TK01 仮面ライダードライブ タイプスピード レビュー |
■ 発売元:バンダイ ■ 価格:3,456円 (本体のみ税込) ■ サイズ:全高約15.0センチ(頭頂高) ■ 登場作品:仮面ライダードライブ ■ シリーズ名:TK (タイヤ交換)シリーズ ■ 14年11月01日登録 |
仮面ライダードライブの主力トイ、TK(タイヤ交換)シリーズの仮面ライダードライブ タイプスピード が発売されています。 身体の一部になっているタイヤを交換して遊べるとのことですが、どんな仕上がりになっている のでしょうか!! |
セット内容はドライブ本体とマックスフレアタイヤ。 ドライブ本体にはタイプスピードタイヤが元々セットされていますが、 シリーズ初弾アイテムとしてはちょっと寂しい? | |
ドライブ本体は画像のように分割され、交換可能なタイヤを挟む構造になっています。 ジョイントは硬過ぎずやわらか過ぎずということで、着脱も容易です。 |
■ タイプスピード FRONT & REAR | |
タスキ掛けにタイヤを配した独特のボリューム感のあるフォルムをリアルに再現。 光沢仕上げの装甲も、ワックスの効いた新車の様でグッド!! ギミック優先のトイということもあり、細部はデフォルメされ、彩色も簡略化されてい ますが、雰囲気は確実に伝わります。 |
前作であるAC鎧武 オレンジアームズと 2ショット。 重厚な鎧を装着したACとはイメージが異なりますが、ドライブのフィギュアの 基本構造は鎧武の発展型なので、並べてもほとんど違和感ありません。 | |
■ BUST UP | |
各部のクルマのパーツをあしらった造形が印象的。 眼はヘッドライトの意匠が取り入れられ、クリアパーツで再現されています。 胸のタイヤは着脱可能で、手動で回転するようにできていますが、ボディとの 隙間が目立たず、一体感があります。 | |
■ マックスフレア FRONT & REAR | |
マックスフレアにタイヤコウカーン! マックスフレアタイヤは外殻がクリアパーツ製で、6枚の炎パーツを それぞれ起こすことができます。 |
■ BUST UP | |
マックスフレアタイヤも同様に手動で回転可能。 炎パーツは立てた状態でロックできないので、ちょっと煩わしく思います。 |
■ ドライブドライバー | |
ディスプレイは SPEED の "S" をあしらったものがプリントされています。 色は本体のグレーとベルトのオレンジだけで単調ですが、造形は結構凝っています。 |
■ シフトブレス & シフトカーホルダー | |
シフトカー類とホルダーは一体成型で塗装は無し。 ブレスは固定。 ホルダーは取り付け部分で回転し、脚の動きに干渉しません。 |
ACTION | ||
顔と首がボールジョイントで接続。 デザイン上、どうしてもタイヤが干渉してしまうので、可動域が若干狭くなっています。 | ||
拳は指二本ずつ可動。 いつもの様式で、特に改良の跡は見られません。 | ||
肩はボールジョイント接続で、胸部が分離する構造のためか、ボールジョイントは肩内に設けられています。 あまり可動域は広くなく、横方向に上げると、ちょっと不自然な印象となります。 肘は単軸で約90度曲がります。 胴には回転軸があり、360度回転可能。 | ||
股関節はヒンジ式で左右180度開脚もOKです。 また、太腿中央に回転軸アリ。 | ||
足首はボールジョイント式で微調整できますが、保持力と接地性に課題あり。
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ギャラリー |
【コメント】 アクションフィギュアとして一定の基準を満たしていますが、仮面ライダーの主力トイとしてはちょっと物足りない印象。 前作の鎧武アームズチェンジシリーズが、ギミックが卓越していただけでなく、果物という特殊な素材を用い 新鮮なサプライズを伴っていたのに対し、インパクトが弱いかなと。 例えばマックスフレアは、本体にセットすると全ての炎がスプリングでパチンと立ち上がるくらいのギミックがあってもよかったのかなと思います。 また、眼に電飾などを内蔵して、タイヤ交換が完了してから数秒間、眼が光るようなアイデアも面白いのではないでしょうか。 さらに、タイヤ交換の過程とかでチラリと見えるタイヤが無い時の隙間を埋める胸パーツとかあると、遊びの幅が増えると思います。 トライドロンのような大型ビークルとの連動にももちろん期待しますが、今後、シリーズの成否を握るのは交換タイヤの出来ですね。 とにかくタイヤには意匠がただ異なるだけでなく、一定の割合でもいいから、ぜひ、ギミック的に凝ったものを提案して欲しいです。 以上 TK01 仮面ライダードライブ タイプスピード のレビュー終了! |