装着変身 仮面ライダーキバ ガルルフォーム レビュー
2008年5月発売
■発売元:バンダイ
■価格:2,310円(税込)
■フィギュアサイズ:全高約15センチ


装着変身・仮面ライダーキバシリーズの第2弾は、コバルトブルーが目に鮮やかなガルルフォーム!!

ウルフェン族(狼男)のガルルの力により、敏捷性や跳躍力などに特化した仮面ライダーキバの近接格闘形態です。

彫像モードとセイバーモード、両形態のガルル変身体が付属しています。






■ FRONT & REAR


■ BUST UP


【スタイリングについて】
キバフォームからの変更点は、胸部、肩、左腕、右脚(膝から下)が新規造形、また、全身にイメージカラーであるコバルトブルーがあしらわれています。

野獣の牙を模した胸部の意匠は重厚に、タテガミのように流れる肩アーマーの形状も巧みに表現されており、なかなかよい出来に思います。

マスクはキバフォームと同じ造形なので、やはり目と目の間隔が開き気味でイマイチ。

各部のブルーはメタリック調の発色の良い色彩で、元々のレッドとのコントラストがとても鮮やかに見えます。

ウチのは頭部の目の縁、肩アーマーの端に若干の塗装ハゲがありますが、塗装全体的には精度が高く、及第点を付けられるレベルに思います。


■ ガルル・彫像モード&セイバーモード




彫像モード、セイバーモードと2タイプのプロップが付属。
変形よりもそれぞれの造形を優先させた結果でしょうか。
ディテールも口の中まで細かく作り込まれており秀逸な出来映え!


■ キバットバットIII世


劇中同様、キバットの目もブルーに。
フエッスルホルダーはキバフォームと同じものです。


■ 素体 FRONT & REAR


あまり意味がありませんが、一応構造や変更点を分かりやすくするということで上げてみました。


■ 右脚


ヘルズゲートの開放ギミックはオミット。
ヒンジもなくスッキリした印象。
材質もくるぶしから下だけがダイキャストパーツに変更されています。


■比較


装着変身キバフォームと。
平成ライダー得意の半身チェンジです。
右足がスリムになっていますね。



【可動について】
新規造形である左腕、右脚のみを記述します。
そのほかの部位は 装着変身 仮面ライダーキバ キバフォームのレビュー をご参照ください。




ダイキャストからABSに変更された肩アーマーはキバフォーム同様、付け根を中心に上方向、後方向に逃がすことができ、腕をフレキシブルに動かすことができます。




左肘は二重関節で右側と同じく約135度曲がります。
スリムになって可動域が広がったはずの右膝ですが、意外にギミック付きのキバフォームより狭くなった印象。
まあ、ほんのわずかばかりですが・・。



【POSE】




















【パーツ一覧】


胸部アーマー/肩アーマー(×2)/ガルルセイバー/ガルル彫像モード/キバットバットIII世/フエッスルホルダー(×2)/オプションハンド(×4セット)



【評】
造形、可動とも優秀でほとんど文句のないレベル。
特にガルルのプロップは彫像、セイバー両モードとも細部まで作り込まれ絶賛すべき品質に思います。

ただ、アレでさァね・・

やはり必殺技を再現できないのは最大のウィークポイント!
せっかく従来のライダーにはなかったカッコいい技なだけに、モッタイナイというしかありません。

ところで、次に登場するらしいてんこもりフォームはどんな戦い方をするんでしょうね?
もし両手と口に同時に三つの武器を持つんなら、そのアイテムで何かしらのフォローがあるとうれしいです。




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