ショット! 同シリーズらしくプロポーションや可動構造も似通っています。 | |
クロスヘッドオンも可能です。
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■ BUST UP | |
パワフルな肩ブロックに小さく開いたミサイル発射口が思わせぶり! 胸部のスモークハッチが抜群のポジション取りに思います。 | |
バイザーを上げると赤い目のイケメン顔が!
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■ ミサイルランチャー | |
肩ブロックを展開すると3連装ミサイルランチャーが露出します。 スカルレーザーは付きませんが、なかなか良いギミックかと。 | |
■ テールサーベル | |
引き抜いた尻尾は、端から刃を展開して剣となります。
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剣は腰の後ろにマウントできます。
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剣側のジョイントを起こして、腰のハードポイントに接続します。
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ACTION | ||
首は左右回転が可能。 また、これまでのモデル同様、首を斜めに引き起こせるので、下を向くことができます。 下向きを保ったままでも左右に回転させることができます。 | ||
肩はヒンジの組み合わせで引き出すことができるので、比較的自由な動作が可能。
肘は単軸で下腕と上腕がくっつくまで約90度曲がります。 | ||
腰は軸可動で360度回転しますが、ワニ顎が干渉するのでわずかに左右を向くことができる程度。 腿の付け根に回転軸あり。 股関節はボールジョイントですが、左右会客は約60度くらいで、可動域はあまり広くありません。 | ||
前方には90度程振り上げが可能ですが、後方は干渉するためほとんど引けません。 膝は単軸で90度ほど曲がります。 足首は変形機構から前足首を支点に踵を展開できますが、実質ほとんど動かないので 安定感は今一つです。 |
ギャラリー |
【コメント】 コクピットが頭部から身体側に移動したことにより、ビースト時のワニ顔がよりシャープに強調され、またコンパクト化 されたことからロボットモード時にガワにならずスッキリ収納されました。 変形アイテムとしては確実に成熟した感があります。 反面、ワニの口の中にヘッドマスターが乗り込むというダイナミックさとか、サングラスをかけたようなトボけたワニ顔の コミカルさが失われたこととかを惜しむ声があるかもしれません。 可動は一通りよくできていますが、下半身、特に股関節と足首が思ったように動かないためか、少し立たせにくいよう に感じます。 ギミックはテールサーベルに加え、ビーストロボット両モードでのミサイルポッドなど細かい作りこみに好印象。 総じて高いクオリティにまとまっている感じです。 折しも「ニューヨークコミコン2015」でヘッドマスターギミックを備えた「タイタンズリターン」シリーズが発表されましたが、 すでにこのスカルはラインナップに入っています。 品質や値段と相談し、気に入ればこちらを買ってもよいと思います。 それにしても今期は合体戦士、はたして来期はヘッドマスター中心の展開になるのでしょうか。 今はワクワク感しかありませんが、できればブレインストーム同様にボイジャークラスで商品化して欲しかったなあ。 以上 Function-X8 : CROX のレビュー終了! |