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S.H.フィギュアーツ
仮面ライダーオーディン&ゴルトフェニックス レビュー

■ 発売元:バンダイ
■ 価格: 4,725 円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約15.0センチ(頭頂高)

■ 登場作品:仮面ライダー龍騎
■ シリーズ名:S.H.フィギュアーツ

■ 13年7月4日登録

バトルを制したライダーが最後に戦い、勝てば願いを叶えることができるという至高の存在・・。

『 仮面ライダー龍騎 』 に登場した時をも操る13番目のライダー
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーオーディン のレビューです。





■ FRONT & REAR
完成度の高い龍騎系素体をベースに、さらに洗練を重ねたオーディンの肢体。
その緻密で威厳に満ちたたたずまいは高級舶来時計を思わせます。

クリアパーツは使われていませんが、その必要性をほとんど
感じさせない精緻な造形のマスク。

ボリュームに富んだ胸部アーマー。
辺縁部の爪を模した飾りもしっかり刻まれています。

スラスターのようにデザインされた背部アーマーも忠実に再現。 ジぺスレが効果的に用いられていますね。

左右に大きく広がる肩アーマーは、鳳凰の羽のように
力強くかつしなやかな仕上がりです。



■ Vバックル & カードデッキ
極小サイズながら精密なディテール。
デッキはスライドさせて取り外すことができます。


■ 鳳凰召錫ゴルトバイザー
巨大な錫杖型召喚機、ゴルトバイザー。

鳥の羽を象った飾り部が展開します。

飾りの下のスロット部をスライドさせてカードを装填!
スロットのカバーはクリア素材製で中を覗けます。


■ ゴルトフェニックス


不死鳥型のミラーモンスター。

翼の先がゴルトセイバー、背中から尾にかけてのパーツ
を取り外すとゴルトシールドになります。


右と左の色遣いの違いもしっかり再現。
設定どおり右目と玉は赤、左目と玉は青であしらわれています。


嘴は開閉可能。 


頭部はボールジョイントと軸で可動。


装着ギミックの都合ですが、首も若干動きます。
翼は本体との接続部で上下スイング。
セイバー以下の羽根パーツは独立して上下に振れます。


また、付け根からははばたくように前後に動きます。
股関節はボールジョイント接続で全方向に動きます。


脚は軸可動で曲げ伸ばしOK。
足首はボールジョイントで調整が可能。


脚の爪は2本それぞれ上下に動きます。

■ ゴルトフェニックス支柱接続パーツ
本体とシールドの間にクリア素材製の接続パーツを仕込めば
魂ステージの支柱に接続できます。


■ ゴルトセイバー
ゴルトフェニックスから左右の羽を取り外すと、二振りの剣
ゴルトセイバーになります。


■ ゴルトシールド
ゴルトフェニックスの背部と尾は、巨大な盾ゴルトシールドとなります。

腕アーマーごと交換して取り付けます。 (左右とも接続OK)

または、裏面に専用グリップを付けて持たせることもできます。


■ エターナルカオス
ファイナルベント・エターナルカオスの発動状態としてゴルトフェニックス
と合体した姿を再現できます。

大神官イメージというか、圧倒的な迫力です。

脚がダラリと垂れるのがアレだったので上に向けて収めてしまいました。
龍騎本編では未見だったのでORE設定ですが、あしからず。

以下、接続方法です。

オーディンの背中のジぺスレパーツを外します。
ゴルトフェニックスは首を反転させシールド内に収納します。

ゴルトフェニックスの胸ポチを外し、ゴルトフェニックス接続パーツに差し替えます。

オーディンとゴルトフェニックスを合体!



■ アドベントカード
専用手首でカードを摘まむことができます。

計7枚のアドベントカードが付属します。

上段向かって左から、無限(サバイブ) 、エターナルカオス(ファイナルベント)、 ゴルトフェニックス(アドベント)、タイムベント、下段 ゴルトセイバー(ソードベント)、ゴルトシールド(ガードベント)、スチールベント


■ OPTION HANDS <RIGHT>

上段:拳骨(デフォ)/平手(強く開く)/平手(軽く揃える)/握り手(武器用)/握り手(武器用)
下段:握り手(カード用)

■ OPTION HANDS <LEFT>

拳骨(デフォ)/平手(強く開く)/平手(軽く揃える)/握り手(武器用)/握り手(武器用)



■ オーディン専用魂STAGE
オーディンのデッキを模した台座が付属します。
絵柄は金メッキ調ですが、スッキリシンプルな仕上がり。

ディスプレイ例






ACTION

頭部は顔と首、首と胸それぞれボールジョイント接続。


可動域は意外と広くありませんが、必要十分な印象です。
肩アーマーは2分割。


手前の小さな羽がボールジョイント接続、奥の大きな羽が軸で上下跳ね上げ式。



肩アーマーを跳ね上げれば、腕を水平位まで上げることが可能。


また、小さな羽根の向きを変えれば、自然な形で腕を前に突き出すことができます。


腰以降の下半身は、構造がほとんど同じなので、よろしければ下記をご参照ください。

S.H.F ナイトサバイブ レビュー 



ギャラリー

















■ パーツ一覧

オプションハンド(右×6、左×5 デフォ拳含む)/ ゴルトバイザー / ゴルトフェニックス本体 / ゴルトフェニックス接続パーツ /ゴルトフェニックス支柱接続パーツ / ゴルトセイバー×2 / ゴルトシールド / ゴルトシールド接続パーツ / ゴルトシールドグリップパーツ / アドベントカード(×7)
※この他にオーディン専用魂ステージが付属します。



【コメント】

造形と可動は、これでほとんど完成形でしょう。

目をルーペのようにすれば、塗料の細かいトビや、僅かなはみ出しなども全く無いということはありませんが、 装着変身に親しんだ見からすれば、偽らざる心境として、これ以上望んだらバチがあたると思ってしまいます。

シャープで質感あふれるマスク、起伏に富んだプロポーション、神々しさに満ちた色遣いと 文句のつけようがありません。

だからこそ、使い勝手が気になりました。

まずは持ち手と武器のグリップの関係が ( 同シリーズの他製品と比べてもなお ) タイトすぎること。

もちろん個体差はあると思われますが、当方のは半ば手首パーツをこじ開けるようにして武器をねじ込む といった感触です。

手首パーツは軟質製なので、破損するようなことはありませんが、径が統一されていない武器を頻繁に差し替えたり するような遊び方には適さず、武器を持たせたまま長時間飾った場合の劣化も危惧されます。

また、モンスターや各武器パーツの組み替えが煩雑すぎて、パーツの着脱等細かい作業が必要以上に増えていること。

もちろんそれだけモンスターのシルエットや武器の使い勝手が向上していることもあるのですが、さすがに ゴルトフェニックスの胸パーツを左右別々に外すのはやりすぎだったような気がします。

別体の接続パーツの形状を変えるだけで良かったのではないでしょうか。

いずれにしても総体としては高水準で、難癖に近いもの言いになってしまいましたが、これもさらなる高みに達して欲しいとの期待からとご理解いただければ幸いです。

さて、龍騎ライダーも残り少なくなってきたなと思っていたら、何やらディケイドに出ていたアビスが製品化される とのサプライズ!

やはり、この基本設計を有効活用しない手はない訳で、個人的には幻のライアサバイブとか、発売されたら嬉しいなあ。

以上、S.H. フィギュアーツ 仮面ライダーオーディン&ゴルトフェニックスのレビュー、終了!




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