S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーオーズ タジャドル コンボ レビュー |
■ 発売元:バンダイ ■ 価格:3,360円 (本体のみ税込) ■ サイズ:全高約14.0センチ(頭頂高) ■ 登場作品:仮面ライダーオーズ ■ シリーズ名:S.H.フィギュアーツ ■ 11年6月01日登録 |
「タカ」、「クジャク」、「コンドル」の3枚のメダルで変身する仮面ライダーオーズの鳥類系コンボ。 S.H.フィギュアーツ、仮面ライダーオーズの第五弾・タジャドル コンボのレビューです! |
■ FRONT & REAR | |
ベルト周りの小物以外は、ほぼ全身新規造形。 黒と、暗めな赤メタとのコントラストは、ダークヒーロー的なオーラさえ感じさせます。 |
S.H.フィギュアーツ タトバコンボと、基本形態 & 中間強化形態な 2ショット。 プロポーションはほとんど変わりませんが、頭や肩アーマーに鋭く張り出した羽飾りの せいか、タジャドルコンボの方が若干大柄に見えます。 |
■ BUST UP | |
サークルは一枚成形になり、ソリッドのダークレッドで塗装。 フェイスシールドはクリアパーツ製で美しい仕上がり。 額のクォーツはゴールドの塗装でちょっと残念。 | |
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■ オーズドライバー | |
メダル部分が赤で塗り分けられており、他コンボとの差別化が図られています。 |
■ タジャスピナー | |
タジャドルコンボの左腕に現れる手甲型エネルギー解放器。 クリアパーツ製のカバーに、胸サークルと同じフェニックスがモールドされています。 オープンギミックが無いのが残念ですが、造形も整っており、塗装も丁寧です。 | |
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グリップを握らせるだけで、腕には固定しません。 多少不安定ですが、位置はある程度保持でき、腕側にマウントを設けるなど 形が崩れることはありません。 |
■ OPTION HANDS <RIGHT> | ||
拳骨(デフォ)/握り手(狭)/握り手(広)/平手
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■ OPTION HANDS <LEFT> | ||
拳骨(デフォ)/握り手(狭)/握り手(広)/平手
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ACTION | ||
タトバコンボから構造は変化ありませんが、カタカタ感は払拭されています。
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肩アーマーは根元のヒンジによる跳ね上げ式。 他のコンボ同様、横方向へ地面と水平位まで上がります。 | ||
足首も、今までのS.H.フィギュアーツ オーズシリーズ同様、ダイキャストは使われておりません。 可動域もほとんど変わらず、安定性はよくありません。 |
ギャラリー |
■ パーツ一覧 | |
オプションハンド(右×4、左×4 デフォ拳含む)/ タジャスピナー / オースキャナー / メダジャリバー
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【コメント】 先頃、本家仮面ライダー龍騎が S.H.フィギュアーツに加わるとの発表がありました。 武器類やカードなど小物類がほとんど付属されるのは元より、何と大型の契約モンスターまで同梱される 徹底ぶりで素晴らしいの一言! まだ実物を手にした訳ではないので総合評価は後ですが、仕様としてはぐうの音も出ない程豪華!! さて、本題のオーズ タジャドル コンボですが、造形、可動は申し分のないレベルで、まさに“アクションフィギュアのフラッグシップに成長したS.H.フィギュアーツ”との面目躍如。 特にフェイスシールドに全面クリアパーツを使用した頭部は宝石のように美しく、一格上の出来栄え。 足首の構造には改善を促したいものの、各関節の保持力も増しており、本体の基本スペックはさらに向上した感があります。 ただ、やはり問題はプレイバリュー。 タジャドルコンボは美しい羽で大空を飛翔する姿が最も印象的なコンボですが、それらはご存じの通り、別売りのWEB通販限定アイテムを購入しないと再現できません。 さらにライダーフィギュアでは肝である必殺技の再現パーツもそちらとセットです。 通販による補完システムを頭から否定するものではありませんが、せめて、劇中で使われるしなやかな手指、そしてタジャスピナーのオープンギミックなどは、陸上での格闘戦を徹底再現するためにも考慮して欲しかったです。 また、WEB限定アイテムの発売時期についても、あまり本体と時間差のない形で用意すべきだったのではないでしょうか。 龍騎&ドラグレッダーは戦略的な価格設定ということも承知の上で言いますが、一方でこの位のパフォーマンスが可能であるのに、一方で一つのアイテムを切り売りするということに、切ないなあ、と思ってしまったのでした。 ということで、S.H. フィギュアーツ 仮面ライダーオーズ タジャドル コンボのレビュー、終了! |