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S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム レビュー
■ 発売元:バンダイ
■ 価格:2,940円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約14.0センチ(頭頂高)

■ 10年7月5日登録

胸に燦然と輝く歴代ライダーのカード!

その意表を突いたデザインが物議をかもした仮面ライダー ディケイドの最終形態、 S.H.フィギュアーツ ディケイド コンプリートフォームのレビューです。






ディケイドコンプリートフォームは、稀代のお宝・ケータッチの力により、ディケイドがファイナルカメンライドした最終形態。

色目が変わっているので一新されているように見えますが、頭部と胸プロテクター、そしてベルト周りが新規造形な他は、通常のディケイドのリペイント仕様。

ピンク、シルバーともに丁寧に塗装されており、品質は上々で、品質的にはかなり高く仕上がっていると思います。




ディメンションアイ(複眼)はピンクのクリア素材製で、ノーマル ディケイド同様、カードが突き立った内部構造も緻密に再現されています。

ディケイドで問題になった前面の分割線も入らない設計となりました。




インディアンポーカーとか、八つ●村とか、初登場当時はかなりの勢いで揶揄された上半身デザインですが、高精細で印刷されたシールが張り付けてあり、見事に再現されています。

喉下のディケイドの紋章もきれいにプリントされています。





ケータッチ(バックル)には歴代ライダーの紋章が浮かび上がる設定ですが、ルーペで覗かないと分からないレベルのプリントにより再現されています。




右サイドに移動した本来のバックルにもクリアパーツが使われています。 こちらは取り外しできません。




ケータッチは取り外し可能。
付属の指さし手を使えば、劇中シーンが再現できます。


■ OPTION HANDS <RIGHT>

拳骨(デフォ)/握り手(カード用)/握り手(ライドブッカー用)/平手/指さし手


■ OPTION HANDS <LEFT>

拳骨(デフォ)/握り手(カード用)/握り手(ライドブッカー用)/平手





ACTION

頭部は、胸と首がボールジョイント、首と顔の間がアレイ型のボールジョイントで接続されています。
良く動きますが、もうちょっとだけ上を向ければ完璧か。
肩と胸のプロテクターは一体感があり、かなり大きく、可動に干渉するように錯覚しますが、前回のディケイドとほとんど同じ構造で、よく動きます。



ギャラリー





















■ パーツ一覧


オプションハンド(デフォ拳骨含む ×9)/ライドブッカー(収納状態/ソードモード/ガンモード) 



【コメント】

総じて良く出来ています。

前回のディケイドで非難が多かった顔の分割線もなくなっているし、
特に頭と胸に貼り付いたライダーカード、そしてケータッチの画面の仕上がりは、まさしく出色モノ!

ただ、ここまで緻密なことができるのなら、再三再四言っているので繰り返すのも何ですが、ライドブッカーのマーキングにもぜひチャレンジして欲しかったです。

さて、横に並ぶべき最終形態ライダーのS.H.フィギュアーツは、現時点(平成22年7月)ではクウガ・アルティメットフォームが発売されているのみなので、電王ライナーフォーム、響鬼装甲は装着変身より流用しました。

彼らをフィギュアーツで揃えられるのは、何時になることなんでしょうかね?