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リボルテック リガード レビュー
2008年5月発売
■発売元:海洋堂
■価格:1,995円(税込)
■フィギュアサイズ:全高約14センチ
この5月で3年目を迎えるリボルテックの新アイテムは、まさかの「リガード」!!
ご存知、超時空要塞マクロスに登場した、巨人族・ゼントラーディ軍の汎用戦闘ポッドです。
もちろん期待はありましたが、先発のバルキリーとの対比から、大きさ的に製品化は無理だろうと思っていたので、本当にビックリしました。
■ FRONT & REAR
■ SIDE
【スタイリングについて】
顔から長い脚をそのまま生やしたような異形が巧みに再現されています。
バランス的に脚がちょっと長すぎるような印象ですが、本体のディテールはたいへん秀逸で全体としてよく造形されていると思います。
また、塗装品質が絶品!!
抜けるようなスカイブルーとホワイトのコントラストは爽快感すら覚えるほど綺麗に鮮やかで、各所のゼントラーディ文字のプリントも、カケやカスレもなくたいへん丁寧に仕上げられています。
元デザインが良くできているとはいえ、一介のヤラレメカをここまで丹念に作り上げる姿勢には、素直に脱帽いたします。
■比較
VF-1J 一条機(バトロイド)と。
これでもかなり差がありますが、この中にバトロイドとほぼ同サイズの巨人が押し込まれていることを考えれば、もっとボリュームがあってよいかもしれません。
【可動について】
ともすれば脚だけの単調な動きになりがちな部類ですが、リボルバージョイントや同径の軸などを効果的に用い、魅力あるアクションを実現しています。
リボルバージョイントの配置は下図をご参照ください。
本体と脚部の継ぎ目に10ミリジョイントを配し、旋回、上下動を可能にしています。
前面の主砲は8ミリジョイントでフレキシブルな動き。
背面の副砲は取り付け軸で旋回、下部の機銃は固定となっています。
側面のロケットブースター(白い部分)は360度回転。
足首も可動範囲こそあまり広くありませんが、リボルバージョイントの特性を活かし、優れた接地性を確保しています。
【POSE】
降着姿勢っぽく。
巡航姿勢っぽく。
【評】
無機質な戦闘ポッドにどれだけのアクション性を備えさせるか、正直、疑問でありましたが、なかなか善戦しているのではないでしょうか。
このリガードのような類は、ネタキャラとして扱っても面白いのですが、兵器メカとしての恐怖を与える動きもしっかり再現できていると感じます。
これならバルキリーも立派に引き立ちますね。
リガードがここまでできるのであれば、個人的には重機動メカとかに期待してしまうのですが、あっちこそサイズの対比がなあ・・。
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