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figma 一騎当千GG 孫策伯符 レビュー

2009年 8月購入
■発売元:有限会社マックスファクトリー
■価格:2,500円 (本体のみ税込)
■サイズ:全高約13.5センチ


『よく動く、エロい』というキャッチフレーズでおなじみの figma 一騎当千 シリーズより、主役(?)の孫策伯符が満を持しての登場です!

もちろん、恒例のダメージ状態衣服パーツも付属し、劇中のあんなシーンやこんなシーンも思いのまま!






■ FRONTE & REAR


■ SIDE


■ BUST UP


今回の孫策はイエローのベストにチェックのスカートという南陽学院の制服姿で立体化。

髪は、風で、斜め後ろ方向になびいている状態、
設定93センチの巨乳も大胆に造形されています。

リボン、袖口、スカートは軟質ゴム製で、ある程度の動きにも違和感なくフィット。
同じ材質のアホ毛はバランス的にも太く大きく、ちょっと主張し過ぎでしょうか。

従来のfigma 品質も一貫して踏襲されており、起伏にとんだ女性らしいプロポーション、きめ細かい肌、そして丹精に描きこまれた表情など、まさに匠の技という言葉がしっくりくる仕上がりに思います。





■ オプションフェイス


通常顔に加え、叫び顔、覚醒顔の3種類に差し替えることができます。
叫び顔は視線が向かって右に決まっているので、個人的にはやや使い難い印象です。



■ ダメージ服パーツ


胸、腹の衣服とスカートがダメージバージョンに差し替え可能で、劇中シーンを再現できます。

一騎当千ではは、拳圧とか蹴り一閃とかで、衣服の表面だけがビリビリ切り裂かれるシーンが頻発するのですが、これはある意味、手刀でビール瓶を切るより難易度が高いゴッドハンド。(笑)





頭部と手首を取り替えれば、なんちゃって蒙ちゃん・南陽バージョンが再現できます。

メイドカチューシャは頭髪と一体式だし、ブーツ&紺のソックスもありません。
この先、発売されることはあるんでしょうか?







ACTION








従来のフィグマ素体準拠で、孫策ならではの改修ポイントは特に見受けられません。
もともとよく動くので過不足はありませんが、あえて言えば、頭髪の流れが切り替えられれば、さらに良かったように思います。

個体差かもしれませんが、私のは、手首の折り返しが全般的に緩くプラプラで、今ひとつ収まりに欠ける感じです。






POSE





















■ パーツ一覧


交換用顔(×2)/交換用手首(×4組)/ダメージ用服パーツ(胸/腹/スカート、各1) ※この他に figma特製台座、収納袋 が付属します。



【評】

個体差かもしれませんが、ダメージ服パーツに差し替えた時、ボディとの隙間がかなり目立ちます。

また、スカートの着脱方法も従来から進展なく、脚など、一度、取り外さなければならない形式で、ちょっとわずらわしい感じです。

この孫策の場合は、もともと特定の武器などがあるわけでもなく、単体では、若干、プレイバリューに欠ける印象で、やはり他のキャラクターと絡めて遊ぶのがよいでしょうか。

しかし、フィギュアとしての造形、塗装品質はかなり高レベルでまとまっており、これらのネガ面を差し引いても、まだ、お釣がくる印象です。

あえて言えば、髪の毛の流れ、表情が一定の方向にしか向いておらず、何か、別方向に切り替える工夫があれば、さらにアクションの幅が広がるように思います。












最終更新 08/21/09