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トランスフォーマー マスターピース
MP-24 総司令官 / スターセイバー レビュー




■ 発売元 : タカラトミー
■ 価格 : 12,886 円 (本体のみ税込)
■ サイズ: 全高約センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品 : 戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV
■ シリーズ名 : トランスフォーマー マスターピース

■ 15年4月29日登録

マスターピース MP-24 スターセイバー のレビューの最終回。

セイバー(ビークルモード)と Vスター の合体による大型ジェットモードから宇宙最強の戦士
スターセイバーへの変形とアクションを中心にレビューします!!




トランスフォーマー マスターピース スターセイバー 大型ジェットモード


■ FRONT & REAR


Vスターの先端にビークルモードのセイバーを据えた大型ジェットモード。
ランディングギアは、この形態でもそのまま使用することができます。





トランスフォーマー マスターピース スターセイバー トランスフォーム


底面のパネルを開き、上面のロックボタンを押しながらセイバーをリリース!

バトルヘッドのアームを持ち上げ、機体左右のブロックを少し開いて本体とのジョイントを外します。

後部カバーを前方に移動し、バトルヘッドのアームを倒します。

底面から見たところ。
左ブロックの中間から分離した下部を伸ばして脚部とします。

膝部から下を内側に捻り、腿の付け根から脚全体を外側に捻ります。
爪先を出し、上部ブロックを伸ばして腕とします。

予めロボットモードに変形させたセイバーの拳を内側に引き込み、
肘部を縮めて脇を締めます。

爪先を収納し、左右の足を閉じて連結させます。

脚を股関節から90度上に曲げ、更に膝から先が上を向くように畳みます。

下部のエアインテークを反転させ、黒いパネルを露出させます。

Vスターを起立させ、胸のパネルを開いてセイバーを合体させます。
セイバーを収めた後、再びパネルを閉じます。

バトルヘッドを持ち上げ、アームを手繰りながら、セイバーの頭部に被せます。
続いて両耳のアンテナを上に立て、左右に開き、フェイスプレートを下します。

バックパックのカバー上部を開き、バトルヘッドから切り離したアームを収納します。

バックパックのカバーを再度閉じ、下部のパネルを反転して上部に移動させます。
セイバーレイザーと剣の束に変形するセイバージェットの機首をマウントすることができます。




トランスフォーマー マスターピース スターセイバー ロボットモード


■ FRONT & REAR


オリジナルトイのイメージはそのままに、プロポーションは飛躍的に洗練され、
身体各部はシャープに仕上げられています。


■ BUST UP


フェイスは凛々しくイメージ通り。
ぶ厚い胸板と胸元に移動したジェットノズルも絶妙なバランスで再現。

ユニークな合体ギミックとスタイリングを見事に両立させています。




■ セイバーブレード
バトルヘッド下のハッチを開けてブレード(大)、(小)を収納します。

※ロボットモードでブレード(大)を収納したまま右脚を動かすと干渉して
破損する可能性があるとのことなので、取り扱いは慎重に!

ガッチリ固定されますが、角度調整ができないのが惜しい。

ガッチリ固定されますが、角度調整ができないのが惜しい。


■ セイバーレーザー
セイバーレイザーはバトルヘッド後部に取り付けることができます。


■ シールド
シールド中央のプレートを差し替えて、ディスプレイスタンドとして 使うことができます。





ACTION


バトルヘッドは首部の軸で上下に傾けることができます。
また、内側のセイバー頭部の軸で左右に回転させることができます。

肩はヒンジの組み合わせで、上腕上部は内側から展開し、画像のように上がります。
また、後方のロックを外すと、肩を前方に回すことができます。

拳は人差し指と他の4本指が独立して開閉します。

腰は前後左右に若干ずつスイングします。

股関節はヒンジの組み合わせで左右、前後に開脚します。
腰フロントアーマーは展開可能で脚の動きに干渉しません。

爪先は踵のノズルと連動して動きます。
また爪先の前部だけを下に向けたり、わずかに左右に傾けることができます。




ギャラリー
























【コメント】

「 戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV 」 の主人公、スターセイバーは、ジェット機から変形する 異色の司令官でありますが、2015年の現在に至るまで、ほとんどリメイクされることはありませんでした。

スパロボ的にヒロイックなスタイリングと、後の勇者シリーズの礎となる魅力的な合体変形様式を備えながらも その機会に恵まれなかったのは、近年少しずつ広がりを見せているものの、市場的なG1初期キャラ偏重主義によったもの だったのではないかと邪推します。

そんなスターセイバーですが、国内での潜在的な人気が、2013年の東京おもちゃショーでの投票企画 「MPファンズ チョイス」 にて遂に結実することになりました!

「 マスターピース MP-24 スターセイバー 」は、さらに洗練されたプロポーション、さらに質感を高めたディテール を手に入れ、特に当時品に憧憬の念を抱いていたオッサン世代にとっては極めて価値のあるアイテムになったにちがい ありません。

さて本題ですが、構造的には'89年のオリジナルトイを忠実にリファインしています。

セイバーとVスターの関連性やセイバーの変形方式、スターセイバーへの合体方式など、おおよそ、踏襲して います。

目玉のブレインセットですが、オリジナルトイではブレイン(小ロボ) の体内に格納されたセイバー(中ロボ)のマスクがせり出してくるところを、このマスターピースではマスク自体を セイバー側のボディに内蔵することにより、ギミック的な面白みにはやや欠けますが、ブレインをよりコンパクトに、 変形シーンをよりスマートに見せており好印象。

可動性能も、変形合体様式に準じて、その特性を引き継いでいます。

オプションパーツはセイバーブレード(剣)、セイバーレーザー(銃)に加え、ディスプレイスタンドにもなるシールドが 加わって抜かりナシ。

劇中のスターセイバーの雄姿をほぼ再現できる陣容になっています。

ただ、あくまで個人的な見解ですが、当時品の様式に囚われ過ぎている嫌いがあり、それが変形合体の一部をヤリにくくしていたり、可動性能を著しく損なっているように感じられます。

例えば、セイバーの下半身ですが、ちょっとした変更で、もっと自然な脚の動きが可能になり、合体分離を容易に行える ジョイントも組み込めたのではないかなどと思わったりしています。

また、スターセイバーの肩など、もっと大胆な引き出し式の関節を盛り込むなどして、剣を使ったアクションを更にダイナミックに行えるようになれば、さらにプレイバリューが広がったように思われます。

まあ、大きさが大きさなので、それほどガシガシポーズを極めるようなアイテムではないのですが・・・。

ついでにですが、セイバーの下腕は、せっかくのMPなのだからしっかり蓋をして欲しかったです。

大まかに言うと、変形合体を繰り返して絶えずポージングを追求する派にとっては若干のストレスが残るアイテムで、 ノスタルジックな気分で飾っておくには最高のアイテム、ということで。

どちらにしても、これだけの内容を、これだけのお値段でというのは、コストパフォーマンス的にはかなり優秀ですね。

さて、ビクトリーレオの投入はあるのか?

他のブレインマスターやライオカイザーも欲しいぞ!!

長い期間ご閲覧本当にありがとうございました!!!



以上、トランスフォーマー マスターピース MP-24 スターセイバーのレビュー 終了!




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