トランスフォーマー リベンジ RD-05 サイドウェイズ レビュー
2009年 5月購入
■発売元:タカラトミー
■価格:2,415円 (本体のみ税込)
■サイズ:全高約15センチ(ロボットモード時頭頂高)
さて、みなさん。
いよいよ、いよいよ始まりましたね。
第二作目となる映画「トランスフォーマー・リベンジ」の公開を控え、本命の変形フィギュアもいよいよ発売開始されました!
このトランスフォーマーという映画、車や飛行機など、身の回りの機械に化けたエイリアンたちが、ある日、不気味な不気味な顔のモンスターに変身して私たちに襲い掛かってきます。
このサイドウェイズはドイツの最先端スポーツクーペ、アウディR8が変身するんですね。
怖いですね、恐ろしいですね。
でもカッコいいですね!
映画の中でいったいどんな活躍を見せてくれるのでしょう、楽しみですね!
それでは、レビュー、終わったらまた、お会いしましょう。
サイドウェイズ ビークルモード
■ FRONTE
■ REAR
ビークルモードのモチーフは、アウディR8。
実車と比較すると細部はだいぶ異なっていますが、押し出しの効いた鯉口風フロントグリル、Cピラー下の太いストライプなどからその象徴的なイメージが垣間見えます。
ボディはプラ製で全体が濃い目のシルバー塗装仕上げ。
ウィンドウまわり、テールランプが赤紫のクリアパーツ、ヘッドランプが無色のクリアパーツ製。
タイヤはプラ製で転がし走行が可能です。
全体的によくできていると思いますが、ボディ後部あたりのパネルの継ぎ目にスキマが目立ち、ちょっと残念。
リアハッチのウインドウには回路らしきディテールが。
ディセプティコンエンブレムはリアパネルに大きめにプリントされています。
腕モジュールとなる中央付近は密度が濃いですが、脚部が格納されているリア部分はスカスカで窓が見えます。
サイドウェイズ トランスフォーム
フロントまわりが胸に変形する比較的オーソドックスなトランスフォーム。
スプリングギミックにより、フロントグリルを押すと、赤い腹パーツが飛び出し、前タイヤが勢いよくシャーシ下に回り込むオートモーフ機構を搭載しています。
※手順は個人的なものです。パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮はしておりますが、実際に変形させる際は付属の「正しい遊び方説明書」に習っていただけるようお願いします。
サイドウェイズ ロボットモード
■ FRONTE
■ REAR
■ BUST UP
両肩から張り出した鋭い突起、トゲトゲしい悪魔的な手指など恐怖を喚起させるロボットモード。
ビークルモードでは一切隠されていた赤のパーツとのコントラストが絶妙です!
ボンネット両端から変形する襟部分は、パケ写では平たいママでしたが、取説ではおっ立てるようになっており、こちらの方がカッコよいのでそうしてあります。
足はバランスをとればタイヤを接地させなくても自立できますが、安定性がよいのと、よく走りそうなので接地させています。
イメージがちょっと似ているバリケードと2ショット。
同一人物なんでしょうか?親友なんでしょうか?
それとも愛人なんでしょうか?
ちょっとだけ、気になりますねえ。
■ 集光ギミック
頭上から光をあてると、目が紫色に輝きます。
面積は小さいですが、色目のせいか、ハッキリ見えます。
■ MECH ALIVE
肘関節を折り曲げると、肘のボルトと上腕内部のシャフトが回転します。
右手甲には手裏剣のような武器を搭載しています。
手動で回転します。
ACTION
各部の可動域自体は充分とってあるのですが、肩まわりが硬いためか、あまり気の利いたポーズはとれませんでした。
首周りももう少し柔軟に動かせるとよいですね。
POSE
【評】
また、みなさんお会いしましたね。
今回のトランスフォーマーはどれも秀作ぞろいだったのですが、画像公開以来、トップは迷わずこのサイドウェイズに決めていました!!
とにかくカッコいいです!
銀と赤のコントラストが最高です!
ただ、外観は良しとして、ギミック的にはもの足りない気も・・。
比較用に出したバリケードを弄っていて、つくづくそう感じました。
新機構のメックアライブは、狙いどころは悪くないと思うのですが、いかんせん目立たなくてショボい。
もう少しパーツを大きくするなり、色目を変えるなりして、派手目に演出した方がよいのではないでしょうか。
今回はライトサウンドものが増え、合体戦士ありと、ラインナップも充実するようですが、とにかく今後にも期待ですね。
いやあ、映画ってホントにいいものですね。
<追記 背中の処理について>
発売中の雑誌記事などによると、今回のアイテムは、原油高でパーツ点数の見直しがあったり、諸々の事情でモチーフとなるビークルを架空の設定にせざるを得なかったりと、開発陣の当初意図と微妙にズレたものになっている商品もあるとのことでした。
で、問題の背中なんですが、本体側の赤い凸に、サイドウィンドウ内部のクリアパーツの凹がうまく噛むようになっており、ここを接続した方がプロポーション的なまとまりは確かに良いです。
でも、そうすると本体とルーフ部をつなぐ赤いジョイントパーツの上が空洞になってしまい、個人的には、とてもカッコ悪くてヤだったんですね。
他にも手甲のタイヤがビークルモード時にスペアタイヤとしては変な位置に収まるなど、なんらかの影響を受けたのでは??と思われる箇所がありますが、件の赤いジョイントパーツが中央のヒンジで折りたたまれるなど、しっかり処理されるはずだったのではないでしょうか。
で、当サイトとしては、現時点ではどちらが間違っているとかは言いません。
整然としたロボット体形が好みなら取説じゃない変形で。
クリーチャー的異様も良しとするならば、取説ママ変形ということで―ここは各々の主観を大切にしても良いんじゃないでしょうか。
足の接地に関しても「当サイトではこうしました」と言っていますし、映画本編が公開され設定が明らかになっているならまだしも、こうするべきと断を下すようなことは言えません。
まあ、本編を観ても明らかにならないかもしれませんが。(笑)
それまでは自分が楽しい変形や遊び方を見つけて、あれやこれやとやるのがいいんじゃないかと思っています。
最終更新 06/05/09
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