S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーアビス レビュー |
■ 発売元:バンダイ ■ 価格: 3,990 円 (本体のみ税込) ■ サイズ:全高約15.0センチ(頭頂高) ■ 登場作品:仮面ライダーディケイド ■ シリーズ名:S.H.フィギュアーツ ■ 13年10月07日登録 |
『 仮面ライダーディケイド 』 にて、龍騎の世界に潜んでいた 仮面ライダーアビス がまさかの S.H.フィギュアーツ化! 本編にはわずか2回のみの登場でしたが、2体の契約モンスターを合体させてディケイド&龍騎を追い つめるなど、そのクールなスーツデザインとともに、鮮烈なインパクトを刻んだキャラクターでした。 |
■ FRONT & REAR | |
完成度の高い龍騎系素体をベースに、起伏に富んだ、情報量の多い外観を緻密に再現。 2号ライダーか敵方ライバルキャラとしても充分通用するカッコよさに思います。 |
S.H.フィギュアーツ 龍騎と2ショット。 ほとんどが新規造形のアーマーより、むしろ色遣いのみで飛躍的な違いを表現している スーツの仕上がりに驚かされます。 | |
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アーマーのアクアブルーは、本編スーツではソリッド調に見えましたが、こちらは
メタリック系で処理されています。
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マスクのスリットはクリアパーツではありませんが、他の部位同様、丁寧に塗り分けられている
ため、違和感はほとんどありません。
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■ Vバックル & カードデッキ | |
デッキはスライドさせて着脱することができます。 細部まで作り込まれており、塗装もキレイです。 | |
■ アビスバイザー | |
鮫を象った潜水艇のような召喚機。 手首のみ外し、そのジョイントを使って被せるように装着します。 | |
顎が開閉し、内側にはカードホルダーが造形されています。
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付属のアドベントカードを装填可能。
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■ アビスクロー | |
ストライクベントにより発動する艦船イメージの手甲型装備。 アビスバイザーと同じ方法で取り付けます。 | |
顎が開閉します。
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■ アビスセイバー | |
ソードベントにより発動する鮫の歯(あるいは魚の骨)を連想させる剣。 劇中でアビスが用いたのは一振りのみでしたが、契約モンスターであるアビスラッシャー がニ刀流だったことからか、二振りが付属。 |
■ アドベントカード | |
専用手首でカードを摘まむことができます。
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計4枚のアドベントカードが付属。 向かって左から、アドベント 、ソードベント、ストライクベント、ファイナルベント。 |
■ OPTION HANDS <RIGHT> | ||
上段:拳骨(デフォ) /平手(軽く揃える)/平手(強く開く)/握り手(剣を真っすぐ持つ)/握り手(剣を斜めに持つ) 下段:握り手(カード用) | ||
■ OPTION HANDS <LEFT> | ||
上段:拳骨(デフォ) /平手(軽く揃える)/平手(強く開く)/握り手(剣を真っすぐ持つ)/握り手(剣を斜めに持つ)
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■ アビス専用魂STAGE | |
爽やかなアクアブルーでアビスの紋章が描かれた台座が同梱。 絵柄はまんま JAWS ですね。 |
ACTION | ||
頭部は顔と首、首と胸それぞれボールジョイント接続。 顎がもう少し引けるとよかった。 | ||
肩アーマーはボールジョイントの付いたスイング軸により跳ね上げ開閉、微調整が可能。 召喚器のない右腕の肘は90度以上曲がります。 | ||
腕は水平近くまで上がります。 召喚器のある左腕の肘でも90度位まで曲がります。 | ||
体幹は胸、腹、腰の3分割構造で可動域は必要十分。 腰以降の下半身は、構造がほとんど同じなので、よろしければ下記をご参照ください。 S.H.F ナイトサバイブ レビュー |
ギャラリー |
■ パーツ一覧 | |
オプションハンド(右×6、左×5 デフォ拳含む)/ アビスバイザー / アビスセイバー×2 / アビスクロー / アドベントカード(×4) ※この他にアビス専用魂ステージが付属します。 |
【コメント】 龍騎系フィギュアーツは、秀逸な出来栄えで、あまり文句のつけようがございません。 加えてこのアビスについては、スーツにタトゥーばりに鮮やかなプリントが施された点や、オプションの装着に手間がかからなくなったことなど、また一歩先んじたかなという印象です。 新作でもほとんど採用されることがなくなったダイキャストを用いた足の関節構造も含め、龍騎系だけがどんどん別進化を遂げている感すらあります。 フィギュアーツの龍騎シリーズは、ユーザーの願いを真摯に取り込んで、長所は堅実に維持し、短所は短期間に改善を重ねて克服していく最も望ましい例に思われます。 こうなればもう一歩先に踏み出しましょう。(笑) 正規13ライダーであるファムとインペラ―を差し置いて言うのはアレですが、二次創作的に玩具完全主導で非正規ライダーを商品化するっていうのはどうでしょうか。 いつか述べたようにライアサバイブとか、もし他のモンスターと契約したライダーが存在したらというパラレル設定で一から起こすのも面白いですね。 ディスパイダー 、ゼブラスカル、ガルドサンダーなどデザイン的にもギミック的にも素材には恵まれていると思います。 リュウガサバイブは黙っていても限定商品化されそうですが。 以上、S.H. フィギュアーツ 仮面ライダーアビスのレビュー、終了! |