ROBOT魂 GNR-010 オーライザー レビュー[機動戦士ガンダム ダブルオー] アクションフィギュア情報サイト ポーズ&ギミック
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ROBOT魂 GNR-010 オーライザー レビュー
2008年 12月購入
■発売元:バンダイ
■価格:1,500円(本体のみ税込)
■サイズ:全長約12センチ
ツインドライヴに秘められた真の性能を発現させる脅威のユニット・オーライザー(単品)!
合体してパワーアップする支援機というロボットアニメファンのツボ、劇中では宇宙に意識の感応を呼び起こすというガンダムファンのツボをも抑えた抜群の設定で否が応にも期待は高まります(本体別売り)!!
1st.imp 【観る】
オーライザー
■ FRONTE & REAR
初見ではTIEファイターに戦闘機の機種を付けたような薄っぺらい機体という印象だったのですが、
実際手に取ってみるとその突き刺すように先鋭的なシルエットはなかなか魅力的。
思わず、きりもみ回転させてしまいたくなるデザインが忠実に立体化されています。
キャノピーに見えるセンサー部分はクリア素材。
その他はホワイト、ブルー、グレーの素材で組まれており塗装部分は最小限。
底の2箇所にハッチらしきパーツがはめ込んでありますが、ランディングギア等のギミックはありません。
2nd.imp 【動かす】
サイドバインダー左右計4枚の安定翼はそれぞれ付け根から軸可動、また青い部分は軸で展開します。
合体シークエンス
サイドスラスター、メインノズルの折り曲げからサイドバインダー基部のスライドまで、一連のシークエンスを、シンプルではありますが、劇中シーンにほぼ忠実に再現できます。
サイドバインダーを分割し、センターユニットをダブルオーのランドセルに元々開いている穴に差し込んで取り付けます。
ダブルオーライザー
■ FRONT
■ REAR
ツインドライヴの性能を最大限に発揮することができるダブルオーガンダムの真の姿。
なかなか壮観でありますが、ダブルオー側の肩ユニットの軸が重みに耐えられず、カッコよく開いた角度で保持できません。
同時に発売されたトランザムヴァージョンでは強化改良されているのですが・・・かなり残念。
全てのユニットを後方に展開するとかなりの迫力!!
サイドバインダーのハードポイントへのダブルオーGNシールド接続はNG。
■ GNソードII用エフェクトパーツ
刀身とクリアレッドのビームエフェクトパーツが付属しており、ビームサーベルを発生させた状態を再現できます。
■ ディスプレイスタンド
アタッチメントを取り替えることにより、左:オーライザー、右:ダブルオーライザー(MS)に対応します。
ただ、意外に可動範囲が狭く、さらにダブルオーを乗せる場合はしっかりと固定されるわけではないので取り回しは今ひとつに思います。
POSE
■ パーツ一覧
GNソードII用エフェクトパーツ×2組/ディスプレイスタンド一式
【評】
合体後は、ダブルオー側の可動構造により肩ユニットが前後に振れず、さらに、取り説で断っている通り「角度によってはオーライザー翼部分が保持しません」ので、アクションフィギュアとしては致命的。
サイドバインダー部の軽量化、また、ダブルオー側の肩ユニットも、前後軸を組み込み保持力を高めた対策品を用意するなど、ダブルオーライザーのダイナミックなアクションを再現するための工夫も必要だったのではないでしょうか。
しかし、可動パーツを用いて劇中の合体シークエンスを細やかに再現したことは見事で、作り手のこだわりを感じます。
オーライザー単体でもダブルオーライザーに合体後もスタイリングは上出来に思います。