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アクションワークス ヘルマン ブラスレイター レビュー

2009年 4月購入
■発売元:メガハウス
■価格:3,990円 (本体のみ税込)
■サイズ:全高約14センチ


バカは死ななきゃ治らねえっていうが、
一度死んだ後もバカのままってのは・・・情けねぇ・・。


メガハウス・アクションワークスの新作はアニメ・ブラスレイターに登場し、怒りと苦悩の運命を疾走した元XAT隊員・ヘルマン・ザルツァ の変身体・ヘルマンブラスレイターです。








■ FRONTE & REAR


天を突いて伸びた2本のツノがいかにも「赤鬼」なヘルマンブラスレイターの容姿が精悍に立体化されています。

先発のジョセフ、ゲルトとも小顔でスリムなプロポーションでしたが、このヘルマンはデザイン的な影響も手伝い、さらにコンパクトに仕上がっている印象。

象徴的なツノを含め、主要な部分はPVC材質で作られていますが、特有の歪みは、前の2体と比べてそれほど気にならない感じです。

カラーリングは、成型色の赤と黒が極力活かされており、アクセントのオレンジのノリもまあまあ良いと思われます。しかし、グレーの方は下地の赤がうっすらと浮いている印象でちょっと残念。

劇中ではボーっと光っていたオレンジの同心円状の模様にはスミ入れが施されています。



■ BUST UP


バイザー(?)は透明素材で作られており、取り外すことができます。



取ってみるとそうでもないのですが、
レンズ的な効果からか、かなり目が離れて見えるような・・。




オプションハンドは表情のある平手、握り手、拳骨の3種類。
他の二体同様、ディテールが細かく刻まれています。




■ 比較


前半、後半の主役と寝太郎。
ちょっと統一感に欠けるというか、ゲルトはデカいですね。



■ ハルバート


全長約23cmと、かなり長めなハルバートが付属。
刃は赤いクリアパーツ製となっており、ステンドグラス調でステキです。

持ち手のグリップはかなり緩く、ハルバート自体の重さもあって、片手で構えることは至難の技といわなければなりません。




グリップの中央部分を差し替えることにより
劇中で見せた鎖鎌状態を再現。



■ ディスプレイスタンド


マルコシアスの紋章が描かれたディスプレイスタンドが付属。
他のブラスレイター同様、踵の穴にピンを差し込んで固定します。
やはり、空中用の支柱が欲しいですね。






ACTION









肩関節がたいへん抜けやすく、ハルバートを使ったポージングにはかなりストレスを感じました。

逆にジョセフで顕著だった太腿軸の抜けやすさは改善されており(というか見事に外れないようになっており)、踏ん張るアクションやバイク等に乗せるには良くなっているのではないでしょうか。

可動域は、腕が、肩アーマーが干渉して今ひとつ動かしにくいです。
ボールジョイント接続ですが、軸を少し長くとって遊びを増やした方が良いように思われます。

保持力は、腰ジョイントが特に緩く、ちょっと収め難い感じがします。






POSE





「テメエだけは許せねえッ!!」 って誰彼かまわずいってたような・・・。











■ パーツ一覧


交換用手首(×3組)/ハルバート一式/ディスプレイスタンド



【評】

いろいろあってアレなんですが、ヘルマンのフィギュアという一点で、ブラスレイターファンの方、珍しモノ好きの方にはお勧めです。

ただ、ひとつだけ、顔だけはもうちょっとカッコよく作って欲しかったですかねぇ・・。


さて、これでブラスレイターシリーズは終わってしまうのでしょうか?

アマンダは さしかえパーツ※付きのfi●ma で出してもらうとして(笑)、やはり未練はトリプルシックス!!

座銀さまより可変トリプルシックス!!

トリプルシックスだけは、ぜひ何とかお願いしたいなあ。



※ 髪型









最終更新 05/14/09