トランスフォーマ− スカイリンクス レビュー
2008年2月発売
■発売元:タカラトミ−
■価格:8,400円(税込)
■フィギュアサイズ:全高約26センチ(ダイノモード時)
タカラとトミーの合体により、奇跡的に国内発売されることになった幻のトランスフォーマー、スカイリンクス!
「始祖鳥に変形するスペースシャトル」と「山猫に変形するカーゴキャリア」が「巨大恐竜に合体」するという天然記念物的にマニアックな設定に加え、電動四足歩行ギミックまでが盛り込まれ、まさに時空を越えたレアアイテムというべき存在でしょう!!
それではスカイリンクス航空2008便、テイク・オフ!
愉快な(?)空の旅を楽しみましょう!!
スカイリンクス ビークルモード
■ FRONT
■ REAR
ビークルモードはトランスポーターに乗ったスペースシャトルです。
スペースシャトルというと、3本の巨大なロケットブースターを付けた発射形態を連想しますが、これは発射台までの移動形態、はたまた大型コンテナを積んだ巡行形態、といったイメージでしょうか。
子どもの頃、宇宙博というのがありまして、近い将来には宇宙旅行も一般的になるのかなと漠たる希望を抱いておりましたが、この白黒ボディはそんな未来の象徴でもありました。
それだけに後の事故はショッキングでたいへん残念なことでしたね。
■なんちゃって打ち上げモード
スペースシャトルモード
■ FRONT
■ REAR
スカイリンクスの上半分を分離!
いわゆる一般的なスペースシャトル・オービターですが、全体にゴールドがあしらわれています。
コクピットはメッキパーツを使用、その他のボディラインは付属のシールを貼付けます。
機首のマークは液晶で、指でこすったりして暖めるとサイバトロンエンブレムが浮き出します。
今日はほとんど見かけなくなりましたが、以前は小さな玩具によくあった懐かしいギミックです。
ボディのコンテナハッチを開いて、内部メカを覗くことができます。
宇宙空間での実験も、スペースシャトルの大きな役割の一つですが、そのイメージでしょうか。
トランスフォーム
機種を頭部に、尾翼を伸ばして尻尾にと、大きな変化はせず、ボディをそのまま使うシンプルな構造のトランスフォーム。
ダイノバード(始祖鳥)モード
■ FRONT
■ REAR
どことなくユーモラスな始祖鳥モード。
垂直尾翼が変形した尻尾は、かなり長くダイナミック!!
顎、首、足の付け根、足首、尻尾がそれぞれ可動します。
■ BUST UP
近づいてみると、けっこう迫力のあるキバが並んでいますね。
■ アセチレンブラスター
口の中には必殺のアセチレンブラスターが覗いています。
ミサイル発射ギミックでもあれば、もっと面白かったように思います。
トランスポーターモ−ド
■ FRONT
■ REAR
移動車両か輸送用コンテナのようなスカイリンクスの下半分。
フロントには金色のシールでサイバトロンエンブレムが再現されています。
ABS樹脂のトリコロールボディとあいまって、得も云われぬ懐かしさを感じさせます。
この状態でタイヤを使った電動走行が可能です。
電動ギミックのスイッチはボディ裏側あります。
下のスイッチがオンとオフ。
上のスイッチでタイヤ走行と4足歩行を切り替えます。
トランスフォーム
こちらも首と足と尻尾を出すだけの、至ってシンプルな内容。
足は電動ギミックを内蔵している関係で、ボディ側についている赤いロックボタンを押しながら動かします。
山猫モード
■ FRONT
■ REAR
シンプルな直線基調のメカ山猫。なぜかわかりませんが、尻尾が2本はえています!
ちょっと頭が小さめですが、タフで精悍なイメージですね。
首、尻尾は残念ながら固定ですが、電動で四足歩行が可能です。
足は赤いロックボタンを押せば、手動で動かすことも可能です。
■ BUST UP
金メッキの顔が精悍さを強調しています。
一昔前のメカアニマルに共通のイメージがありますね。
スカイリンクス ロボットモード
■ FRONT
■ REAR
始祖鳥と山猫が合体して巨大恐竜になった姿!
頭頂高26センチと圧倒的な迫力です。
ポージングは確かに限られますが、この状態での電動歩行はやはり圧巻!!
【評】
久々の電動ギミック内蔵のトイでしたが、何と言うかロボットマンやエスカルゴに通じる愉快さを思い出しました。
個人的な趣味ですが、これ、中にミクロマンとかダイアクロンとか乗れたら最高ですね!!
変形も可動も現在のものに比べたら至ってシンプルですが、そんなことにこだわらず、素直に童心に返って楽しめるアイテムに思います。