トランスフォーマー/最後の騎士王 オートボット ホットロッド:DXクラス レビュー |
■ 発売元:HASBRO(ウォルマート限定) ■ 価格:3,680円 (本体のみ税別) ■ サイズ:全高約14センチ(ロボットモード時頭頂高) ■ 登場作品:トランスフォーマー/最後の騎士王( 実写映画 ) ■ シリーズ名:トランスフォーマー最後の騎士王シリーズ ■ 17年6月27日登録 |
あのビッグネームが5作目にしてついに登場!! 映画「 トランスフォーマー/最後の騎士王 」よりホットロッド(ホットロディマス)のレビューです。 |
オートボット ホットロッド ビークルモード | |
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ビークルモードはランボルギーニ・チェンテナリオ。 分割線や塗装による違いなども目立たず、流麗なボディが再現されています。 | |
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分かりにくいですが、グラスエリアやヘッドランプにはクリアパーツが活かされています。 4輪が独立回転し、転がし走行が可能。 | |
ベースになったADロックダウンと2ショット。 ボディはホットロッドの方が一回り大きく、ロックダウンの武器はマウントできません。 ちなみに実車のチェンテナリオもアヴェンタドールをベースに開発されたスーパーカーだそうです。 | |
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TLKバンブルビー、ハウンドと3ショット。 サイズ比率はなんとなくいい感じ。 | |
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象徴的なリアディフューザーも迫力のある造形です。
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緻密な仕上がりのホイール周り! 奥のディスクローターは穴のモールドまで施されています。 | |
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ランボルギーニのエンブレムも3mmほどの中に気合の再現度。
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■ FRONT & REAR | |
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■ SIDE & BOTTOM | |
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オートボット ホットロッド トランスフォーム | ||
@ リヤエンドを左右に分割して引き出し、前後タイヤに連なるサイドパネルを開きます。
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A ボンネット中央からルーフまでを持ち上げ、リヤウインドウに重ねます。
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B 底面のユニットをフロントエンド方向に展開します。
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C 左右に分割し、先端を開きます。
続いて中間から90度捻って脚部とします。 | ||
D ボンネットから延びるグレーのフレーム以降を180度捻ります。
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E グレーのフレームをコの字を描くように曲げ、ボンネット部に組み付けます。
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F サイドパネルをリヤフェンダー手前で180度反転させ、その中間から折り返して腕にします。
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G ボンネットを動かし、リヤサイドガラスを閉じて、トランスフォーム完了!
※手順は個人的なものです。 パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。 |
オートボット ホットロッド ロボットモード | |
■ FRONT & REAR |
黒いボディに赤のアクセントが鮮やかなロボットモード! 背中の羽が省かれガワに覆われているのは残念ですが、スリムで躍動感のある スタイリングに思います。 |
ADロックダウンと2ショット。 基本構造は同じですが、ほとんどが新造パーツであることが見て取れます。 | |
TLK バンブルビー、ハウンドと3ショット。 こちらもそれらしい身長差で、さして違和感は感じません。 | |
■ BUST UP | |
メカケロン人
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武器は全く付属しませんのでLGスキッズのを拝借してみました。
通常の5mmジョイントですが、袖口が高いので武器の形状によっては干渉します。 | |
ちなみに実写ではこんな感じの武器を使うようです。
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ACTION | ||
頭部はボールジョイント接続で、少しだけ上に向けることができます。 左右は360度回転も可能。 | ||
肩は付け根の軸と肩内のボールジョイントで動きますが、
その特異な形状と大型肩アーマーのため、可動域は制限されます。
肘は変形構造による回転軸がありますが、90度までは曲がりません | ||
腰は固定され回転しません。 股関節は軸の組み合わせで約180度の開脚が可能です。 前後開脚は前方にはかなり振れますが、後方にはボンネットのフレームが干渉してあまり振れません。 | ||
膝上に観点軸アリ。 膝は単軸で約90度曲がります。 足首は爪先をまっすぐ真下に向けることができますが、左右に振れないため接地性はあまりよくないですね。 |
ギャラリー |
【コメント】 今回のアイテムは、外箱や取説に今までのプレミア・エディションという表示がなく、代わりにオートボッツ・ユナイトという新しいマークが使われています。 ホットロッドが変形するランボルギーニのエンブレムにこのマークの外枠など似ており、一品限りのパッケージなのか、それとも継続的なものになっていくのか、ディセプティコンの場合はどうするのか、現時点ではわかりませんが、とにかく格別な雰囲気は漂ってきます。 どの辺が格別なのか・・・ まずはビークルモードのスタイリングが挙げられます。 本文の方にも書きましたが、全体のシルエットから細部のディテールに至るまで、まるでミニカーやプラモデルと見紛うほどのクォリティ! ジョイント穴など外観を損なう仕組みの一切を排除し、変形や可動に用いる形状も最小限に抑えられています。 TFの証であるオートボットのサインも例外ではなく、片側のドアに小さくひっそりと佇んでいます。 従来のDXクラスのトランスフォーマーとは明らかに一線を画した仕上がりではないでしょうか。 ロボットモードはベースとなったロックダウンと比べれば一目瞭然なように、プロポーションが向上され、ひとクラス上の出来栄えになっています。 高額商品でなく、元が元なだけに確かに限界は感じますが、機能的という面ではかなり秀逸に思います。 反面、変形は平凡です。 ベースのロックダウンと様式はほとんど同じで前輪が腰に来るか腕に来るかの違いだけです。 またロボットモード時の可動性能も現在の水準としては並み以下で、正直ポージングはキツい。 おまけに武器も付属せず、遊びの幅も狭く、拡張性に乏しい。 そのようなことからこの商品は極めて大人向けなのかなあ、と感じました。 ガシガシ動かしたり、武器とかいろいろ細工して楽しむようなものではなく、どちらかのモードで飾ってニンマリと観賞したりして味わう類かと。 先にも書いたように後続(があれば)の傾向を探っていかなければはっきり言えませんが、このホットロッドはそんな印象です。 今のところ、日本で正規発売されるかどうか分かりませんが、趣向が合えばおススメです。 私は送料含めて4Kちょっと掛けましたが、実感として損はしていないように思います。 以上、トランスフォーマー/最後の騎士王 ホットロッド のレビュー終了! |