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仮面ライダー鎧武(ガイム)アームズチェンジシリーズ
AC13 仮面ライダー鎧武 極アームズ レビュー




■ 発売元:バンダイ
■ 価格:3,150円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約15.0センチ(頭頂高)

■ 登場作品:仮面ライダー鎧武(ガイム)
■ シリーズ名:AC (アームズチェンジ)シリーズ

■ 13年7月19日登録

新た得た極ロックシードとカチドキロックシードにより変身する仮面ライダー鎧武 極アームズ!!

全てのアームズの力を集結し、そのウェポンを自在に使いこなす鎧武の究極形態ですが、
そのトイの出来や如何に!?




ロックオープン! 極アームズ! 大・大・大・大・大将軍!









■ FRONT & REAR
重厚な鎧を払いのけ、真の力をむき出しにしたスパルタンなフォルム!

マントが細かったり、色が足りなかったりと再現性はちょっとアレですが、
その特徴が玩具として巧くアレンジされており、雰囲気はよく伝わります。

AC01 オレンジアームズと2ショット!
いつものことですが、ライダーのフォームの進化には驚かされますね。

■ BUST UP
鋭さに欠けるもののカッチリ造形されたトンガリ兜!
複眼にはクリア素材が用いられ視認性も良好です。

胸部アーマーにもクリアパーツが用いられており、様々な果実がプリントされた
シートを覆っています。

構造上小さく、細く見えてしまいますが、どこか懐かしく趣深い質感です。



■ カチドキアームズ
変身する刹那の爆散状態を表現するためか、オレンジのクリアパーツで
成形されたカチドキアームズ。

あくまでギミック用と割り切るべし。

背中のダイヤルを回すと、上半身、下半身に分かれた鎧がフワっと射出され、
アームズチェンジシリーズのコンセプトである変身シーンを演出します。  


AC11 カチドキアームズと2ショット。
色はもちろんですが、鎧のサイズも若干大きめです。


■ 戦極ドライバー
ジョイント接続された極ロックシードとカチドキロックシードが造形
されており、よく見るとライダーの顔が凹凸で表現されています。

ブレードの可動やロックシードの着脱は不可。

左右の側面にはロックシードホルダーが一体成型されています。




■ 火縄大橙DJ銃 (銃モード)
素材が軟質化し、わずかに小型化され、特に全体の厚みが薄く
なっているため、確実に手に持てるようになっています。


■ 火縄大橙DJ銃 (大剣モード)
銃モードと同じく、確実に持たせやすくなっており、中間のグリップにも
しっかり握らせることができます。

残念ながら無双セイバーの分離合体はできません。


従来のACシリーズ同様、兜を複眼のパネルごと着脱可能。

壁の目に2,3回埋められたようなパルプアイも
カラフルに塗り分けられています。

また、肩パーツとマントは取り外せば、他のアームズを
取り付けることも可能です。

AC01 オレンジアームズを取り付けたところ。
胴が重なって、ちょっと仰々しいですが、さほど違和感ありません。



ACTION

顔と首がボールジョイントで接続。


これまでのライダー同様、可動範囲は見上げ方向に若干足りない印象。
肩は軸の組み合わせで可動。


障害になるような肩アーマーのないデザインですが、可動域が特に広がっているということはありません。


肘は単軸で90度くらい曲がり、手首は回転可能です。
腰アーマーは若干拡げることのできる軟質素材製。


かわしながら動かすことができますが、クセがつくのであまり負荷をかけた状態で放置しない方が良いと思います。
カチドキアームズの可動ですが、肩アーマーのみボールジョイント接続されており、 前後に回転可能です。


小手部分をピッタリ追従させることは非常に困難です。


その他の箇所は、ほとんど同じ構造なので、よろしければ下記をご参照ください。

AC01 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズ レビュー 





ギャラリー























※ 火縄大橙DJ銃(銃&大剣)以外のアームズウェポンは、すべて他のACシリーズより流用しています。 


【コメント】

劇中の変身シーンの再現という、シリーズのコンセプトを貫くために、 カチドキアームズからのキャストオフをスプリングギミックを用いて実現しています。

設定自体はダイナミックで面白いものですが、ある程度の整合性を持って実現するとなると相応に困難で、 被ったフルーツが展開して鎧になるという、これまで保たれていたギミック上の一定のリアリティ を失うことになりました。

ただ、フィギュア自体の完成度は、これもまたリアルさを追求するといったベクトルとは別モノ ですが、味のある、それなりに存在感のあるものに仕上がっていると思います。

例えば胸アーマーですが、漆塗りのツヤと蒔絵のような絵柄を、クリアパーツを使って絶妙に 表現しています。

透明ボディの中から内部メカが覗けるといった旧来のトイとかカットモデルなどによく 見受けられた手法を想起させるもので、個人的には懐かしく接しました。

また、胴をそのように作り込みながら、他のアームズチェンジシリーズの兜と鎧を装着できる 機能を失わせなかったことも高く評価できるでしょう。

そして極アームズの最大の魅力としては、これまで全てのアームズウェポンを使いこなせること に思います。

全部を付属させることはとても無理ですが、無双セイバーと大橙丸、そしてバナスピアーくらいは 同梱していただけると、さらに遊びやすかったかなあと思います。

もっとも、これまでたくさん集めてきたファンにとっては、このパッケージで良し、という ことなんですけどね。

あと、最後にですが、現状どうしてもグレーっぽく見えてしまう全身の色は、やはりもう少し銀に 近づけて質感を高めて欲しかったですね。

何と言っても最終フォームなのですから。

以上 AC13 仮面ライダー鎧武 極アームズ のレビュー終了!




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