トランスフォーマー リベンジ <海外版DXクラス> デッドエンド レビュー
2009年 8月購入
■発売元:タカラトミー
■価格:2,800円 (本体のみ税込)
■サイズ:全高約15センチ(ロボットモード時頭頂高)
昔、堀ちえみの曲で「デッドエンドストリートガール」というのがあったのですが、それまでとはちょっとイメージの異なるタイトルで、知る人(笑)にはかなり浮いていたなあととられていたように思われます。
まあ、全部浮いていましたが・・。
そんなどうでもいいことを思い出させてくれた、ちょっと変わったリデコ商品、DXデッドエンドのレビューです。
デッドエンド ビークルモード
■ FRONTE
■ REAR
ビークルモードは、漆黒のボディに赤のレーシングストライプが映えるアウディR8似のスポーツクーペ。
もちろん、先に発売されたサイドウェイズと同型です。
ヘッドランプとテールランプが無色のクリア素材、ウィンドウまわりは紫のクリア素材製。
プラ製のタイヤで転がし走行が可能です。
■ SIDE & BOTTM
ディセプティコンエンブレムは右側ドアにのみプリントされています。
シンプルな外装と比べ、底面からの眺めはけっこうカラフル!
同型のサイドウェイズとの2ショット。
ストライプのおかげで全く別の車に見えますね。
トランスフォーム及び、各関節の可動域はサイドウェイズとほとんど変わりません。
よろしければ、サイドウェイズのレビューをご覧ください。
デッドエンド ロボットモード
■ FRONTE
■ REAR
■ BUST UP
取り説はではサイドウェイズと同じ指示となっていましたが、パケ裏では胸、腕と脛まわりのガワ処理が異なっており、今回はこちらにあわせてみました。
造形上の違いは頭部のみ。
クリーチャー系ツインアイのサイドウェイズに対し、デッドエンドはゴーグルをかけたような意匠になっており、全体のイメージとしてかなりロボットの方に振れたように見えます。
尚、首は軸接続で、可動はサイドウェイズ同様回転だけ。
配色は、ビークルモード時には一切隠されていたボディの赤茶と、ポイントにあしらわれたゴールドのおかげで、重量感が強調されたイメージ。
せっかくなので、ビークルモード時の赤ストライプをもう少し特徴的に活用できればよかったのにとは思いました。
同タイプのサイドウェイズと2ショット。
通常態と暴走形態のようで面白いと思います。
■ 集光ギミック
他のリベンジモデル同様、うっすらと塗装がされていますが、面積が比較的大きいためかそこそこ光ります。
表面が複眼的にモールドされており、独特な発色になっています。
■ MECH ALIVE
肘関節を折り曲げると、肘のボルトと上腕内部のシャフトが回転します。
色目の違いのせいか、サイドウェイズよりはっきり認識できると思います。
右手甲の手裏剣風の武器は手動で回転します。
POSE
【評】
映画の熱気も一段落し、リデコ&リペイント商品の比重が高まってくるサイクルに入りました。
通常、こういった商品はスルーしがちなのですが、ビークルモード時の赤ストライプやロボットモード時の頭部改変など、ちょっと楽しめそうだなと思ったので購入してみました。
クリーチャー的なおぞましさがアピールされていたサイドウェイズに対し、ロボット的な整然さが加味されたデッドエンドは、ちょっとした変更でも、方向性を明確にすれば住み分けできるという好例になったのではないでしょうか。
ともすればサイバトロンに居そうなキャラなのに、同じデストロン陣営に設定したというのも面白いと思います。
あと、願わくば右手のソーサーなど、武器が一部でも変わっていれば、さらに良かったと思います。
最終更新 09/08/09
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