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S.H.フィギュアーツ キョウリュウレッド レビュー
■ 発売元:バンダイ
■ 価格: 3,675 円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約15.0センチ(頭頂高)

■ 登場作品:獣電戦隊キョウリュウジャー
■ シリーズ名:S.H.Figuarts (フィギュアーツ)

■ 13年10月25日登録

『 獣電戦隊キョウリュウジャー 』より、牙の勇者 キョウリュウレッドが S.H.フィギュアーツ化!

変身銃 ガブリボルバーをはじめとする獣電アームズも多数付属し、劇中シーンを堪能できる
ブレイブすぎる内容となっています。



■ FRONT & REAR
太腿が若干筋肉質になっていますが、全体としてはスリムな印象で、
いわゆる細マッチョとされる部類でしょうか。

背中の○蓋は固定されており、とりあえず仕掛けは無いようです。


マスクのバイザー?部はグロスブラックによる塗装処理。

胸のイラストは詳細にプリントされており、細部塗装もムラなく
ハミダシなく丁寧に仕上げられています。

腕部のウロコ模様はモールドにより再現されています。


■ 獣電モバックル
絵柄は丁寧にプリントされており、軸による回転と着脱が可能。


■ 獣電アームズ
スケール感が統一されており、専用手首で構えさせることができます。


■ ガブリボルバー
顎の開閉や獣電池の装填などはできませんが、造形と塗装の出来は抜群。


■ ガブリカリバー


折りたたみや獣電池の装填などはできませんが、ABS製でシャープな仕上がり。


■ ガブティラファング
“ガブティラ岩烈(がんれつ)パンチ”を繰り出す強化ナックルは アームド・オンされた腕とともに差し替えにより再現。

アームド・オンされた腕も通常腕と同じ関節構造を持っているので造形に 干渉しない範囲で、同様に可動します。

顎が開閉します。


ジョイントも共通なので、本編で見せた右手が通常手首で、 左手にガブティラファングを装備した状態も再現できます。


■ 獣電池(ガブティラ)
獣電戦隊のキーアイテム、獣電池も付属します。
紛失必至の極小サイズ!!

かなり簡略化されていますが、塗り分けにより以降のメンバーと差別化されるようです。



■ OPTION HANDS <RIGHT>

拳骨(デフォ) /握り手(剣用)/握り手(銃用)/平手

■ OPTION HANDS <LEFT>

拳骨(デフォ) /握り手(剣用)/握り手(銃用)/平手






ACTION

頭部は顔と首、首と胸それぞれボールジョイント接続。


可動範囲は充分ですが、真左を向くと顎がアーマーに干渉します。
肩アーマーはシンプルなヒンジにより跳ね上げ開閉します。


左腕は、別体となっているスーツの端部分を調節しながら、水平以上に上げることができます。



右腕も左腕とほぼ同じ構造で、同じくらい上がります。


肘は二重関節ですが、可動域は90度強といったところで、意外に曲がらない印象です。



体幹は胸、腹、腰の3分割構造で、前後屈、捻りとも可動域は必要十分。
股関節は引き出し式のボールジョイント接続で左右開脚はおおよそ180度弱。


腿の付け根に回転軸があり、膝は二重関節で90度以上曲がります。
足首は大きめの球体関節と爪先の上下軸で可動範囲、保持力共に充分。


ダイキャスト製ならば安定感も万全だったことでしょう。



ギャラリー

























■ パーツ一覧

オプションハンド(右×4、左×4 デフォ拳含む)/ ガブリボルバー / ガブリカリバー / ガブティラファング / アームド・オン用右腕 / 獣電池



【コメント】

造形、塗装などスタイリングは上々で、ちょっと細身なプロポーションも破綻なく、 細部のディテールに至るまで丁寧に仕上げられています。

バイザー辺縁部の牙のような意匠もシャープに塗り分けられ、胸やバックルのイラストも詳細に描かれています。

スーツ腕部のウロコパターンはともすれば不気味に映ってしまう所ですが、シンプルに仕上げられているためか 思っていたほど気になりませんでした。

可動は、フィギュアーツの近作の水準はクリアしていますが、肩周りが少々扱いにくい印象です。

実際動かしてみて、腕を前方にもっと交差できるような工夫があればと感じました。

胸部が袈裟イメージのスーツデザインなので、シンケンジャーのように分割することは難しく、例えば、見栄えはあまりよくありませんが、引き出し式にするなども一つの手段に思います。

オプション類もこのサイズにしてはかなり巧みに作られています。

特に獣電池はよくここまで作り込んだと感涙を誘うほど。

しかし、ここまでこだわるなら、多少売価に反映されても、ガブルキャノンは再現して欲しかった。

また、キングにはやはり " グワッと開いた手のひら " が必須で、 これがあるのとないのでは、アクションの幅が全く違っていると思います。

まあ、この辺は限定になるのか分かりませんが、後続メンバーか、カーニバルあたりが発売されるのなら、 そちらでフォローされればラッキューということで。

以上、S.H.フィギュアーツ キョウリュウレッドのレビュー終了!




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